図面表示について
複数モードの大きなアセンブリ図面や複雑なモデルの図面を使った作業では、図面表示を使用してパフォーマンスを向上できます。図面表示機能はアドバンスアセンブリでのみ使用できます。
図面表示は、カレント図面の表示構成を指定する一連のコマンドです。図面表示を使用して、システムが検索、表示する図面のモデルとビューを制御できます。たとえば、現在の作業に不要な全モデルとビューを一時的に除去できます。
図面表示機能を使用して、次の操作を実行できます。
• 図面の読み込み時間を短縮するとともに、ビュー再生や再ペイントなどの表示計算も短縮することで図面パフォーマンスを改善します。
• 図面の表示を構成して、現在の作業に必要な情報を使用し、不要な情報をメモリから排除します。
• 作業していないビューの表示をオフにして、不要な表示情報の計算、特に図面呼び出しの際のセッションへのモデル呼び出しなどを行わないようにします。
• 特定の図面シート、ズーム位置、もしくはビューセンターに、図面をロードします。たとえば、ある図面の指定したシートだけを呼び出すことができます。これにより、全シートにロードした上で、すべてのビューをそれぞれシートに表示させる必要はなくなります。