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インポートでのバージョンマッピングの設定
パッケージのインポート時に行われるバージョンマッピングを指定するには、WT_HOME\codebase にある wt.properties ファイルでプロパティ com.ptc.windchill.rd.labelBasedImportHandling.trackedSenders を設定します。このプロパティはデフォルトでは使用できません。このプロパティが wt.properties ファイルで設定されていない場合、デフォルトで位置マッピングが使用されます。
暗黙的なマッピングを行わずにソースシステムのバージョン情報を使用するようにインポートを設定するには、送信者 (ソースシステム) の GUID のコンマ区切りリストを指定します。指定した送信者によってエクスポートされたパッケージだけが、そのようなマッピングの対象となります。
com.ptc.windchill.rd.labelBasedImportHandling.trackedSenders=<GUID1>,<GUID2>,<GUID3>
例を以下に示します。
com.ptc.windchill.rd.labelBasedImportHandling.trackedSenders=408654286-1604483643848-1777043124-1-33-168-192,238654276-5503283643444-5677033128-1-73-455-144
すべての送信者を対象とするには、ワイルドカード文字 (*) を指定します。
com.ptc.windchill.rd.labelBasedImportHandling.trackedSenders=*
システムの GUID を調べるには、次のいずれかの方法を使用します。
ZIP パッケージ内の \importData\0.data ファイルに移動します。
ソースシステムの Windchill シェルで次のコマンドを入力します。
windchill wt.scm.client.SCMCMD displayRepository -u <管理者ユーザー名> —p <管理者パスワード>
例: windchill wt.scm.client.SCMCMD displayRepository -u wcadmin -p wcadmin
* 
パッケージをインポートする前にこのプロパティを設定することをお勧めします。以降のインポートや差分インポートでオブジェクトバージョン管理のコンフリクトが発生する可能性があるので、この設定を後で変更しないでください。
暗黙的なマッピングを行わずにソースシステムのバージョン情報を使用するためのサポートは Windchill 12.0.2.0 以降のリリースでのみ提供されています。この方法は Windchill 12.0.0.0、Windchill 12.0.1.0、または Windchill 12.0.2.0 から Windchill 12.0.2.0 にパッケージをインポートする場合にのみ使用できます。
1.A や A.A などの非整数連続の作業版数を持つオブジェクトは、マッピングが「なし」に設定され、ターゲットシステムで設定されている作業版数連続でそのようなラベルが許可されている場合にのみ正常にインポートされます。