ECAD アセンブリまたはサブアセンブリでは、1 つの基板を個別の部品として作成および編集できます。剛体領域と非剛体領域の両方を含む剛体フレキシブル基板と呼ばれる基板や、剛体領域のみを含む基板を作成できます。基板を作成したら、基板サーフェスの上部または下部を基準にして、メカニカルおよび電気構成部品をアセンブリできます。

剛体領域のみの基板は MCAD 内でモデル化し、ECAD 側のコラボレーションプロセスが開始されたら、ベース EDMD ファイルとしてインポートできます。剛体領域と非剛体領域を含む基板は、常に MCAD 内でモデル化されます。これらの基板にはフラットステートに対する固定ジオメトリ参照が必要です。

基板を作成すると、アセンブリ座標系に重複する基板座標系が自動的に作成されます。アセンブリ座標系が存在しない場合、基板座標系は、絶対方向および一致するアセンブリ座標系を持つ絶対座標 0.0.0 に作成されます。モデル特性、パラメータ、その他の頻繁に使用する設定を含む基板部品用のテンプレートを使用することをお勧めします。

最初の基板セグメントは、基板の固定ジオメトリ参照として定義されます。最初の基板セグメントを作成すると、基板データムが自動的に作成され、グループ内に配置されます。これらのデフォルトデータムは、ECAD-MCAD コラボレーションのために、ECAD アセンブリまたはサブアセンブリをベース EDMD (*.idx) ファイル (またはベース ECAD EDA (*.eda) ファイル) としてエクスポートするときに使用されます。