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コンフィギュレーション可能製品について
コンフィギュレーション可能製品を使用して、同じジェネリック設計に基づいて、コンフィギュレーションが異なる製品ファミリーを作成できます。コンフィギュレーション可能製品はアセンブリの一種であり、すべてのモデルで共有される標準構成部品と、各モデルに固有の構成部品が含まれています。アセンブリと同様に、コンフィギュレーション可能製品でも、アセンブリの 1 つ目の構成部品としてスケルトンモデルが含まれることがあります。スケルトンモデルには、アセンブリ内の構造、位置、運動を定義するパブリッシュジオメトリフィーチャーが含まれています。
モデルツリーで、コンフィギュレーション可能製品には が表示されます。コンフィギュレーション可能モジュールには、モジュールバリエーションと呼ばれる複数の構成部品バリエーションが含まれています。モデルツリーで、コンフィギュレーション可能モジュールには が表示されます。
コンフィギュレーション可能製品の作成
アセンブリのサブタイプとしてコンフィギュレーション可能製品を新規作成することも、既存のアセンブリをコンフィギュレーション可能製品として保存することもできます。コンフィギュレーション可能製品は、トップレベルアセンブリにすることも、コンフィギュレーション可能製品またはモジュールのコンテキスト内のサブアセンブリにすることもできます。
オプションと選択肢の割り当て
コンフィギュレーション可能製品を作成した後で、コンフィギュレーション可能製品内の別のコンフィギュレーション可能モジュール、モジュールバリエーション、標準構成部品にオプションと選択肢を割り当てることができます。「バリエーションビルダ」(Variant Builder) ダイアログボックスでは、オプションのリストとリスト内の選択肢の選択状況に基づいて、いくつかのモジュールから、特定の基準を満たす構成部品が選択されます。
設計バリエーションの作成
コンフィギュレーション可能製品を使用することで、一般的な製品構造を維持しながら、複数の設計バリエーションを作成できます。各設計バリエーションは独立したアセンブリです。このため、プロセス終了時には、バリエーションごとに異なるアセンブリができます。「バリエーションビルダ」(Variant Builder) ダイアログボックスで、製品のバリエーション仕様の作成と保存、可能な製品バリエーションのプレビュー、新規バリエーションアセンブリの生成を行えます。バリエーション仕様によって、バリエーション内の構成部品の選択肢が定義されます。アセンブリにバリエーション仕様を新規作成することも、ローカルまたは Windchill に保存されている既存のバリエーション仕様を再使用することもできます。