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カスタマーエクスペリエンスの作成および編集
「カスタマーエクスペリエンス作成者」の役割が割り当てられている場合、次の手順に従って、一般情報、イベントの詳細、製品情報、および患者情報を新規カスタマーエクスペリエンスに追加します。新しいカスタマーエクスペリエンスを作成する場合、または完了していない既存のカスタマーエクスペリエンスを更新する場合は、次の手順に従います。
1. 新しいカスタマーエクスペリエンスを作成するには、「ホーム」 ページの「品質操作リンク」で、「新規カスタマーエクスペリエンス」アイコン をクリックします。
後から既存のカスタマーエクスペリエンスに採用の詳細を追加するには、「ホーム」 ページの「My タスク」で、「Update Customer Experience」タスクを右クリックして「カスタマーエクスペリエンスの詳細を編集」をクリックします。
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任意の時点で「保存」をクリックして、後でカスタマーエクスペリエンスに関する作業を引き続き実行できます。カスタマーエクスペリエンスは「採用」ワークフロー状態で保存されます。保存済みのアイテムを後から編集するには、「Update Customer Experience」タスクを右クリックして「カスタマーエクスペリエンスの詳細を編集」を選択し、残りの採用情報を入力します。「完了」をクリックして、カスタマーエクスペリエンスを「評価」ワークフロー状態に移動します。
「品質操作リンク」セクションまたは「My タスク」セクションが表示されない場合、「ホーム」 ページの「カスタマイズ」リストを使用してこれらのセクションを追加します。詳細については、「ホーム」ページへの品質操作リンクの追加を参照してください。
2. 「情報」に次の情報が表示されます。
フィールド
説明
「名前」
カスタマーエクスペリエンスの作成を完了するとカスタマーエクスペリエンス名が自動的に生成されます。
「番号」
カスタマーエクスペリエンスの作成を完了するとカスタマーエクスペリエンス番号が自動的に生成されます。
「入力したユーザー」
このフィールドには、システムユーザー名が自動的に追加されます。
3. 「属性」で、次の情報を入力します。
フィールド
説明
「日付」
「カレンダー」アイコン をクリックしてカスタマーエクスペリエンスを入力またはオープンした日付を選択するか、yyyy-mm-dd のフォーマットで手動で日付を入力します。
「おおよその日付」
必須。「はい」または「いいえ」を選択して、「イベントの日付」フィールドの日付が正確かどうかを示します。
「入力場所」
場所を入力して表示されるポップアップから選択するか、「検索」アイコン をクリックしてサイトの場所リストをサーチします。
「イベントの場所」
カスタマーエクスペリエンスが発生した場所を選択します。
「家庭」
「病院」
「養護施設/リハビリテーション施設」
「外来クリニック」
「不明」
「イベント実施国」
カスタマーエクスペリエンスが発生した国を選択します。
「発生国」
製品の規制に責任を負う国、または製品が販売された国を選択します。
「レポート方法」
カスタマーエクスペリエンスを受信した方法を選択します。
「電子メール」
「ファックス」
「訪問」
「手紙」
「電話番号」
「Web サイト」
「環境」
カスタマーエクスペリエンスがいつ発見されたのかを選択します。
「既成」
「初回使用」
「継続使用中」
4. 「詳細」では、次の情報を入力します。
フィールド
説明
「プライマリコード」
「検索」アイコン をクリックして、表示されたテーブルからイベントコードを選択します。
「サマリー」
イベントのサマリーを入力します。このフィールドは 4000 文字に制限されています。
「追加情報」
カスタマーエクスペリエンスに関するその他の詳細を入力します。このフィールドには文字数制限はありません。
5. 「関連する担当者と場所」テーブルを使用して、カスタマーエクスペリエンスリクエストの対象に関連するユーザーと場所の名前を入力します。
このテーブルの 1 つ以上の行に入力する必要があり、各行の「タイプ」「名前」「プライマリ」フィールドは必須です。
「プライマリ」列で、担当者または場所のいずれか 1 つの値を「はい」に変更して、プライマリとして選択します。
アイコン
説明
システムに存在するユーザーと場所を追加します。これらは現在の品質コンテキストで「ユーザーと場所の管理」ユーティリティにすでにロードされています。表示された「ユーザーと場所ピッカー」ウィンドウで、1 件以上のユーザーと場所をサーチして選択します。
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ユーザーまたは場所の名前や番号がわかっている場合、このアイコンを使用する代わりに、テーブルの下部にあるクイックサーチボックスに代替識別子または名前を入力することで簡易検索を実行できます。
行を選択してこのアイコンをクリックすると、行が除去されます。
システムに存在していない担当者または場所を自由形式で入力します。
類似の新しい連絡先を入力する時間を節約するには、1 つ以上の行を選択して、選択した行をテーブルに複製するアイコンをクリックします。たとえば、連絡先が最初の報告者であり、患者でもある場合、このアイコンを使用します。連絡先をコピーして「タイプ」フィールドを追加の値に設定できます。
