Windchill サーチのプロパティ

デフォルト	false
概要	空および単一のワイルドカード照会を実行できるようにするかどうかを制御します。
説明	有効にした場合、次の制約を 1 つ以上含んでいる限り、このプロパティにより、空または単一のワイルドカード ("*" または "?") のキーワード照会を実行できます。 • オブジェクトタイプを 1 つだけ選択する。 • コンテキストまたはフォルダを 1 つだけ選択する。 • 「基準」の下の 1 つ以上の属性フィールドに値を指定する。

デフォルト

true

説明

アドバンスサーチを実行するときに、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで選択できなくなっているグローバル列挙エントリを使用可能にするかどうかを指定します。

true に設定した場合、アドバンスサーチ基準としてこれらのグローバル列挙エントリを使用できます。

false に設定した場合、アドバンスサーチリストではこれらのグローバル列挙を使用できません。

デフォルト	65
概要	サーチ履歴サマリーの長さを制限します。
説明	このプロパティでは、サーチ履歴内の各サーチを識別する文字の数を制御します。このプロパティは「サーチ履歴と保存されたサーチ」タブに表示される「サーチ履歴」の URL 文字列に適用されます。この文字列の長さは、文字列内の空白を含む 16 ビット Unicode 文字の数です。末尾の省略記号は文字列長さのカウントに含まれません。以下に例を示します。 • 65 に設定: Keyword=01; End Item=Yes; Sourcing Status=Approved; Type=CAD Doc… • 40 に設定: Keyword=01; End Item=Yes; Sourcing Stat… • 20 に設定: Keyword=01*; End Ite…

デフォルト

thePersistInfo.createStamp, thePersistInfo.modifyStamp

概要

将来の日付を無効にする属性を定義します。

説明

このプロパティでは、将来の日付を無効にする日付属性のコンマ区切りリストを指定します。

この結果、その属性がサーチ基準に追加された場合、値のドロップダウンリストで「明日」は非表示になります。

モデル化属性とソフト属性がサポートされます。プロパティの値を指定する際には属性の内部名を使用します。

デフォルト	<設定なし>
概要	最新リビジョンサーチの照会制限
説明	このプロパティにより、ユーザーが最新リビジョンサーチに特有の照会制限を設定できます。このプロパティが設定されていない場合、照会制限には wt.pom.paging.snapshotQueryLimit プロパティの値が使用されます。最新のリビジョンのサーチの実行については、リビジョン基準および作業版数基準を使用したサーチの例を参照してください。

デフォルト

false

概要

Null 値の結果を返すサーチを許可します。

説明

true に設定すると、属性基準で空の値をサーチできます。これは、「文字列」、「実数」、「実数 (単位付き)」の属性に適用されます。

これをサポートするために、「アドバンスサーチ」ページからサーチ基準を指定する際に、「Null である」および「Null でない」演算子がオプションとして表示されます。

これらの演算子は分類サーチやインデックスサーチを実行する場合には有効ではありません。代わりに、エラーメッセージが表示されます。

デフォルト	<設定なし>
概要	オブジェクト間の関連に基づいてサーチする場合に処理されるオブジェクトの数に制限を定義します。
説明	このプロパティは、関連サーチを実行する場合に処理されるオブジェクトの数を制限します。このプロパティが設定されていない場合、関連サーチではすべてのオブジェクトが処理されます。インデックシングされたキーワードサーチや最新バージョンのサーチを実行する際には、このプロパティは適用されません。

デフォルト

<設定なし>

概要

サーチ結果を最新のリビジョンのみに制限するオブジェクトタイプのリストです。

説明

一般的に、このプロパティは変更管理オブジェクトのタイプを指定するために使用されます。

デフォルトでは、変更管理オブジェクトのタイプでは複数のリビジョンを使用できません。この動作は、「プリファレンス管理」ユーティリティで「変更管理オブジェクトの修正記録」プリファレンスを使用して設定されています。デフォルト値は「いいえ」です。このプリファレンスを「はい」に設定すると、変更管理オブジェクトを改訂できるようになります。

プリファレンスが「はい」に設定されている場合は、プロパティ com.ptc.windchill.search.TypesForLatestVersion の設定も検討する必要があります。次に例を示します。

com.ptc.windchill.search.TypesForLatestVersion =
wt.change2.WTChangeIssue, wt.change2.WTChangeProposal,
wt.change2.WTChangeRequest2, wt.change2.WTVariance

