ディレクトリサーバーで維持されるユーザー定義グループでの作業
Windchill ソリューションでサーチ可能なディレクトリサーバーのノードで作成されるグループは、ノードがサーチされるときに自動的に Windchill データベースに追加されます。それぞれの Windchill ユーザー定義グループオブジェクトの名前は、LDAP グループエントリ識別名の cn 属性に由来しています (例外は、JNDI アダプタで実行されたマッピングで別の属性が指定された場合)。そのため、Windchill で使用可能なインタフェースを使用しなくても、ディレクトリサービスから使用できる編集ツールでグループを作成できます。
ユーザー定義グループへのメンバーの追加と除去も、ディレクトリサービスから利用可能な編集ツールで実行できます。ディレクトリサービスのグループメンバーシップを更新した後、
ユーザー定義グループとのチームの同期で説明されているように、更新後のグループに合わせてチームメンバーシップを同期できます。
Windchill へのアクセスが制限されていると、ディレクトリサーバーグループと既存の Windchill グループの関連付けが維持されている間に、ディレクトリサービスから利用可能な編集ツールでグループ名を編集することができます。ただし、Windchill データベース内のグループ名はディレクトリサーバーに保存されている名前と一致させるため、ユーザーがデータベースとディレクトリサーバーの両方に対して書き込みアクセス許可を持っていないかぎり変更できません。「参加者管理」以外からグループ名の変更は行わないでください。
以下の手順を実行して、既存の Windchill グループとディレクトリサーバーで名前が変更されたユーザー定義グループの LDAP エントリ間の接続を再構築します。
1. ユーザー定義グループの名前を変更する前に Windchill へのアクセスを制限します。
|
アクセスを制限しない状態で誰かがサーチを実行し、名前が変更されたグループを見つけるか、そのグループのメンバーであるユーザーの情報を更新すると、そのグループで、新規の Windchill グループオブジェクトが自動的に作成されます。新規の Windchill グループが LDAP エントリに関連付けられると、名前が変更されたグループを別の Windchill グループに再度接続することはできません。
|
2. ディレクトリサーバーから利用可能な編集ツールでユーザー定義グループの名前を変更します。
3. メインの「参加者管理」テーブルで、「切断された参加者をサーチ」および「切断された参加者を再接続」を選択します。
これらのアクティビティを実行する方法に関する具体的な説明については、「参加者管理」ユーティリティ内からヘルプにアクセスしてください。