不具合の情報ページ
不具合は、ソフトウェアビルドなど特定のソフトウェアコンポーネントに関連付けられた問題を表します。
不具合の情報ページは、不具合オブジェクトに関連する情報の集積場所です。不具合オブジェクトの情報ページには、「情報」アイコン をクリックしてアクセスします。
この情報ページから、不具合に対して操作を実行したり、オブジェクトの属性や関連情報を表示したりできます。
情報ページの使用方法については、「情報ページについて」および「情報ページのタブのカスタマイズ」を参照してください。
操作
情報ページを開くと、オブジェクト ID バーのすぐ下のメニューに関連する操作がリスト表示されます。
Windchill で使用できる一般的な操作については、一般的な操作の一覧を参照してください。これらの操作を実行できるかどうかは、不具合オブジェクトのステータスおよび不具合オブジェクトに対するアクセス許可によって異なります。ステータスインジケータの詳細については、オブジェクトステータスを参照してください。
不具合のライフサイクル状態を設定するには、「状態を設定」操作を使用します。
詳細については、不具合のライフサイクル状態の設定を参照してください。
タブ
不具合の情報ページには、次の表に示すタブが表示されます。最も有意義な情報が表示されるよう、各オブジェクトの情報ページのタブをカスタマイズできます。
詳細については、情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。
* 
管理者によって情報ページのタブが修正されている可能性があります。
「詳細」タブには、不具合の属性と関連テーブルが表示されます。
Windchill で使用できる一般的な属性については、オブジェクトの属性を参照してください。不具合と問題レポートに共通の属性については、問題レポートの情報ページを参照してください。
不具合の場合、「その他」領域の関連する属性は次のとおりです。
属性
説明
リモート ID
サードパーティの不具合トラッキングシステムによってリモート不具合に割り当てられているラベル。
プロジェクト
不具合が所属する親プロジェクト。
コンポーネント
不具合が関連する 1 つ以上のプロジェクトコンポーネント。
スケジュール作成
不具合の修正を取得するために割り当てられる優先度。
優先度
ほかの不具合と相対的な不具合の重大度。
影響を受けるバージョン
不具合の影響を受けるプロジェクトコンポーネントのバージョン。
ハイパーリンク
リモート不具合へのハイパーリンク。
* 
リモート不具合にリンクされている不具合の情報ページでなんらかの操作を実行すると、リモート不具合が存在する不具合トラッキングシステムに、不具合の属性が自動的に照会されます。Windchill 内の不具合にマッピングされた属性が、リモート不具合の属性と比較されます。相違がある場合は、Windchill 内の不具合情報を、リモート不具合の属性と一致するように更新する必要があるかどうかを確認するメッセージが表示されます。
リモート DTS の不具合属性を使用して Windchill にローカルの不具合を作成するときに、属性に対する変更は、事前に定義した間隔で不具合の情報ページおよび「不具合を編集」機能の属性に、自動的に維持されます。
タスク実施者
不具合が現在割り当てられている人。
オペレーティングシステム
不具合を再現可能なオペレーティングシステム。
プラットフォーム
不具合を再現可能なプラットフォーム。
環境
不具合を再現可能なハードウェア環境またはソフトウェア環境についての説明。
解決されたバージョン
不具合が修正された、または修正されるプロジェクトのバージョン。
見積り
不具合の作成時に見積もられた、不具合の修正に要する総時間。
Type
新しい不具合の Integrity Defects の "問題タイプ"。
期日
この不具合を完了させるようスケジュールされている日付。
不具合の情報ページにあるその他の属性とタブについては、以下の表で説明します。
タブ
説明
詳細
「詳細」タブには、不具合オブジェクトの属性に加えて、以下のテーブルが表示されることがあります。
添付資料
アノテーション
変更適用オブジェクト
変更リクエスト
プロセス
不具合オブジェクトに関連するプロセスに関する情報が以下のテーブルに表示されます。
「チーム」- チームのメンバーが表示されます。
「変更プロセス用タスク」- 不具合オブジェクトおよび関連変更に関連するタスクが表示されます。
「ディスカッション」- 不具合オブジェクトおよび関連変更に関連するディスカッションが表示されます。
「ルーティング/プロセス履歴」— ルーティング履歴、割当履歴、およびルーティングステータスが表示されます。
履歴
不具合オブジェクトの履歴に関する情報が以下のテーブルに表示されます。
タイムライン履歴
成熟度の履歴
「リビジョン履歴」— プリファレンスによって制御されます。デフォルトは No です。
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