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アーキテクチャエディタでの配置アーキテクチャの管理
コンフィギュレーション可能製品の「アーキテクチャエディタで開く」操作を使用して「アーキテクチャエディタ」を起動し、その製品の配置アーキテクチャを表示および編集できます。「アーキテクチャエディタで開く」操作は、コンフィギュレーション可能部品の「操作」メニューから使用できます。
詳細については、ビデオをご覧ください。大きなウィンドウでビデオを視聴するには、ビデオのタイトルをクリックします。これにより、新しいタブで YouTube のビデオが開きます。
「アーキテクチャエディタ」で定義されている配置アーキテクチャを使用して、コンフィギュレーション可能製品のアセンブリに使用されるコンフィギュレーションロジックが取り込まれます。製品を設定する際には、配置アーキテクチャを使用して、その設定済み製品の動的に配置された製品表現を構築し、設定済みの CAD バリエーションを構築してさらなる設計作業を行います。
配置アーキテクチャには以下の 2 つの主要コンポーネントが含まれています。
コンフィギュレーション可能モジュール: アーキテクチャ内のコンフィギュレーション可能モジュールを使用して、子モジュールバリエーションが互換性があるものとして表されます。
インタフェース: インタフェースによって、2 つのコンフィギュレーション可能モジュール間の配置関係が確立されます。
これら 2 つのエレメントの組み合わせによって、各コンフィギュレーション可能モジュールに関連付けられているモジュールバリエーションの任意の組み合わせの配置方法が表されます。
「アーキテクチャエディタ」ユーザーインタフェースは以下の表示枠で構成されています。
コンフィギュレーション可能構造: 最新のコンフィギュレーション仕様に基づいて、コンフィギュレーション可能製品の構造が表示されます。コンフィギュレーション可能でない部品はフィルタによって除外され、オカレンスモードで構造が表示されます。詳細については、「オカレンス表示」を参照してください。この構造には「アイデンティティ」コラムと「参照指定子」コラムが含まれています。この枠には、最新として定義されているコンフィギュレーション可能構造に適用されている現在のコンフィギュレーション仕様も表示され、ここではビューが、作業コピーを含む、トップレベルのコンフィギュレーション可能製品のビューに設定されています。コンフィギュレーション仕様は修正できません。
この枠では、「全体を表示」「レベルによる展開」、または「全体を非表示」右クリック操作を使用して、選択した部品の構造を繰り返し展開したり折りたたんだりすることができます。これらの操作の詳細については、「「表示」操作セット - 部品」を参照してください。
配置アーキテクチャ: コンフィギュレーション可能製品のアセンブリ方法を定義するために使用される、接続されたノードのグラフが表示されます。ノードはコンフィギュレーション可能モジュールを表し、接続はコンフィギュレーション可能モジュール間のインタフェースを表します。ノードを追加するには、コンフィギュレーション可能モジュールを部品構造からドラッグしてグラフ上にドロップします。インタフェースを追加するには、グラフ内の子ノードから親ノードへの接続を作成します。
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コンフィギュレーション可能構造で行を選択すると、コンフィギュレーション可能モジュールがすでにグラフに追加されている場合、配置アーキテクチャグラフで対応するノードが選択されます。グラフで別のノードまたはインタフェースを選択した場合、コンフィギュレーション可能構造でこれまで選択されていた行が選択解除されます。
1 つの子が複数の親に接続されている場合がありますが、製品が設定された後は 1 つのインタフェースだけが残っていなければなりません。そうでない場合、子モジュールバリエーションの位置を計算できないというエラーメッセージが表示されます。
配置アーキテクチャの更新を開始すると、トップレベルのコンフィギュレーション可能製品が自動的にチェックアウトされます。
グラフからノードまたはインタフェースを削除するには、ノードまたはインタフェースをクリックし、「除去」右クリック操作を選択します。ノードを削除すると、そのノードに接続されているインタフェースもすべて除去されます。「除去」操作を使用すると、インタフェースと、そのインタフェース上で選択したロケータに定義されている割り当てられた定義式が削除されます。または、キーボードの Delete キーを使用してノードまたはインタフェースを削除することもできます。
インタフェース: 接続されている親コンフィギュレーション可能モジュールと子コンフィギュレーション可能モジュールを配置するときに使用可能なロケータの選択が表示されます。ロケータに定義されている割り当てられた定義式によって、製品の設定時に使用されるロケータが決まります。
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グラフに接続が破線で表示されている場合、そのインタフェースは部分的に定義されています。つまり、親コンフィギュレーション可能モジュールまたは子コンフィギュレーション可能モジュールのいずれかまたはその両方のロケータが選択されていません。
配置アーキテクチャを定義する手順
コンフィギュレーション可能製品の配置アーキテクチャを定義するには、次の手順を実行します。
1. コンフィギュレーション可能製品構造を定義します。詳細については、コンフィギュレーション可能構造とプラットフォームベースの製品のサポートを参照してください。
2. 下位レベルのコンフィギュレーション可能モジュールのロケータを定義します。
a. コンフィギュレーション可能製品の部品構造から、「ロケータ」タブを開きます。
b. 下位レベルのコンフィギュレーション可能モジュールを選択します。
c. 概念上の配置位置を表すロケータを定義します。
3. コンフィギュレーション可能モジュールの配置アーキテクチャを定義します。
a. コンフィギュレーション可能製品の「操作」メニューから「アーキテクチャエディタで開く」操作を選択して、「アーキテクチャエディタ」を起動します。
b. コンフィギュレーション可能構造から配置アーキテクチャグラフにコンフィギュレーション可能モジュールをドラッグすることで、グラフにノードを追加します。
c. 子コンフィギュレーション可能モジュールノードと親コンフィギュレーション可能モジュールノードの間の接続を描画することでインタフェースを追加します。
d. 接続を選択し、「インタフェース」枠で次の手順を実行します。
a. 子コンフィギュレーション可能モジュールと親コンフィギュレーション可能モジュールの配置に使用可能なロケータを選択します。
b. コンフィギュレーション可能製品に割り当てられているオプションフィルタに基づいて、選択したロケータの選択肢定義式を定義します。
e. すべてのノードとインタフェースが定義されるまで、手順 b から d を繰り返します。
配置アーキテクチャを定義した後は、製品の設定時に、製品コンフィギュレーションと配置アーキテクチャに基づいて、配置された製品表現が動的に構築されます。この後、部品構造ブラウザの「Visualization」タブで製品表現を確認できます。
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設定されている製品に全仕様対応の結果が含まれている場合、コンフィギュレーション可能モジュールは複数のモジュールバリエーションによって解決されるので、そのモジュールを自動的に配置できないことがあります。
コンフィギュレーションコンテキストを作成し、「CAD ツールで開く」操作を使用することで、作成された配置済みの製品を CAD セッションで開くことができます。詳細については、CAD アプリケーションでプラットフォーム構造を開くを参照してください。