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メニューマネージャのカスタマイズについて
システム管理者は、コンフィギュレーションファイル menu_def.pro を使用して、ワークグループの用途に合わせてメニューマネージャをカスタマイズすることができます。たとえば、メニューマネージャにオプションを追加したり、特定のオプションを使えなくしたり、メニューのデフォルトオプションを設定したりできます。menu_def.pro ファイルは管理者がシステムのデフォルトディレクトリ <loadpoint>/text に保存して、初期化時 (起動時) にワークグループのメンバー全員に同じメニューマネージャのコンフィギュレーションファイルがロードされるようにします。
ローカル Creo Parametric セッションのメニューマネージャは各メンバーが同じ方法でカスタマイズでき、menu_def.pro ファイルを作成して各自のワーキングディレクトリに保存しておきます。ローカル設定はローカルセッションでのみ有効で、ユーザーのワークグループのほかのセッションには影響しません。起動時にはすべての /menu_def.pro ファイルがサーチされます。別のコンフィギュレーションファイルと同じように、システムデフォルトディレクトリ <loadpoint>/text、ホームディレクトリ、カレントワーキングディレクトリの 3 つのディレクトリ内を同じ順序でサーチします。その後、menu_def.pro ファイルで見つかった設定に従ってメニューマネージャをカスタマイズします。ロードポイント menu_def.pro ファイルの設定が、ホームディレクトリとワーキングディレクトリの類似する設定よりも優先されます。たとえば、ロードポイントディレクトリ menu_def.pro ファイルで、「部品」(PART) メニューのデフォルト選択が「フィーチャー」(Feature) に設定されている場合は、ローカルの menu_def.pro「部品」(PART) メニューのデフォルト選択が「設定」(Set Up) に設定されていても、「フィーチャー」(Feature) がデフォルト選択に設定されます。
メニューアイテムを作成してメニューマネージャに配置し、既存コマンドのシーケンスやユーザー定義のマップキー (マクロ) を作成できます。メニューオプションは覚えやすく使いやすいので、メニューオプションを追加すると、キーボードマクロや他の既存コマンドが視覚的に使いやすくなります。メニューアイテムを設定して、ほかのコマンドや外部のソフトウェアアプリケーションにアクセスすることもできます。
 
*注記 メニューバーのメニューまたはツールバーにオプションを追加する場合は、「ツール」(Tools) > 「カスタマイズ」(Customize) の順にクリックし、「カスタマイズ」(Customize) ダイアログボックスを使用します。
メニューマネージャのメニューオプションは、該当のメニューを開いたときのデフォルト選択として設定できます。たとえば、「フィーチャークラス」(FEAT CLASS) メニューのデフォルトメニューオプションは「ソリッド」(Solid) であり、「部品」(PART) > 「フィーチャー」(Feature) > 「作成」(Create) の順にクリックしたときに自動的に選択されます。