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フィルタの追加について
「フィルタタイプ」(FILTER TYPE) メニューの「規則使用」(By Rule) コマンドを使用して、指定のパターンと一致する複数のアイテムを除去できます。次の形式のフィルタを使用して、表示する情報をさらに詳しく指定できます。
<シンボル> - リピート領域で有効な任意のパラメータ
<比較演算子> - 演算子 <、>、<=、=>、==、!= のいずれか
<リテラル値> - 任意の整数、浮動小数点数、または文字列の値
フィルタは、いずれかのフィルタパラメータを使用しているレコードで、フィルタが定義した拘束に適合しない値のレコードをリピート領域から除外します。フィルタに影響されるパラメータだけでなく、レコード全体がテーブルで省略されます。たとえば、フィルタ &asm.mbr.type==part をリピート領域に追加すると、部品以外のオブジェクトの全レコードがレポートから省略されます。
 
*注記 双方向リピート領域でフィルタ処理を行うと、レコード全体ではなく特定のセルのみが削除されます。
&asm.mbr.material!=steel などのフィルタは、"steel" の (ユーザー定義された) 材料パラメータ値を持つアセンブリメンバーの全レコードをレポートから除外します。
&asm.mbr.name==part_a,part_b,part_j など、複数の値に有効なフィルタを入力することもできます。この例では、"part_a.prt"、"part_b.prt"、および"part_j.prt" 以外のアセンブリメンバーの全レコードをレポートから除外します。フィルタを定義する行には、80 文字まで入力できます。&asm.mbr.name==part_a,part_b,part_j のように複数の値の指定が可能なフィルタを作成する場合、使用可能な演算子は "==" と "!=" だけです。
リピート領域で "==" や "!=" など演算子のあるフィルタを使用する際は、以下の点に注意してください。
演算子 "==" を持つフィルタをリピート領域において複数の行に追加した場合、すべての入力は非表示にされ、テーブルは空のように表示されます。
複数の値を持つ演算子 "==" では、各値は "または" でつながります。たとえば、フィルタ &asm.mbr.name==part_1,part_2,part_3 を使用すると、リピート領域では名前 "part_1"、"part_2" または "part_3" を持つ部品を除くすべてのオブジェクトが除外されます。
複数の値を持つ演算子 "!=" では、各値は "および" でつながります。たとえば、フィルタ &asm.mbr.name!=part_a,part_b,part_c を使用すると、リピート領域では名前 "part_a"、"part_b" および "part_c" を持つ部品が除外されます。
「フィルタ領域」(FILTER REG) サブメニューのコマンドを使用して、リピート領域に関連するフィルタ文を追加、編集、または解除します。
「フィルタ」(Filters) コマンドは、フレキシブル構成部品、ファミリーテーブルジェネリック部品、バルクアイテム、含まれるアイテムや、リピート領域内の標準構成部品を表すレコードに使用できます。