オンデマンド簡略表示について
アセンブリ構成部品が簡略表示から除外されているか、グラフィックステートで表示されている場合、その構成部品を再定義、ルート変更、または繰り返すことはできません。構成部品を編集可能にするには、簡略表示を再定義するか、別の簡略表示をアクティブ化する必要があります。オンデマンド簡略表示によって、簡略表示に完全に取り込まれていない構成部品を読み込むかどうかと読み込むタイミングを指定できます。
動的なオンデマンド簡略表示によってパフォーマンスが向上します。これにより、処理するモデルデータの量が最小限になります。必要に応じて、設計コンテンツを追加できます。
オンデマンド設定は次の方法で制御します。
• 構成部品のマスター表示またはジオメトリ表示を編集不可能な状態で読み込みます。
• 動的なオンデマンド簡略表示が更新される条件を定義します。
• 動的な更新を有効または無効にします。
同じモデルの複数の表示を読み込む場合、上位レベルの表示だけがメモリに保存されます。この単一モデルを使用して、表示のすべての定義済みオカーランスが表現されます。
修正されたオンデマンド簡略表示は、自動的に除去されたりメモリから消去されることはありません。どの表示にも使用されていない構成部品を消去するには、「ファイル」(File) > 「セッションを管理」(Manage Session) > 「非表示消去」(Erase Not Displayed) の順にクリックします。最低限必要なレベルの表示に差し戻すには、「ファイル」(File) > 「セッションを管理」(Manage Session) > 「使用されていないモデル表示を消去」(Erase Unused Model Reps) の順にクリックします。
グラフィック表示で構成部品の値を変更しても、モデルが再生されるまでその変更は有効になりません。変更が失われるのを防ぐため、読み込んだ構成部品をメモリから除去する前に、アセンブリを再生成します。