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プロパティ値のローカライズ
一部のタイプと属性のプロパティには複数の言語で値を指定でき、これらはユーザーのブラウザのロケールおよびシステムにインストールされている言語に基づいて、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティとエンドユーザーのインタフェースに表示されます。これらのプロパティには、タイプ、属性、列挙、列挙エントリの一部のプロパティや、属性レイアウトエレメントのプロパティなどがあります。
値をローカライズ可能なプロパティには、プロパティ値フィールドの右側にローカライズアイコン が表示ます。プロパティの横にあるローカライズアイコン をクリックすると「ローカライズ」ウィンドウが開きます。これらのプロパティの値は「ローカライズ」ウィンドウからのみ編集できます。
ローカライズ可能な属性プロパティの値が親タイプから継承されている場合、「ローカライズ」ウィンドウでプロパティの値を編集するには、継承チェックボックスをオフにして継承を解除する必要があります。
表示モードで「ローカライズ」ウィンドウを開いた場合、値は読み取り専用です。編集モードで「ローカライズ」ウィンドウを開き、プロパティ値が親タイプから継承されていない場合は、マスターテキストとローカライズされた値を編集できます。プロパティ値が親タイプから継承されている場合、編集モードでも「ローカライズ」ウィンドウ内の値は読み取り専用になります。
「ローカライズ」ウィンドウには、プロパティとそのプロパティが属するタイプ、属性、レイアウト、列挙または列挙エントリが示されます。そのプロパティ値の現在のマスターテキストが「マスターテキスト」フィールドに表示されます。「マスターテキスト」フィールドの下の「言語」テーブルには、利用可能なインストール済みのロケールと、それぞれのロケールでのマスターテキストの翻訳 (設定されている場合) が表示されます。
タイプ、属性、列挙、または列挙エントリの作成時に、ローカライズ可能なプロパティの値が入力された場合は、その値がプロパティのマスターテキストになりまます。ロケール値はすべて空白のままです。タイプ、属性、列挙、または列挙エントリを作成した後、ローカライズ可能なプロパティは「ローカライズ」ウィンドウからのみ編集できます。
「タイプおよび属性の管理」ユーティリティまたはエンドユーザーのユーザーインタフェースでプロパティに表示される値は、現在のユーザーのブラウザのロケール、およびシステムにインストールされている言語によって決まります。
ブラウザのロケールがインストールされている言語と一致し、「ローカライズ」ウィンドウでその言語の翻訳が指定されている場合、そのプロパティにはその翻訳が表示されます。
ブラウザのロケールがインストールされている言語と一致するが、「ローカライズ」ウィンドウでその言語の翻訳が指定されていない場合、そのプロパティには「マスターテキスト」の値が表示されます。
そのプロパティに「マスターテキスト」がない場合、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティとエンドユーザーのユーザーインタフェースにそのプロパティの値は表示されません。
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ブラウザのロケールとインストールされている言語が一致しない場合、ブラウザのロケールは en_US と見なされ、そのプロパティに表示される値は前の箇条書きの説明に従って決まります。
ローカライズ可能な値を持つプロパティを編集するには、以下の手順に従います。
1. 「操作」メニューで「編集」を選択して、編集モードに入ります。
2. プロパティ値が継承されている場合、プロパティを編集する前に、継承チェックボックスをオフにして継承を解除する必要があります。
3. プロパティの横にあるローカライズアイコン をクリックします。
4. 「ローカライズ」ウィンドウで、必要に応じて「マスターテキスト」フィールドを編集します。
5. 各ロケールの翻訳を追加または編集します。
6. 「OK」をクリックして、「タイプを管理」ウィンドウに戻ります。
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「タイプを管理」ウィンドウで「保存」または「完了」をクリックするまで、変更した内容は保存されません。