行を除去し、連絡先を置き換えます。たとえば、連絡先が最初は自由形式の連絡先として入力され、後から「ユーザーと場所の管理」ユーティリティに追加された場合、このアイコンを使用することで、その連絡先をサーチできます。自由形式の連絡先をシステム内の新しい連絡先に置換できます。
「関連する担当者と場所」テーブルの行を選択してこのアイコンをクリックすることによって、「関連製品」テーブルの新しい行に値を取り込みます。「オブジェクトを検索」ウィンドウが表示され、関連製品をサーチして選択できます。
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「関連製品」テーブルにアイテムがすでに存在する場合、それらのアイテムはサーチ結果に表示されません。
自由形式の製品を追加した場合、それらの製品はサーチ結果に表示されません。
行を追加した後で、ユーザーまたは場所についての追加情報を入力します。たとえば、連絡先の「タイプ」「患者」である場合、「詳細を編集」ウィンドウの「患者の詳細」セクションに患者の年齢などのその他の情報を追加できます。
管理者によって「詳細を編集」ウィンドウで追加のフィールドが定義されている場合、このアイコンをクリックしてから「詳細を編集」ウィンドウで「OK」をクリックすることで、変更内容を保存します。このアイコンをクリックしなかった場合や、このウィンドウをキャンセルするか閉じた場合、これらのフィールドに対する変更は保存されません。
6. 必要に応じて、「関連製品」テーブルを使用して、カスタマーエクスペリエンスに含める製品を追加します。
「名前」および「番号」フィールドは必須です。既存の製品を選択した場合、これらのフィールドには値が自動的に入力されます。
「数量」列には、数量を入力します。このフィールドは必須です。
「単位」列では、単位タイプ (箱、ダース、個、グロス、キット) を選択します。このフィールドは必須です。
「プライマリ」列で、製品のいずれか 1 つの値を「はい」に変更して、プライマリとして選択します。このフィールドは必須です。
オブジェクトタイプを選択すると、「関連製品」テーブル内の一部のフィールドが自動的に入力されます。オブジェクトが部品インスタンスの場合、「シリアル/ロット番号」フィールドが自動的に入力されます。オブジェクトが一意のデバイス識別子に関連付けられている場合、「一意の識別子 (UDI)」フィールドが自動的に入力されます。
アイコン
説明
カスタマーエクスペリエンスに含まれている、システムにすでに存在する製品をすべて追加します。「オブジェクトを検索」ウィンドウで、1 つ以上のオブジェクトをサーチして選択します。
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製品の名前や番号がわかっている場合、このアイコンを使用する代わりに、テーブルの下部にあるクイックサーチボックスに代替識別子または名前を入力することで簡易検索を実行できます。
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デフォルトでは、該当するすべてのオブジェクトタイプがサーチされます。サーチ対象を特定のオブジェクトタイプに制限するには、「追加/更新」をクリックし、オブジェクトタイプを選択し、「OK」をクリックします。
部品インスタンスをサーチするには、クイックサーチフィールドまたは「オブジェクトを検索」ウィンドウの「番号」フィールドに「シリアル番号」「ロット」、または「ロット/シリアル番号」を入力します。
「オブジェクトを検索」ウィンドウに表示されるオブジェクトのタイプを制御するには、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで「報告対象」タイプの「関連制約」タブでの選択を編集します。デフォルトのオブジェクトタイプは部品、部品インスタンス、およびオブジェクトです。詳細については、関連制約の編集を参照してください。
部品インスタンスを作成してカスタマーエクスペリエンスに関連付ける方法については、新規部品インスタンスの作成を参照してください。部品を作成している場合、これを最終品目として作成し、デフォルトの追跡区分を「シリアル番号」「ロット」、または「ロット/シリアル番号」に設定します。部品インスタンスを作成している場合、「シリアル番号」「ロット」、または「ロット/シリアル番号」を入力して、簡易検索と「オブジェクトを検索」ウィンドウで部品インスタンスをサーチ可能にします。
行を選択してこのアイコンをクリックすると、行が除去されます。
システム外部に存在する製品があり、その製品をカスタマーエクスペリエンスに含める場合は、このアイコンを使用して自由形式の製品として入力します。
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これらの自由形式の製品を後で検索する場合は、レポートビルダーで「カスタマーエクスペリエンスレポート」または「ナビゲーション付きカスタマーエクスペリエンスレポート」のいずれかを使用した後、「関連製品」 -> 「部品への参照」で「<Null>」を、「番号」または「名前」で「<Null でない>」を選択します。続いて、製品をシステムに追加して、最初に入力した自由形式の製品を置き換えることができます。
同じ製品を何度もテーブルに入力する時間を節約するには、1 つ以上の行を選択して、選択した行をテーブルに複製するアイコンをクリックします。
行内の情報をシステムに存在する別の製品に置き換えます。たとえば、製品が最初は自由形式の製品として入力され、後から Windchill に追加された場合、このアイコンを使用することで、その製品をサーチできます。自由形式の製品をシステム内の既存の製品に置き換えることができます。
