オブジェクトのチェックイン
オブジェクトをチェックインすると、作業コピーが新しいそのオブジェクトの作業版数になり、前の作業版数がロック解除されます。
次の基準を満たしている場合、オブジェクトをチェックインできます。
• 自分自身がそのオブジェクトを
チェックアウトしている。オブジェクトがチェックインされている場合、または別のユーザーによってチェックアウトされている場合、
「チェックイン」操作は実行できません。
|
組織管理者は、次の場合を除き、別のユーザーによってチェックアウトされているオブジェクトをチェックインできます。
• そのオブジェクトが別の組織にある。
• 管理アクセス権を持つ別のユーザーによってそのオブジェクトがチェックアウトされている。
|
• そのオブジェクトタイプが Windchill でバージョン管理されている。フォルダ、注記、変更管理オブジェクトなどのオブジェクトはバージョン管理されているオブジェクトであり、改訂、チェックアウト、またはチェックインを行うことができます。
|
選択した部品の「チェックイン」を実行するには、構造に新規の子部品が含まれていてはならず、すべての子部品がコモンスペースに少なくとも 1 回はチェックインされている必要があります。
|
オブジェクトをチェックインするには、以下の手順に従います。
1. 次のいずれかの場所から「操作」メニューの「チェックイン」を選択します。
◦ オブジェクトの情報ページ
◦ Windchill で使用するテーブルのツールバー
◦ Windchill でテーブル行を右クリックしたときに表示されるメニュー
|
「編集」操作を使用してオブジェクトをチェックインすることもできます。詳細については、 オブジェクトの編集を参照してください。
|
「チェックイン」ウィンドウが表示されます。
2. 「コメント」フィールドに、オブジェクトの変更内容に関するコメントを入力します。最大 2000 文字まで入力できます。これらのコメントは、オブジェクトの情報ページの「作業版数履歴」テーブルに表示されます。
3. オブジェクトタイプに応じて、追加のフィールドが表示されます。たとえば、ドキュメントをチェックインするときには、「プライマリ コンテンツソース」フィールドが表示されます。該当するフィールドに情報を入力します。
4. 必要に応じて次のチェックボックスをオンにします。
◦ 「チェックイン後にチェックアウト状態を保持」- チェックイン完了後にオブジェクトを再度チェックアウトする場合にオンにします。たとえば、自分が最近行った変更を別のユーザーに表示するが、そのオブジェクトが別のユーザーによってチェックアウト可能になる前に、追加の更新を行う場合です。
◦ 「チェックイン後に CAD にパブリッシング」- 部品または部品アセンブリを関連 CAD 構造と同期化する場合にオンにします。すべてのタスクが処理されるまで、サブミットされた CAD パブリッシングタスクと関数は中断されずにバックグラウンドでキューに入ります。詳細については、
CAD への一括変更のパブリッシングを参照してください。
|
「チェックイン後に CAD にパブリッシング」チェックボックスのデフォルトは > プリファレンスによって制御されます。詳細については、 プリファレンス管理を参照してください。
|
5. 「OK」をクリックします。
6. 「チェックイン」ウィンドウが閉じてページが更新され、オブジェクト名の横にあった「チェックアウト済み」アイコンは表示されなくなります。