非 Creo モデルのファイル名について
Creo で開いた非 Creo モデルにはネイティブ名とファイル拡張子が表示されます。元の固有の長いファイル名のままで、PTC によって生成された CAD アイコンが表示されます。ファイル名やファイルパスには特殊文字やマルチバイト文字が含まれることがあります。ファイル名にマルチバイト文字が含まれている場合、Creo ではサポートされているロケールの基本エンコーディングでのみ文字が表示されます。
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注記 ファイル名またはモデル名内の、小文字から大文字または大文字から小文字に切り替わる際の動作が一定でないマルチバイト文字は無効であり、ファイル名とモデル名に含めることはできません。 Creo で文字の大小が切り替わる際の動作が一定でない文字がファイル名やモデル名に含まれている場合、エラーメッセージが表示されます。
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ファイル名には最大 80 文字まで使用でき、ファイルパスには最大 260 文字まで使用できます。ファイルパスの文字バイト数に関係なく、Creo はディスク上のファイルシステムで 260 文字のファイルパスをサポートしています。
「ファイルを開く」(File Open) ダイアログボックス、モデルツリー、「参照ビューア」(Reference Viewer) には、非 Creo モデルが元の名前、ファイル拡張子、ジェネリック CAD アイコンで表示されます。「ファイル」(File) > 「名前を付けて保存」(Save As) > 「コピーを保存」(Save a Copy) コマンドを使用して Creo の .prt および .asm ファイルとして保存された非 Creo モデルのファイル名には、特殊文字やマルチバイト文字が含まれていることがあります。図面の BOM テーブルにも特殊文字やマルチバイト文字を含む元のモデル名が表示されます。SolidWorks のようにコンフィギュレーションを持つ非 Creo モデルの場合、モデルツリーノードにモデル名とともにコンフィギュレーション名が表示されます。
Creo では非 Creo モデルのファイル名とファイルパスに次の特殊文字がサポートされています。
• アンパサンド - &
• アポストロフィ - '
• 単価記号 - @
• 円記号 - \
• 括弧 - ()、{}、[]
• キャレット - ^
• コンマ
• ドル記号 - $
• 等号 - =
• 感嘆符 - !
• ハイフン
• パーセント - %
• ピリオド
• プラス - +
• セミコロン - ;
• スペース
• チルダの下の単一引用符 - `
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注記 非 Creo モデルのファイル名に山形括弧 (例: part <>.SLDPRT) を使用することはできません。
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スペースやダッシュを含むファイル名が付いたモデルを開くことはできますが、モデル名の先頭がスペースであってはなりません。