このプロパティは、ユーザーのサーチがプロパティ値で定義されたオブジェクトタイプに制限されている場合にのみ効果があります。ただし、複数のオブジェクトタイプがサーチに含まれる場合 (たとえば、変更管理オブジェクトと部品を含むサーチの場合) は、サーチですべてのリビジョンが表示されます。

デフォルト	5
概要	結果ファセットの属性グループに表示される結果の最大数。
説明	このプロパティは、ファセットされたサーチ結果を使用する場合に適用されます。詳細については、ファセットされたサーチ結果を参照してください。結果セット内の 1 つの属性に複数の値が含まれている場合、可能な値は属性名の下にグループ化されます。表示される値が多数存在する場合、「すべて表示」リンクが表示されます。このプロパティを使用して、「すべて表示」リンクの前に表示される値の数を定義します。

デフォルト	500
概要	アクセス制御をチェックするファセットされた結果の最大数。
説明	このプロパティは、サーチ結果のファセットをレンダリングする前にアクセス制御規則をチェックする Solr の結果の最大数を指定します。詳細については、ファセットされたサーチ結果を参照してください。指定した最大数より結果の数が少ない場合、アクセス可能なファセット属性値のみから成るファセットが生成されます。指定した最大数より結果の数が多い場合、アクセス制御規則をチェックすることなくファセットが生成されます。この最大数は solrconfig.xml で指定されている maxBooleanClauses プロパティの値を超えてはいけません。

概要

コンテンツホルダーオブジェクト専用のインデックシングキューを設定します。

説明

コンテンツホルダーオブジェクト用のインデックシングキューをリストで指定します。このプロパティを wt.index.BulkIndexQueueList と一緒に使用して、バルクインデックシングのパフォーマンスを向上できます。詳細については、バルクインデックスツールを参照してください。

一般的な環境では、このプロパティの値と wt.index.BulkIndexQueueList プロパティの値が 2:1 の比率になるように設定します。次に例を示します。

wt.index.BulkIndexQueueList=BulkIndexQueue1, BulkIndexQueue2
wt.index.BulkIndexContentQueueList=
BulkIndexContentQueue1,BulkIndexContentQueue2,
BulkIndexContentQueue3,BulkIndexContentQueue4

ただし、この比率は、システムに存在するコンテンツホルダーオブジェクトとコンテンツホルダー以外のオブジェクトの数の違いに応じてカスタマイズできます。

デフォルト	BulkIndexQueue1,BulkIndexQueue2
説明	バルクインデックスツールで使用されるインデックシングキューのリストです。

デフォルト	200
説明	バルクインデック操作で一度にインデックシングするオブジェクトの数。

デフォルト

true

概要

インデックシングからファイルタイプを除外する機能を有効 (true) または無効 (false) にします。

説明

拡張子が wt.index.filterFileTypes プロパティに設定されているファイルタイプを、サーチのインデックシング対象から除外するかどうかを決定します。true に設定されている場合は、これらのファイルタイプが除外されます。

このプロパティが修正されたら、すべてのデータを再びインデックシングして、すでにインデックシングされているファイルをインデックスサーバーから除去する必要があります。

デフォルト	false
概要	オブジェクトをインデックシングキューに追加する前に、インデックシング規則に基づいてオブジェクトをチェックするかどうか (true または false) を指定します。
説明	このプロパティが有効な場合、インデックシング規則に基づいて、キューに追加するオブジェクトが選別されます。無効にすると、インデックシング可能でないオブジェクトがインデックシングの時点でフィルタに掛けられます。

デフォルト	60
説明	インデックスキューポーリングスレッドの初期スリープ間隔またはタイムアウト間隔 (秒)。

デフォルト

false

説明

SearchableAttributesByType.properties ファイルでは、アドバンスサーチの実行時に「基準」メニューに表示される属性を指定します。このプロパティを使用すると、インデックシングの対象を、このファイルで指定した属性のみに限定できます。

