障害許容送信の失敗
エクスポート操作を構成する 3 つの主要なタスクは、オブジェクトの収集、オブジェクトのエクスポート、パッケージメタデータのエクスポートです。これらのタスクがシーケンスで実行されてパッケージが圧縮されます。各タスクは複数のサブタスクで構成されています。たとえば、オブジェクトの収集ではメンバーの収集、依存の収集、収集されたオブジェクトのフィルタなどのサブタスクが実行されます。
エクスポート操作の各タスクは障害許容として設計されていますが、すべてのサブタスクが障害許容であるわけではありません。一部のサブタスクは、エラーが発生した場合にフェイルファストするように設計されています。したがって、パッケージを圧縮するときに「障害許容を有効化」チェックボックスがオンになっていても、サブタスクが正常に実行されなければ、エクスポート操作は失敗します。たとえば、依存を収集しているときに、依存を識別できないタイプのプライマリオブジェクトが多数存在する場合があります。そのような場合、サブタスクが失敗し、結果としてエクスポート操作が失敗します。フェイルファストするように設計されているサブタスクは以下のとおりです。
• メンバーの収集
• 依存の収集
• 収集されたオブジェクトのフィルタ
• .jar ファイルへの書き込み