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ミリング NC シーケンスについて
ミルタイプの NC シーケンスにアクセスするには、ミルまたはミル/ターンワークセルに位置する必要があります。以下の NC シーケンスのタイプが利用できます。
「フェース」(Face) - ワークピースの面削り。
「ボリューム荒削り」(Volume Rough) - 指定したボリュームから材料を除去する、2.5 軸のスライス単位ミリング。
「荒削り」(Roughing) - ミルウィンドウ境界内部の材料をすべて除去する高速ミリングシーケンス。
「プランジ荒削り」(Plunge Rough) - フラット底面工具を使用した、材料への一連の重複プランジによる深キャビティの 2.5 軸の荒削りミリング。
「中荒削り」(Re-rough) - 前の荒削りまたは中荒削りシーケンスでは届かなかった領域のみを加工します。
「ローカルミリング」(Local Milling) - ボリューム、プロファイル、通常サーフェスもしくはコンターサーフェスまたはほかのローカルミリング NC シーケンスの後で残った材料を (通常はさらに小さなツールで) 除去します。指定したコーナーの材料のクリーンアップにも使用できます。
「サーフェスミリング」(Surface Milling) - 水平または傾斜したサーフェスの 3 軸から 5 軸のミリング。切削の定義方法はいくつかあります。
「通常ミリング」(Conventional Milling) - 水平サーフェスの 3 軸から 5 軸のミリング。工具は定義されている角度でミリングサーフェス上を移動します。
「プロファイルミリング」(Profile Milling) - 垂直または傾斜したサーフェスの 3 軸から 5 軸のミリング。
「仕上げ」(Finishing) - 荒削りや中荒削りの後に、参照部品のディテールを加工します。
「コーナー仕上げ」(Corner Finishing) - 前のボールエンドミルで届かなかったコーナーとくぼみを自動的に加工する 3 軸のミリング。
「ポケット加工」(Pocketing) - 水平、垂直または傾斜したサーフェスの 2.5 軸ミリング。ポケットのウォールはプロファイル加工でミル加工し、底面サーフェスはボリュームミリングでミル加工します。
「スワーフミリング」(Swarf Milling) - 工具の側面でカットした水平または傾斜した一連のサーフェスの 5 軸ミリング。
「軌道」(Trajectory) - 指定した軌道に沿って工具が移動する 3 軸から 5 軸のミリング。
「カスタム軌道」(Custom Trajectory) - 工具の制御点の軌道を対話的に指定することで、3 軸から 5 軸の軌道ミリングのツールパスを定義します。
「彫刻」(Engraving) - 溝コスメティックフィーチャーまたはカーブに沿って工具が移動する、3 軸から 5 軸のミリング。
「ねじ切り」(Thread Milling) - 3 軸のヘリカルミリング。
「ドリリング」(Drilling) - ドリリング、ボーリング、タップ加工。
「自動ドリリング」(Auto Drilling) - 選択した座標系またはリトラクト面を使用して、選択した穴を自動ドリリングします。