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ファミリーテーブルの操作について
ファミリーテーブルは、サイズや詳細フィーチャーが少し異なっているがほぼ同じタイプの部品、アセンブリ、またはフィーチャーの集合です。ファミリーテーブルを使用して Creo Parametric の部品目録を作成することで、構成部品を標準化できます。同一ファミリーのインスタンスが相互に自動的に交換されるので、アセンブリの部品やサブアセンブリを容易に交換することもできます。
Creo NC でファミリーテーブルを使用して、製造モデルの寸法、フィーチャー、構成部品、パラメータ、グループ、パターンテーブルを変更し、次の手順に従って部品のファミリーを簡単に生成できます。
ジェネリック部品のツールパスを生成する
ファミリーテーブルを作成し、参照モデルとワークピースを交換する
製造インスタンスを開く
ツールパスを出力する
ファミリーテーブルに NC ステップを追加した場合、その子フィーチャーが自動的に管理されます。ステップが特定のインスタンスに含まれていない場合には子フィーチャーは抑制され、含まれている場合にはレジュームされます。
 
*注記 フィーチャーに必要な参照が生産ファミリーテーブルのインスタンスに存在しないか、参照が自動的にマップされない場合、そのフィーチャーは抑制されます。
ファミリーテーブルでは、すべての NC シーケンスとオペレーションフィーチャーに対して、フィーチャーレベルパラメータ PTC_MFG_PRM_CL_FILE および PTC_MFG_PRM_PARTNO を使用できます。これらのパラメータは、それぞれ製造パラメータ「NCL ファイル」(NCL_FILE) と「部品番号」(PARTNO) に対応しています。テーブルでこのいずれかのパラメータの値を変更すると、対応するパラメータも変更されます。CL ファイルの名前を変更するには、パラメータ PTC_MFG_PRM_CL_FILE を使用します。パラメータ PTC_MFG_PRM_PARTNO の値によって、NC シーケンスまたはオペレーションの CL データの PARTNO/<value> 文が決まります。
 
*注記 NC ステップに「説明」(DESCRIPTION) パラメータを追加することで、つまり注記を作成してファミリーテーブル内の注記 ID を更新することで、CL ファイル内のコメントを更新することもできます。