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部品構造のフィルタ
部品構造は大規模で複雑になる場合や、6 から 10 レベルのアセンブリ階層に数千の部品が含まれる場合もあります。これらの部品構造は 1 つの製品を表現したり、オプションモジュールで構成される類似製品のファミリーを表現できます。部品構造では、時間の経過に伴う製品のコンフィギュレーション履歴も把握されます。製品の寿命全体では、数千のコンフィギュレーションが設計、製造、および販売される場合もあります。Windchill には、特定の時点または特定の製品シリアル番号について有効な製品コンフィギュレーションだけを表示することで、部品構造の複雑さを抑えるためのフィルタツールが用意されています。ほかのタイプのフィルタは、特定の製品開発タスクで有効な部品構造のサブセットを表示するために使用されます。
詳細については、部品構造フィルタについてを参照してください。
部品構造フィルタは 3 つのカテゴリに分類されます。
コンフィギュレーション仕様 - 部品構造をフィルタ処理して、過去に生産された、または生産が計画されている、完全な部品表またはコンフィギュレーションを表示します。部品構造の各ノードは、コンフィギュレーション仕様の基準を満たす 1 つの部品バージョンを表します。
オプションフィルタ - モジュール部品構造は、顧客が選択したモジュール機能を表す、コンフィギュレーション可能部品で構成されます。オプションの製品構造は、オプションが相互に排他的である場合でも、すべてのオプションのすべての構成部品が含まれるため、「全仕様対応」と呼ばれます。オプションフィルタは、全仕様対応の部品構造から、選択したオプションの標準部品だけを表示します。
特殊フィルタ - 特殊フィルタは、特定のタスクに関連する部品構造のサブセットを表示します。
特定の属性値を持つ部品だけを表示する場合は、属性フィルタを使用します。詳細については、属性フィルタについてを参照してください。
部位領域フィルタは、幾何的な基準に基づいて部品を表示します。たとえば、指定した球またはボックスの内部にある部品や、選択した部品の近くにある部品だけを表示することができます。詳細については、部位領域フィルタについてを参照してください。
フィルタのタイプを組み合わせて、複雑なフィルタ問題を解決できます。たとえば、6 シリンダーエンジン (オプションフィルタ) の電気系構成部品 (特殊属性フィルタ) で、最新の設計ベースライン (コンフィギュレーション仕様) を表示することができます。
詳細については、複数の部品構造フィルタを使用する際の最良事例を参照してください。