プロパティ値の継承
サブタイプおよび属性の一部のプロパティ値は、親タイプから継承できます。プロパティ値が親タイプから継承されている場合、そのプロパティ値の左側に「継承」アイコン
が表示されます。
一部の継承可能プロパティではその継承を解除できます。このようなプロパティには、プロパティ値の右側にチェックボックスがあります。サブタイプまたは属性の一部のプロパティでプロパティ値の継承を解除し、その他ではプロパティ値の継承を維持できます。編集できない継承可能プロパティには、プロパティ値の右側に、チェックボックスではなくチェックマーク
が付いています。
プロパティ値の継承の解除
プロパティ値の継承を解除するには、以下の手順に従います。
1. タイプの「操作」メニューで「編集」を選択して、編集モードに入ります。
2. プロパティフィールドの右側のチェックボックスをオフにします。「継承」アイコン
が表示されなくなります。
または
プロパティ値を編集します。プロパティ値フィールドの右側のチェックボックスが自動的にオフになり、「継承」アイコン
が表示されなくなります。ローカライズ可能な値を持つプロパティの場合、ローカライズアイコン
をクリックし、
「ローカライズ」ウィンドウでプロパティ値を編集すると、継承が解除されます。
3. 変更を保存して表示モードに戻るには「完了」をクリックし、変更を保存して編集モードのままにするには「保存」をクリックします。変更を保存するまで、継承関係は除去されません。
| タイプの説明や属性の説明などのプロパティ値、または「マスターテキスト」フィールドや「言語」フィールドなどのローカライズウィンドウからのプロパティ値の継承を解除した後に、タイプコンフィギュレーションをエクスポートおよびインポートするとき、次の動作が予想されます。 • プロパティが新しい値で修正されると、それはターゲットシステムでも反映されます。 • プロパティが空白値で修正されると、空白値の代わりに継承値がターゲットシステムで反映されます。 |
プロパティ値の継承の回復
プロパティの値を親タイプから継承するには、以下の手順に従います。
1. タイプの「操作」メニューで「編集」を選択して、編集モードに入ります。
2. プロパティフィールドの右側のチェックボックスをオンにします。
プロパティ値が更新され、親タイプのプロパティ値が表示されます。また、プロパティ値フィールドの左側には「継承」アイコン
が表示されます。
3. 変更を保存して表示モードに戻るには「完了」をクリックし、変更を保存して編集モードのままにするには「保存」をクリックします。変更を保存するまで、継承関係は回復されません。