参照調査について
参照調査では、フィーチャーやモデル間の関係と依存を調べて、設計意図をより適切に管理できます。参照調査は、個々の部品やアセンブリを操作しているときに、
「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスで行えます。
「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスを開くには、
「ツール」(Tools) >
「参照ビューア」(Reference Viewer) の順にクリックします。
「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスでフィルタを使用して、必要な依存だけを表示するように
「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスの内容をカスタマイズできます。
「参照ビューア」(Reference Viewer) では以下の操作を行えます。
• 外部参照またはローカル参照があるモデル内のフィーチャーを調べる
• フィーチャーから参照エンティティまで一連の依存性を持つモデル内のフィーチャーを調べる
• いずれかの外部参照またはローカル参照が必要ない場合、フィーチャーをルート変更または再定義して依存を解除する
• 親子間の依存を調べることで再生の失敗を調査する
• 指定モデルに外部またはローカル参照を持つモデルと、そのリレーション参照についての情報を得る。リレーション参照タイプをフィルタとして使用すると、モデルおよびフィーチャー参照を調査して、リレーションによって作成されるローカル参照や外部参照を識別できます。
• リレーションとパラメータによって生成された参照を識別する
• 循環参照がないか調べる
• さまざまなモデル、構成部品、フィーチャー間の関係を有効かつ柔軟に把握する
• 指定したモデルとその依存モデルまたはデータ共有フィーチャーとその依存モデルとの間の依存を解除する
関係がツリー形式で表示され、矢印の形をしたグラフ結合ハンドルによって複数の依存がわかりやすい形式で表示されます。グラフ領域には同時に複数の親子関係を表示できるため、アセンブリ構造全体およびすべてのモデル間のすべての依存関係を把握できます。
以下のタイプの参照 (依存) を調査できます。
• 通常参照
• 配置参照
• システム参照
• リレーション参照
• 構成部品参照
| • 「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスが開いているときにアセンブリを修正することはできません。 • 「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスを閉じ (「ファイル」(File) > 「閉じる」(Close) を使用) てから同じセッション内で再び開くと、以前の参照情報は残っているため、アセンブリに対する変更だけを更新する必要があります。 • 「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスを開いているときに、Creo Parametric メニューからコマンドを選択すると、「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスは自動的に閉じます。ただし、モデルツリーでフィーチャーを右クリックし、ショートカットメニューの「情報」(Info) をクリックすることで、「参照ビューア」(Reference Viewer) ダイアログボックスを開いたままの状態で、フィーチャーやモデルの情報を確認できます。 |