面取りミリングについて
面取りミリングでは面取り状のサーフェスをミル加工します。1 本の面取りされたエッジ、(両端が開いた) 面取りされたエッジからなる 1 つのチェーン、または面取りされたエッジの 1 つの閉じたループを面取りミリングできます。たとえば、ポケットフィーチャーの上部がこれに相当します。面取り角度に相当する「点角度」(Point Angle) パラメータを持つ面取り、ドリル、皿穴タイプの工具を使用する必要があります。たとえば、45 度の面取りの場合、90 度の点角度を持つ工具を使用します。
加工には、「カット直径」(CUTTING_DIAMETER)、「最初の仕上げカット数」(NUMBER_FIRST_FINCUTS)、「最終の仕上げカット数」(NUMBER_LAST_FINCUTS)、「最初の仕上げカットオフセット」(FIRST_FINCUT_OFFSET)、「最終の仕上げカットオフセット」(LAST_FINCUT_OFFSET)、「コーナー仕上げタイプ」(CORNER_FINISH_TYPE)、「内部リトラクト高さ」(INTER_RET_HEIGHT)、「長さ比率」(PERCENT_LENGTH)、「サイドクリアランス」(SIDE_CLEARANCE)、「工具重複」(TOOL_OVERLAP) の各パラメータが使用されます。ここでは、「カット直径」(CUTTING_DIAMETER) によって、面取り上の基本接触点に従うテーパした工具上の点が定義されます。
これらのパラメータの詳細については、「ミリングパラメータ」および「2 軸軌道ミリング専用のミリングパラメータ」のトピックを参照してください。