• false - 対象にできる属性値をすべてインデックシングします。

• true - 属性のインデックシングの対象を、SearchableAttributesByType.properties で設定した属性のみに限定できます。

このプロパティの値を変更した場合は、サーチライブラリのインデックシングを再実行する必要があります。

デフォルト	true
説明	Windchill Index Search を有効 (true) または無効 (false) にします。

デフォルト	false
説明	true に設定した場合、列挙リストエントリの表示名に対してサーチを実行できます。

デフォルト	false
概要	インデックスサーチの高可用性 (クラウドモード) を有効にします。
説明	インデックスサーチの高可用性を有効または無効にします。 • Solr がスタンドアロンモードでインストールされている場合は、この値を false に設定します。Windchill は、wt.index.solrHost 値で指定されている Solr ホストに接続しようとします。 • Solr がクラウドモードでインストールされている場合は、この値を true に設定します。Windchill は、wt.index.zookeeperHosts 値で指定されているホストに接続しようとします。

デフォルト

false

概要

「コンテキスト内のキーワード」ツールを有効にします。

説明

このプロパティは、「コンテキスト内のキーワード」機能をユーザーが使用できるかどうかを指定します。true に設定されている場合、「サーチ結果」テーブルを基にしてカスタムテーブルビューを作成しているときに、「テキストプレビュー」列を使用できます。

「テキストプレビュー」列にはドキュメントプレビューツール

が表示されます。このツールのアイコン

にカーソルを合わせると、ファイルコンテンツにおけるキーワードのプレビューが表示されます。

プレビューツールを使用するためには、このプリファレンスを有効にした後で、データを再インデックシングする必要があります。

wt.index.supportedTypesForTextPreview を使用して、追加のコンテンツホルダーオブジェクトタイプを設定します。

デフォルト

false

概要

XML ドキュメントをどのようにインデックシングするかを指定し、XML タグのサーチを有効または無効にします。

説明

デフォルトでは、XML ドキュメントはインデックシングの対象になります。ただし、XML ドキュメントに含まれているデータをどの程度までインデックシングするのかについては指定できます。

• false - XML ドキュメントのコンテンツ (XML タグで囲まれている値) のみをインデックシングします。ユーザーは、このドキュメントのコンテンツを対象としてキーワードサーチを使用し、XML ドキュメントをサーチできます。

• true - XML タグとタグ属性を含めて、すべての XML コンテンツをインデックシングします。ユーザーは、キーワードサーチを XML ドキュメントのみに限定する特殊な xml: サーチを実行できます。これらのサーチは、ドキュメントのコンテンツ、XML タグ、XML 属性、属性値を対象として実行できます。詳細については、XML ドキュメントのサーチを参照してください。

XML タグのサーチを有効にする場合、それらの XML タグがサーチ結果に含まれるようにするには、以前にインデックシングされた XML ドキュメントのインデックシングを再実行する必要があります。

デフォルト

xml,organization,url,entrySet,templateObject

概要

インデックシングから除外されるオブジェクト属性。

説明

このプロパティには、インデックシングから除外する別のオブジェクト属性を追加できます。

このプロパティからデフォルトの属性を削除すると、インデックシングに失敗する可能性があります。

デフォルト	wblib
概要	オブジェクトをインデックシングする先の Solr コア。
説明	Windchill オブジェクトのインデックシングに対して、その他のコア (またはコレクション) を Solr に追加する場合は、コンマ区切りのリストを使用して指定する必要があります。

デフォルト

XLSB,xlsb

概要

サーチ用にインデックシングすることのできないファイルのファイル拡張子のリスト。

説明

Solr によってコンテンツをインデックシングすることのできないファイルタイプ。関連する Windchill オブジェクトはインデックシングされたままです。ファイル拡張子をコンマ区切りで入力します。ピリオド (.) は含みません。

Windchill シェルから windchill wt.content.DataFormatUtil -list を実行して、有効なファイル拡張子を表示します。

このプロパティを有効にするには、wt.index.checkDocumentTypes を true に設定する必要があります。

デフォルト	true
説明	コンテンツのインデックシングに失敗したオブジェクトのログ生成を有効または無効にします。

デフォルト	<設定なし>
概要	Windchill のオブジェクトとコンテンツをインデックシングおよび検索する際に使用する言語。
説明	デフォルトのインデックス作成言語を設定します。 • <設定なし> - wt.index.indexingLanguageList に値が 1 つしかない場合は、その値が使用されます。それ以外の場合は、メソッドサーバーと同じ言語に設定されます。 • local - メソッドサーバーと同じ言語を使用します。 • 2 文字の ISO639 言語コード - サポートされている言語コードのリストは、properties.html ファイルで確認できます。

