図面ビューレイヤーの表示ステータスの個別変更について
詳細オプション ignore_model_layer_status を yes に設定してモデルのレイヤーステータスを無視するように図面を設定した後でのみ、図面でレイヤーの表示ステータスを変更できます。
図面ビューのレイヤーステータスは、常に主図面のレイヤーステータスから独立しています。ビューのレイヤーに対する変更は、主図面のレイヤーに反映されません。
図面ビューのレイヤーステータスを図面のレイヤーステータスに依存させるには、レイヤーツリーの上にある「アクティブレイヤーオブジェクトを選択」(Active Layer Object Selection) リストから必要なビューを選択し、「レイヤー」(Layer) > 「図面依存」(Drawing Dependent) の順にクリックします。
ビューのレイヤーステータスを図面のレイヤーに依存させる場合、その操作は一時的なもので、変更はグラフィックウィンドウにのみ表示されます。たとえば、図面ビューのレイヤー上に注記があり、このレイヤーを非表示にした場合、このレイヤーはビューレベルで非表示になり、グラフィックウィンドウから注記が消去されます。「図面依存」(Drawing Dependent) コマンドを使用してビューのレイヤーを主図面のレイヤーに依存させると、注記が再び表示されます。
ビューのレイヤーで「図面依存」(Drawing Dependent) コマンドを使用すると、「アクティブレイヤーオブジェクトを選択」(Active Layer Object Selection) リストで選択したオブジェクトが、選択したビューのレイヤーから主図面またはモデルに自動的に戻ります。レイヤーツリーの上にある「アクティブレイヤーオブジェクトを選択」(Active Layer Object Selection) リストから選択することで、独立ビューに再び切り替えることができます。
レイヤーツリーの上にある「レイヤー」(Layer) をクリックし、「ステータスのコピー元」(Copy Status From) > 「図面」(Drawing) の順にクリックすることで、ビューのレイヤーを図面のレイヤーに恒久的に依存させることができます。または、レイヤーツリーでレイヤーを選択して右クリックし、「ステータスのコピー元」(Copy Status From) > 「図面」(Drawing) の順にクリックします。ただし、この操作を行った後で、ビューのレイヤーステータスをリセットすることはできません。