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位置コールアウトについて
位置コールアウトを作成すると、図面フォーマットの位置グリッドが定義できます。フォーマットの既存の線または等間隔の増分を使って、位置グリッドを定義します。パラメトリック注記でビューのシートと図面の位置を示し、この位置グリッドを使用して図面ビューを配置します。
.パラメトリック位置コールアウトにより、高度な注記を図面に追加し、詳細またはセクションビューの位置を示すことができます。このため、時間を節約し、注記を最新状態に保つことが可能になります。
位置コールアウトは標準構文を使用して作成します。
ビュー位置 - &pos_loc:view:<view name>
ビューのシート - &sheet:view:<view name>
親ビューの注記位置 - &pos_loc:parent_note:<view name>
注記のシート位置 - &sheet:parent_note:<view name>
たとえば、詳細 A が位置コールアウトグリッドとシート 2 の A3 に位置しているとき、以下のように注記を入力します。
See Detail A at &pos_loc:view:detail_a on sheet &sheet:view:detail_a
注記のテキストは以下のように表示されます。
詳細 A は、シート 2 の A3 を参照してください
位置コールアウトの構文はカスタマイズ可能なので、それぞれの社内基準に基づいてテキストを追加できます。「詳細」(Detail) オプション pos_loc_format を使用して、コールアウト中の pos_loc の構文とシートパラメータを指定できます。pos_loc_format のデフォルトは %s%x%y であり、2D4 と表示されます。
pos_loc_format に %r を追加すると、同じアイテムの構文文字列がいろいろな位置に繰り返し表示されます。これはシンボルやコネクタのようなアイテムに適用されますが、ビューは一意の名前を持つため、ビューには適用されません。構文は%s%x%y,%r となります。%r は副文字列を最初の特殊文字から最後まで繰り返します。
&pos_loc
動作 :
ビューが図面に移動されると、再生時に位置注記が更新されます。ビューが消去またはグリッドの外側に移動されると、位置コールアウトの値は *** に変わります。ビューが回復されたとき、またはグリッド上に戻されたとき、コールアウトは更新されます。ビューが削除されると、位置コールアウトはパラメトリックではなくなり、値が *** に変わります。
&sheet
動作 :
ビューを異なるシートに切り替えると、位置コールアウトは自動的に新規シート番号を更新します。ビューが消去されると、位置コールアウトの値は *** に変わります。ビューが回復するとコールアウトが更新されます。ビューがグリッドの外側に移動されても、値は正しいシート番号のままです。ビューが削除されると、位置コールアウトはパラメトリックではなくなり、値が *** に変わります。
基準として設定する位置グリッドのコーナーを指定します。グリッドの基準は黄色の X で示されます。デフォルトのグリッド基準は位置グリッドの右下隅です。