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設計調査について
設計調査拡張機能のセッションは、一時的に使用される試行錯誤環境です。これを使用することによって、設計への変更をコミットすることなく検証できます。設計調査セッションは、特定のモデルごとではなく、Creo Parametric セッション全体に対応するものです。元の Creo Parametric モデルに変更を適用するには、アクティブなチェックポイントでの変更を承認してから設計調査セッションを終了する必要があります。
設計調査セッションで作業している場合、Windchill からオブジェクトをダウンロードしたり、オブジェクトを開いたり、Windchill からチェックアウトしたりできます。
設計調査セッションでは、さまざまなタスクを行うことができます。
設定や外観などを変更することなく設計の修正のみを取り込む。
設計への変更をコミットすることなく行う。
設計の以前の時点に戻る。
セッション中、ネイティブの設計環境で作業する (必ずしも特定の 1 つのモデルのみではなく)。
異なる設計の方向に分岐する。
設計調査セッションでは、設計プロセスにおける状態を表す一連のチェックポイントを作成します。各チェックポイントには、前のチェックポイント以降に行われた設計の修正がすべて取り込まれます。チェックポイントには、モデルをそのチェックポイントにおける状態に回復するために必要なすべてのデータが含まれています。チェックポイントを選択してそれに切り替えると、セッション中のすべてのモデルが、選択したチェックポイントまでに保存したバージョンのモデルに置き換わります。チェックポイントは明示的に作成され、チェックポイントの作成を開始する特定のイベントが発生すると、システムによって自動的に作成されます。
設計調査セッションを完了するとき、以下のいずれかの処理を行うことができます。
アクティブなチェックポイントの変更をすべて承認してセッションを終了します。
変更を却下して、空のセッションまたはセッションを開始する前の元の修正前のモデルに戻ります。
設計調査セッションを後で再び使用できるよう保存します。