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Windchill クライアントアーキテクチャの操作フレームワーク
Windchill クライアントアーキテクチャの操作フレームワークは、新しい操作および操作モデルの設定機能をサポートしています。
このセクションでは、Windchill クライアントアーキテクチャの操作フレームワークについて説明します。ここでは、操作の表示を制御する方法については説明しません。表示の制御方法の詳細については、「関連ドキュメント」セクションを参照してください。
予測される結果と目標
このセクションを読み終ると、操作フレームワークの仕組みと、操作フレームワークへの操作および操作モデルの登録方法を習得できます。また、開発時に役立つツールやデバッグ設定についての知識も得られます。
これらのトピックでは以下を習得することを目標としています。
ユーザーインタフェースに表示する新しい操作を追加します。
新しい操作モデルをシステムに追加します。
操作モデルから操作を除去します。
前提となる知識
XML ファイルの構造
関連ドキュメント
ソリューションエレメント
エレメント
タイプ
説明
StandardNmActionService (および対応するヘルパーとフォワーダ)
.java
StandardNmActionService は、システム内の操作と操作モデルを管理します。
ランタイム場所:
<Windchill>\codebase\com \ptc\netmarkets\util\misc
actions.xml
.xml
システム内で操作を定義するためのデフォルトのシステム XML ファイル。
ランタイム場所:
<Windchill>\codebase\ config\actions
actionmodels.xml
*.xml
システム内で操作モデルを定義するためのデフォルトのシステム XML ファイル。
ランタイム場所:
<Windchill>\codebase\ config\actions
actions.dtd
.xml
actions*.xml の構造を定義するためのデフォルトのシステム DTD ファイル。
ランタイム場所:
<Windchill>\codebase\ config\actions
actionmodels.dtd
*.xml
actionmodels*.xml の構造を定義するためのデフォルトのシステム DTD ファイル。
ランタイム場所:
<Windchill>\codebase\ config\actions
操作フレームワークでは、システム内で操作と操作モデルを定義する方法が提供されています。
StandardNmActionService は、システム内の操作と操作モデルのセットを管理します。
通常、開発者は StandardNmActionService を直接呼び出しません。これらの呼び出しは、操作および操作モデルの表示をサポートするコンポーネント (テーブル、ツリー、情報ページなど) を介して行われます。
操作と操作モデルは、actions*.xml および actionmodels*.xml と呼ばれる XML ファイルを使用して定義されます。
システムの納品時には、デフォルトの actions.xmlactionmodels.xml ファイルがそれぞれ 1 つずつ同梱されています。これらのファイルには、コピーや切り取りなどの一般的な操作と、ウィンドウボタンなどの操作モデルが含まれています。これらのファイルは、<Windchill>/codebase/config/actions ディレクトリにあります。
それぞれの機能領域には、操作サービスによって管理される独自の XML ファイルも存在する場合があります。
カスタマイズ用に、製品付属のファイル custom-actions.xml および custom-actionmodels.xml<Windchill>/codebase/config/actions に用意されています。
追加の actions*.xml および actionmodels*.xml ファイルには、その機能領域に関連した操作と操作モデルが含まれています。たとえば、ChangeManagement-actions.xml には変更管理に関連する操作、PartManagement-actions.xml には部品管理に関連する操作が含まれます。
コンポーネントで使用するための操作モデルの設定方法の詳細については、以下の関連するセクションを参照してください。
操作ウィンドウの詳細については、ウィザードの作成を参照してください。
テーブルとツリーについては、UI の情報の表示を参照してください。
オブジェクトの詳細ページについては、情報ページを参照してください。
操作のカスタマイズに関するガイドライン
以下の点に注意することが重要です。
custom-actions.xml ファイルに <objecttype> エレメントがあり、そのタイプが別の actions.xml ファイルに存在する場合、カスタムファイル内の操作が、(actions.xml ファイルで定義されている) そのタイプでサポートされている操作の完全なセットに追加されます。
この custom-actions.xml ファイルは、すべての actions.xml ファイルのうち最後に読み取られるので、操作名が重複している場合、このファイルの操作が使用されます。
* 
custom-actionmodels.xml ファイル内に <model> エレメントがあり、その名前が付いたモデルがすでに存在する場合、このモデルが、カスタム操作モデルファイルの前に処理されたモデルを完全にオーバーライドします。先に読み込んだファイル内の同名のモデルを誤って上書きしないように、独自モデルの命名には十分な注意を払ってください。
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