故障コードの不適合への追加
FMEA オブジェクトを追加するか、レポートされた発生した影響を手動で追加することによって、不適合に故障コードを追加できます。
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「QMS - 故障コード - 「FMEA を選択」操作を表示」プリファレンスによって、この機能が有効であるかどうかを制御します。新規インストール環境では、このプリファレンスを true に設定します。アップグレードおよびアップデートの場合は false に設定します。
デフォルトでは、「「故障コード」テーブルでタイプを表示」プリファレンスは false に設定されています。「故障モードのタイプ」、「故障の影響タイプ」、「損傷ハザードタイプ」の各列が「故障コード」テーブルに表示されるようにするには、このプリファレンスを true に設定します。このプリファレンスが適用されるのは、FMEA オブジェクトと動的な記録を追加するための編集可能テーブルのみです。ビューデータのテーブルを設定するには、ビューを使用します。
ユーザーが FMEA オブジェクトを作成、修正、または削除できるようにするには、管理者がアクセス制御許可を手動で追加する必要があります。
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1. 「変更適用オブジェクト」テーブルの
「新規不適合」ウィンドウで、部品を追加します。追加したオブジェクト行の「詳細を編集」アイコン
![](../Windchill_Help_Center/images/IconInfoEdit.png)
をクリックします。
◦ レポートされた発生した影響を追加するには、
「詳細を編集」ウィンドウの
「故障コード」テーブルで、「レポートされた発生した影響を追加」アイコン
![](../Windchill_Help_Center/images/Icon_AddExperiencedFailureEffect.png)
をクリックします。
「故障コード」テーブルに空の行が追加されます。
◦ 既存の FMEA を追加するには、次の操作を行います。
1. 「詳細を編集」ウィンドウの
「故障コード」テーブルで、「FMEA を選択」アイコン
![](../Windchill_Help_Center/images/IconAdd.gif)
をクリックします。
「FMEA を選択」ウィンドウが開きます。
2. このウィンドウで、部品に関連する FMEA をサーチします。
3. 「サーチ結果」テーブルから FMEA を選択し、「OK」をクリックします。FMEA オブジェクトの属性が「故障コード」テーブルに表示されます。
2. FMEA の情報を入力または編集します。
フィールド | 説明 |
状態 | このフィールドには、影響が追加されたときの不適合の状態が自動的に入力されます。 |
変更適用部品 | このフィールドには、その影響が関連付けられている部品がデフォルトで入力されます。「検索」アイコン ![](../Windchill_Help_Center/images/IconSearch.gif) をクリックします。 「変更適用部品」ウィンドウで部品を選択し、 「OK」をクリックします。 |
故障モード | 選択した故障モードの名前。「検索」アイコン ![](../Windchill_Help_Center/images/IconSearch.gif) をクリックします。 「故障モード」ウィンドウでオブジェクトタイプを選択し、 「OK」をクリックします。 |
故障の影響 | 選択した故障の影響の名前。「検索」アイコン ![](../Windchill_Help_Center/images/IconSearch.gif) をクリックします。 「故障の影響」ウィンドウでオブジェクトタイプを選択し、 「OK」をクリックします。 |
重要度 | 選択した影響の提示された重要度を入力します。 |
損傷ハザード | 選択した損傷ハザードの名前。「検索」アイコン ![](../Windchill_Help_Center/images/IconSearch.gif) をクリックします。 「損傷ハザード」ウィンドウでオブジェクトタイプを選択し、 「OK」をクリックします。 |
コメント | 故障コードに関するコメントを入力します。 |
教訓 | 選択したアイテムの名前。「検索」アイコン ![](../Windchill_Help_Center/images/IconSearch.gif) をクリックします。 「選択」ウィンドウでオブジェクトを 1 つ選択し、 「OK」をクリックします。このフィールドから情報を除去して空白にするには、「クリア」アイコン ![](../Windchill_Help_Center/images/IconMarkupClear.gif) をクリックします。 | この列は、「調査」状態で表示され、「採用」および「評価」状態の間は表示されません。 |
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「確認済み」 | 追加された失敗を確定するかどうかを指定します。 | この列は、「調査」状態で表示され、「採用」および「評価」状態の間は表示されません。 |
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| • 「採用」状態の間のみ、「FMEA を追加」アイコン ![](../Windchill_Help_Center/images/IconAdd.gif) からフィールドを編集できます。調査担当者が 「調査」状態である影響についての詳細を受け取った場合、調査担当者はその影響を 「採用」状態からコピーし、そのコピーに対して変更を加える必要があります。これによって、 「採用」状態からの影響の履歴が維持されます。 • 「採用」および 「調査」状態の間は、「レポートされた発生した影響を追加」アイコン ![](../Windchill_Help_Center/images/Icon_AddExperiencedFailureEffect.png) からフィールドを編集できます。 • 「教訓」フィールドと「確定」フィールドが表示されている場合、それらの影響が作成された状態にかかわらず、編集できます。 • 別の状態で入力された影響を除去することはできません。 • 「故障モードのタイプ」列、「故障の影響タイプ」列、「損傷ハザードタイプ」列が表示されるように設定されている場合は、それぞれ、故障モード、故障の影響、損傷ハザードのタイプ情報が表示されます。これらのフィールドは編集できませんが、故障の影響、故障モード、または損傷ハザードが選択されると変化します。 |
「故障コード」テーブルでの操作
操作 | 説明 |
| FMEA オブジェクトを追加します。 |
| レポートされた発生した影響を追加 |
| FMEA オブジェクトを除去します。 |
| 故障コードの複製を追加します。故障コードの複製を作成するには、故障コードがある行を選択し、 ![](../Windchill_Help_Center/images/IconRowDuplicate.png) アイコンをクリックします。必要に応じて、新しい行の情報を編集できます。 |
故障コード情報の表示
• 不適合の情報ページの
「構造」タブで故障コードにアクセスするには、
「変更適用オブジェクト」で、部品を選択してページ右側の
「変更適用オブジェクトの詳細」セクションの下にテーブルを表示します。
• 「変更適用オブジェクト」テーブルの
「構造」タブで故障コードにアクセスするには、「詳細を表示」アイコン
![](../Windchill_Help_Center/images/IconIntegrityInfo.png)
をクリックして
「詳細を表示」ウィンドウにアクセスします。
• 「変更適用オブジェクト」テーブルの
「不適合管理」タブで故障コードにアクセスするには、「詳細を表示」アイコン
![](../Windchill_Help_Center/images/IconIntegrityInfo.png)
をクリックして
「詳細を表示」ウィンドウにアクセスします。
• 不適合の情報ページの
「不適合管理」タブで故障コードにアクセスするには、「変更適用オブジェクトを編集」アイコン
![](../Windchill_Help_Center/images/IconInfoEdit.png)
をクリックして
「変更適用オブジェクトを編集」ウィンドウにアクセスします。
FMEA オブジェクトでの部品の操作
• 「FMEA」テーブルを表示するには、部品の情報ページで、 > > の順に選択します。
• FMEA オブジェクトを編集するには、FMEA オブジェクトを右クリックして「FMEA を編集」を選択します。必要なフィールドに情報を入力し、「OK」をクリックします。