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この機能を使用するとき、「詳細を編集」アイコン をクリックする前に「カスタマーエクスペリエンスを編集」ウィンドウの「保存」をクリックします。この操作により、システムが正しい FMEA リンクを確立できます。
「関連製品」テーブルの行を選択してこのアイコンをクリックすることによって、「関連する担当者と場所」テーブルの新しい行に値を取り込みます。「ユーザーと場所ピッカー」ウィンドウが表示され、関連する担当者と場所をサーチして選択できます。
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「関連する担当者と場所」テーブルにアイテムがすでに存在する場合、それらのアイテムはサーチ結果に表示されません。
自由形式の担当者または場所を追加した場合、それらの担当者または場所はサーチ結果に表示されません。
行を追加した後で、このアイコンを使用して、故障コードなど、製品についてのその他の情報を入力できます。手順については、故障コードを参照してください。
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故障コードは、部品と部品インスタンスに対してのみ入力できます。ほかのオブジェクトタイプに対して故障コードを入力することはできません。
7. 「その他のコード」で、次の手順を実行します。
a. 適用可能な場合、「行を追加」アイコン をクリックして、カスタマーエクスペリエンスのイベントコードを入力します。イベントコードは監視およびレポートに使用されます。
b. 「分類を選択」ウィンドウで、コードツリーを展開してコードを見つけます。
c. 「OK」をクリックします。
8. 「次へ」をクリックして「新規カスタマーエクスペリエンス」ウィンドウの次のページに進みます。
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画面最上部のステップナビゲータを使用して、手順の別のステップに素早く移動することもできます。
サイトでセキュリティラベルが有効になっている場合、「セキュリティラベルを設定」ステップが表示されることもあります。セキュリティラベルの設定の詳細については、オブジェクト作成中のセキュリティラベルの設定を参照してください。
9. 「添付資料を設定」ステップで、「添付資料」テーブルを使用してカスタマーエクスペリエンスに追加文書を関連付けます。次の表では、使用可能なアイコンについて説明します。
アイコン
説明
選択された添付資料を除去します。
ローカルファイル添付資料を追加します。ローカルファイル添付資料は、ローカルマシンから Windchill にアップロードするファイルです。
「ブラウズ」をクリックし、ローカルマシン上のファイルを選択します。1 つまたは複数のファイルを操作ウィンドウにドラッグアンドドロップして、これらのファイルを添付資料としてアップロードすることもできます。
詳細については、ドラッグアンドドロップについてを参照してください。
URL 添付資料を追加します。URL 添付資料とは、Windchill の外部の Web サイトに保存されたコンテンツへのハイパーリンクを指します。たとえば、Wiki ページや製品のヘルプサイトなどがあります。
外部ストレージ添付資料を追加します。外部コンテンツ添付資料は、物理的なオブジェクトまたは場所なので、ローカルファイルまたは URL リンクとして添付できないアイテムです。たとえば、製品モデルまたはプロトタイプ、あるいは安全な場所に保存されている機密性の高いデータなどの 3 次元アイテムを外部コンテンツ添付資料にすることができます。外部保存コンテンツ添付資料は、そのコンテンツについて説明し、ユーザーがその場所を参照できるようにするものです。
10. 「次へ」をクリックします。
11. 「関連付けを選択」ステップで、「関連プロセスオブジェクト」テーブルおよび「関連参照オブジェクト」テーブルに入力して、カスタマーエクスペリエンスをほかのオブジェクトにリンクします。使用できるオブジェクトは、システムで定義されているビジネス規則に応じて異なります。
次のいずれかを実行します。
「追加」アイコン をクリックして、オブジェクトをサーチし、必要に応じて追加します。
「番号で追加」フィールドまたは「名前で追加」フィールドに情報を入力してオブジェクトを追加します。フィールドへの入力を始めると、入力した情報に一致するオブジェクトがリストに表示され、オブジェクトを選択できます。リストが表示されるには、3 文字以上を入力する必要があります。
「貼り付け」アイコン または「選択を貼り付け」アイコン をクリックして、クリップボードからオブジェクトを貼り付けます。
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スタンドアロンの Windchill Quality Management Solutions サーバーをご使用のお客様は、フレキシブルリンクの機能を使用できません。CAPA の作成および編集で、「関連付けを選択」ステップがウィンドウに表示されません。これらのウィンドウには、「関連参照オブジェクト」および「関連プロセスオブジェクト」テーブルが含まれます。
12. 「終了」をクリックします。カスタマーエクスペリエンスが「評価」ワークフロー状態に進みます。