デフォルト	<設定なし>
概要	Windchill のオブジェクトやコンテンツをインデックシングおよび検索する際に使用する言語のリスト。
説明	2 文字の ISO639 言語コードを指定するコンマ区切りのリストです。デフォルトのインデックス作成言語がリストに存在していない場合は、このリストに追加されます。 Solr schema.xml ファイルには、対応する keywords_xx フィールドが存在します。検出された言語がプロパティ値のリストに存在しない場合、そのコンテンツがデフォルトのインデックス作成言語のコンテンツとしてインデックシングされます。

デフォルト

true

概要

チェックアウトしたオブジェクトのインデックシングを有効または無効にします。

説明

このプロパティが true に設定されている場合は、チェックアウトしたオブジェクトデータがインデックシングされます。オブジェクトをチェックインすると、そのオブジェクトは新しいバージョンで再度インデックシングされます。チェックアウトが解除されると、チェックアウトされたインデックスデータは除去されます。

このプロパティは、showWorkingCopy ピッカーコンフィギュレーションパラメータが true に設定されているピッカーサーチにのみ適用されます。

デフォルト

<設定なし>

説明

Solr にアクセスするためのユーザー名。

このプロパティは次のファイルで設定します。

<Windchill>/codebase/WEB-INF/conf/index.solrAuth.properties

詳細については、Solr の基本認証の設定 (スタンドアロンモード)およびSolr の基本認証の設定 (クラウドモード)を参照してください。

デフォルト

<設定なし>

説明

Solr にアクセスするためのパスワード。

このプロパティは次のファイルで設定します。

<Windchill>/codebase/WEB-INF/conf/index.solrAuth.properties

詳細については、Solr の基本認証の設定 (スタンドアロンモード)およびSolr の基本認証の設定 (クラウドモード)を参照してください。

デフォルト	<設定なし>
概要	Windchill が Solr に接続するために使用するホスト名。
説明	Solr がスタンドアロンモードでインストールされている場合に、Windchill が Solr に接続するために使用するサーバーホスト名。 Solr がクラウドモードでインストールされている場合は、このプロパティを空のままにできます。このプロパティと wt.index.zookeeperHosts の両方が空であれば、Solr がインストールされていないことを意味します。

デフォルト	<設定なし>
説明	Solr が Windchill から直接送信されるサーバー間 HTTP リクエストを監視する TCP/IP ポート。

デフォルト	http
説明	Solr がスタンドアロンモードでインストールされている場合に、Windchill が Solr ホストに接続するために使用する TCP プロトコル。

デフォルト	<設定なし>
概要	ZooKeeper ホストおよびポートのコンマ区切りリスト。このプロパティは、Solr がクラウドモードでインストールされている場合にのみ適用されます。
説明	次のフォーマットを使用して ZooKeeper ノードを指定します。 <zookeeper_host1>:</zookeeper_port1>,<zookeeper_host2>:</zookeeper_port2>

デフォルト

5000

説明

パフォーマンスに影響を与える照会 (最新バージョンのサーチや範囲指定サーチなど) に対する、インデックスサーチ結果の照会制限を設定します。

このプロパティは search.properties ファイルで設定します。

デフォルト	600
概要	内部 HTTP SOLR リクエストがタイムアウトするまでの時間 (秒) です。
説明	SOLR インデックシングおよびサーチリクエストに対する、HTTP ソケットのタイムアウトを表します。値を小さくすると、インデックシング中に失敗しやすくなり、サーチ中にタイムアウトエラーが発生しやすくなります。

デフォルト	wt.doc.WTDocument
概要	「コンテキスト内のキーワード」ツールをサポートするコンテンツホルダーオブジェクトタイプ。
説明	「コンテキスト内のキーワード」ツールを有効にする追加のオブジェクトタイプを指定します。プロパティ wt.index.enableTextPreview が true に設定されている場合、「サーチ結果」テーブルからカスタムテーブルビューを作成しているときに、「テキストプレビュー」列が表示されます。

デフォルト	false
説明	これらのプロパティを true に設定した場合、最新の修正があるオブジェクトがサーチ結果リストの最上部に表示されます。デフォルト値は false に設定されています。