レポートの編集
現在のコンテキストでレポートの修正アクセス許可を持つユーザーは、そのコンテキストに存在するレポートを編集できます。出荷時には、
定義済みのレポートはすべてサイトコンテキストに存在するので、サイト管理者のみがレポートを編集できるように設定されています。
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追加のユーザーがほかのコンテキスト内のレポートを編集できるようにするには、 ポリシー管理ユーティリティを使用して目的のコンテキストでのレポートオブジェクトへの「修正」アクセス許可をそれらのユーザーに付与します。詳細については、 ドメインとポリシーの管理を参照してください。
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この手順では、Windchill ソリューション内のレポートオブジェクトに関する情報のみを更新します。レポートが Windchill Business Reporting で表示されるように定義されている場合は、Windchill 内のレポート名が Windchill Business Reporting システム内で定義済みのレポート名に一致している必要があります。そうでない場合、レポートは Windchill Business Reporting では実行できませんが、デフォルトの Windchill HTML レポートビューアでは実行できる可能性があります。
レポートを編集するには、以下の手順に従います。
1. 以下のいずれかの方法を使用して、「レポートを編集」ウィンドウを開きます。
◦ 編集するレポートのある「レポート」テーブルで右クリック操作メニューの「編集」を選択します。
◦ 「レポート」テーブルでレポートの「編集」アイコン
をクリックします。
◦ レポートの情報ページで「操作」メニューの「編集」を選択します。
2. 以下のフィールドにレポートの属性情報を入力するか更新します。
◦ 「名前」- レポート名を修正します。
レポート名を編集する場合は注意が必要です。レポートが Windchill Business Reporting 用に作成されている場合、この名前は Windchill Business Reporting システムで定義された名前と一致する必要があります。そうでない場合、レポートを Windchill Business Reporting ビューで実行できなくなります。
| レポート名を修正した場合、「ローカライズされた名前」フィールドの値は自動的には変更されません。 |
◦ 「説明」- レポートの説明を修正します。この説明は「レポート」テーブルおよびレポートの情報ページに表示されます。
◦ 「コンテキストを表示」- レポートが表示されるコンテキストを選択します。アプリケーションコンテキスト (製品、プロジェクト、プログラム、またはライブラリ) のほかに、「変更」タブおよびユーザーの「ホーム」タブでレポートを表示するように設定することもできます。レポートは > および > テーブルには常に表示されます。
どのコンテキストでもレポートが表示されないようにするには空白オプションを選択します。
◦ 「入力ページ」- 必要に応じて、レポートで使用するカスタム入力ページに入力します。
◦ 「リソースバンドル」- 必要に応じて、列名やパラメータ名のローカライズに使用されるレポートの Java リソースバンドルを指定します。
◦ 「フォルダパス」- レポートを格納する「レポート」テーブルフォルダの名前を入力または修正します。「レポート」テーブルに新しいフォルダを追加するには、このフィールドに新しいフォルダの名前を入力します。
| 照会ビルダーまたは Windchill Business Reporting で新しいレポートが作成され、そのレポートが「レポート」テーブルで使用可能になると、そのレポートは自動的に「デフォルト」フォルダに配置されます。「デフォルト」フォルダがまだ存在していない場合は、Windchill によって自動的に作成されます。 「フォルダパス」を編集して、新しいレポートを「デフォルト」フォルダから別のフォルダに移動できます。 |
◦ 「使用可能」- レポートが使用可能の場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスがオフの場合は、レポートに対する修正アクセス許可を持つユーザーに対してのみ「レポート」テーブルでレポートが表示されます。
◦ 「Windchill Business Reporting が必要」- このチェックボックスは、レポートを Windchill Business Reporting ビューアで実行するか、Windchill レポートビューアで実行するかを決定します。(サイトおよび組織管理者のみ)
▪ このチェックボックスがオンで、Windchill Business Reporting がインストールされている場合、レポートは常に Windchill Business Reporting ビューアで実行されます。
▪ このチェックボックスがオンで、Windchill Business Reporting がインストールされていない場合、ユーザーがレポートを実行しようとすると、このレポートには Windchill Business Reporting が必要であることを示すエラーメッセージが表示されます。
▪ このチェックボックスがオフになっている場合、Windchill Business Reporting がインストールされ、Windchill Business Reporting バージョンのレポートが存在すれば、レポートは Windchill Business Reporting ビューアで実行されます。そうでない場合、レポートは Windchill HTML レポートビューアで実行されます。レポートのプライマリデータソース (レポートテンプレートまたは Info*Engine タスク) が存在しない場合、エラーが返されます。
| デフォルトでは、「Windchill Business Reporting が必要」チェックボックスがオンになり、Jasper ベースのレポートでは無効になります。 |
◦ 「レポート詳細」- レポートが使用する Info*Engine のタスクまたは Windchill レポートテンプレートが表示されます。このフィールドは編集できません。レポートテンプレート名をクリックして、レポートテンプレートの情報ページを表示します。
3. 「OK」をクリックし、「レポートを編集」ウィンドウを閉じて、レポート情報を更新します。
Windchill Business Reporting 内でレポートを編集する方法の詳細については、
Windchill Business Reporting のドキュメンテーションページから参照できるドキュメンテーションを参照してください。詳細については、
Windchill Business Reporting 内のドキュメンテーションへのアクセスを参照してください。