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リピート領域とは
Creo Parametric ダイナミックレポートテーブルは、リピート領域と呼ばれる "スマート" テーブルセルの原理に基づいています。リピート領域は、ユーザーが指定したテーブルのセクションであり、関連モデルが現在所有するデータが収まるように拡大/縮小します。
リピート領域内の情報は、領域内の各セルにテキストとして入力された、テキストベースのレポートシンボルによって決まります。たとえば、20 の部品から成るアセンブリ図面があり、リピート領域内のセルに asm.mbr.name と入力した場合、テーブルの更新時にテーブルが拡張し、部品名ごとに 1 つのセルが追加されます。
部品表のパラメータを表示するテーブルの非常に簡単な例を次に示します。上の行では、標準テキストが標準テーブルセルに入力されています。下の行では、リピート領域に指定されたセルの行に、レポートシンボルがテキストとして入力されています。
インデックス
部品名
数量
rpt.index
asm.mbr.name
rpt.qty
更新されたレポートテーブルは次のようになります。
インデックス
部品名
数量
1
COVER_FRONT
1
2
SHAFT
1
3
BUSHING
2
4
BEARING
4
5
COVER_BACK
1
レポートテーブルには、図面、ダイヤグラム、レポートファイルなど、対応するあらゆるファイルタイプで入力できます。どのファイルタイプでも機能は変わりません。