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リビジョン基準および作業版数基準を使用してサーチする
Windchill では、オブジェクトバージョンを使用して、部品やドキュメントなどのデータオブジェクトに対して加えられた変更の履歴レコードを取り込みます。
"A.1" などのバージョン識別子は、リビジョン (A) と作業版数 (1) で構成されています。オブジェクトを改訂すると新規リビジョンが作成されます。オブジェクトをチェックアウトして再度チェックインすると、新規作業版数が作成されます。詳細については、オブジェクトのバージョンを参照してください。
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リビジョンシーケンスは、製品またはライブラリにあるオブジェクトにのみ適用可能です。プロジェクトまたはプログラムオブジェクトは改訂できません。
以下の例では、アルファベットのリビジョンシーケンス (A、B、C ...) と数値の作業版数 (1, 2, 3, ...) を使用していますが、サイト管理者はリビジョンシーケンスをカスタマイズして実装できます。
Windchill のサーチインデックスには、オブジェクトの最新作業版数のみが含まれます。「作業版数」フィールドを使用してキーワードによるインデックス付きサーチに最新でない作業版数を含めることは可能ですが、サーチ基準は最新作業版数に対してのみ比較されます。サーチにその他の属性基準が含まれている場合、予期しない結果が表示される可能性があります。詳細については、複数の基準を使用した最新でない作業版数を参照してください。
デフォルトでは、Windchill でのサーチは各リビジョンの最新の作業版数に対してのみ実行されます。たとえば、次のオブジェクト履歴が存在するとします。サーチを実行すると、Windchill ではサーチ基準が最新作業版数に対してのみ比較されます。最新でない作業版数は無視されます。
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サーチ結果と一致する最新のリビジョンのみを表示するには、「最新バージョンのサーチ」プリファレンスを使用します。たとえば、このプリファレンスを「はい」に設定すると、Drive Shaft C.1 のみが返されます。
ただし、アドバンスサーチ基準を使用すれば、オブジェクトのすべて、最新、または特定のリビジョンおよび作業版数をサーチに含めることが可能です。
これらのフィールドの使用の詳細については、基準を参照してください。
テーブルで使用されているフォーマットについては、アドバンスサーチの例を参照してください。
このトピックでは、次の基準を使用する例を挙げて説明します。
リビジョンおよび作業版数の指定
「リビジョン」=B
「作業版数」=1
リビジョンおよびすべての作業版数の指定
「リビジョン」=A
「作業版数」=「すべて」
状態および最新バージョンの指定
「状態」=「リリース済み」
「リビジョン」=「最新」
「作業版数」=「最新」
状態およびすべてのリビジョンの指定
「状態」=「リリース済み」
「リビジョン」=「すべて」
「作業版数」=「最新」
作業版数および状態の指定
「状態」=「リリース済み」
「リビジョン」=「最新」
「作業版数」=1
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このトピックの例では、以下の規則に従っています。
「最新バージョンのサーチ」プリファレンスは「いいえ」に設定されています。
「基準」フィールドは AND 演算子を使用しています。
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以下の例のほとんどでは、サーチ基準に「作業版数」=「最新」が含まれています。ただし、実際には、このフィールドの指定は不要です。デフォルトでは、すべてのサーチは常に最新の作業版数に対して実行されます。「作業版数」フィールドが有用なのは、すべての作業版数または特定の作業版数を含める場合のみです。
リビジョンおよび作業版数の指定
この例では、「基準」で以下の属性を使用してサーチを実行します。
「リビジョン」=B
「作業版数」=1
以下の結果が返されます。
リビジョンおよびすべての作業版数の指定
この例では、「基準」で以下の属性を使用してサーチを実行します。
「リビジョン」=A
「作業版数」=「すべて」
以下の結果が返されます。
状態および最新バージョンの指定
この例では、「基準」で以下の属性を使用してサーチを実行します。
「状態」=「リリース済み」
「リビジョン」=「最新」
「作業版数」=「最新」
以下の結果が返されます。
このサーチでは、すべてのサーチパラメータを満たす最新バージョンが返されます。たとえば、Drive Shaft C.1 の状態を「リリース済み」に変更すると、バージョン B.2 は結果に表示されなくなります。
状態およびすべてのリビジョンの指定
この例では、「基準」で以下の属性を使用してサーチを実行します。
「状態」=「リリース済み」
「リビジョン」=「すべて」
「作業版数」=「最新」
以下の結果が返されます。
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「最新バージョンのサーチ」プリファレンスが「いいえ」に設定されている場合、「リビジョン」=「すべて」または「作業版数」=「最新」の指定は不要です。これはデフォルトの動作です。
「作業版数」=「最新」パラメータは、すべてのサーチで暗黙的に指定されています。ただし、「最新バージョンのサーチ」プリファレンスが「はい」に設定されている場合、「リビジョン」=「すべて」を設定すると、サーチ結果の件数が増えます。
作業版数および状態の指定
この例では、「基準」で以下の属性を使用してサーチを実行します。
「状態」=「リリース済み」
「リビジョン」=「最新」
「作業版数」=1
以下の結果が返されます。
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インデックシングがインストールされて有効になっている状態でキーワードサーチを実行し、その他の基準 (特定の状態にあるすべての作業版数など) を使用して最新でない作業版数をサーチする場合、予期しないサーチ結果が返される可能性があります。詳細については、複数の基準を使用した最新でない作業版数を参照してください。