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インポートしたファセットジオメトリをデータム作成に使用することについて
平面や軸などのデータムフィーチャーを作成するときに、ファセットデータの面、エッジ、および頂点を参照できます。ファセットジオメトリまたはファセットジオメトリと正確なジオメトリの組み合わせを、データムフィーチャーの作成の参照として使用できます。
ファセットジオメトリを参照するデータムフィーチャーを以下のように作成します。
データム平面 - ファセット頂点、ファセットエッジ、およびファセット面
標準データム点 - ファセット頂点のみ
フィールドデータム点 - ファセット面のみ
データム軸 - ファセット面、ファセットエッジ、および頂点
ファセット参照には、垂直、平行、貫通、オフセット、および角度の拘束条件を使用できます。角度またはオフセットの拘束条件を使用する場合は、初期オフセット値のみの設定、または初期角度のみの指定ができます。データムフィーチャーの作成後は、角度やオフセット値を修正または変更できません。これは、参照データは初期作成位置で内部的にフリーズされて、角度パラメータやオフセットパラメータは実際に作成されないためです。
ファセットデータとファセットデータを参照して作成したデータムフィーチャー間は、関連付けされません。データムフィーチャーは、ファセットジオメトリ参照から独立しているため、ファセットデータが部品から削除、抑制、または再定義されても、失敗しません。
ファセットジオメトリへの参照は、フィーチャーに格納、または保持されません。ファセットジオメトリに作成された参照は、内部的にフリーズされた変化しない参照を作成します。ファセット参照は再定義できますが、ルート変更できません。再定義中、すべてのファセット参照は、必要に応じて除去および置換が可能なフリーズされた参照として表示されます。正確なジオメトリ参照とファセットジオメトリ参照の組み合わせでは、正確なジオメトリ参照は編集できますが、ファセットジオメトリ参照は編集できません。データムフィーチャーの定義を編集しているときに、ファセット参照を削除して、新しいファセット参照を選択できます。