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残存仕上げについて
残存加工のプロセスは、これまでのツールパスを実行した後で材料が残っているジョブの領域を見つけて修正するときに使用します。残存仕上げパスを使用して、以前の参照工具によって加工されていないジョブのコーナーから残りの材料を加工します。これらのコーナーの周囲で参照工具を実行することによってできたフィレットは、残存領域の境界に対してより小さなターゲット工具を使用することで再加工されます。どちらの工具もボールミルタイプでなければなりません。参照工具は、残存領域の切削に使用する工具よりも大きくなければなりません。
なだらかな領域では、フィレットはフィレットに沿ったパスによって加工されます。急勾配の領域では、パスはフィレットを横切ります。なだらかな領域では XY ピッチを、急勾配の領域ではステップダウンを制御できます。どのフィレットも半径は同じですが幅はさまざまなので、なだらかな領域での XY ピッチが一定にならないことがあります。したがって、フィレットが狭くなるに従ってパスの間隔は狭くなり、フィレットが広くなると間隔は広くなります。