ユーザー定義の ECAD 領域について
ユーザー定義の ECAD 領域では、会社固有の名前と色で領域を作成できます。ユーザー定義の ECAD 領域は ECAD アセンブリ内の基板にのみ作成できます。
領域の名前と色は次のいずれかの方法によって設定できます。
• *.csv ファイルを使用 - コンフィギュレーションオプション ecad_usrdef_area_type_file_path を使用して *.csv ファイルへのパスを設定します。
• 手動 - 領域を作成するときにボックスに名前を入力します。デフォルトの色を変更するには、
をクリックして色を選択します。
*.csv ファイルによって設定される領域の線とキルトの色はシステムカラーでなければなりません。その名前が *.dmt 外観ファイルに存在する必要があります。global_appearance_file を使用してカスタム *.dmt 外観ファイルへのパスを設定した場合、カスタム色を使用できます。*.csv ファイルによって色が設定されていない場合、ユーザー定義領域のデフォルト色が使用されます。「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「システム外観」(System Appearance) ページの「ジオメトリ」(Geometry) セクションでデフォルト色を変更できます。リボンから色を設定した場合、*.csv ファイルによって設定されている色がオーバーライドされます。コラボレーションモードでは、設定されているすべての色がコラボレーションカラーによってオーバーライドされます。コラボレーションモードを終了すると、その領域に設定されている色に戻ります。
ユーザー定義の ECAD 領域は、すべての ECAD 領域と同様に、IDX ファイルからインポートされます。これらは EDA および IDX ファイルを使用してベースラインファイルと増分ファイルの両方にエクスポートされます。
| 注記 ユーザー定義の領域は、少量のデータのインポートおよびコラボレーションに使用してください。これらの領域を使用して大量のデータのインポートまたはコラボレーションを行うと、大規模なフィーチャーリストが作成されるため、再生とモデルのパフォーマンスが低下します。アプリケーションがコラボレーションなどのさまざまなユーザー操作で応答しなくなる可能性があります。 |
モデルツリーでユーザー定義領域は
によって識別されます。領域名を表示するには、ECAD パラメータ PTC_ECAD_USER_DEFINED_AREA_TYPE のモデルツリー列を追加します。