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デジタル製品トレーサビリティのトラブルシューティング
このセクションでは、デジタル製品トレーサビリティを使用する際に発生する可能性のある一般的な問題について、トラブルシューティングのヒントを示します。
以下のテーブルに、これまでに特定された問題、考えられる原因、および問題解決に役立つ対処法を示します。詳細については、PTC サポートまでお問い合わせください。
問題
ソリューション
「トレースを追加」を使用してトレースを作成する際にサーバーに接続できない
ThingWorx が動作していることを確認します。
Windchill プロパティに適切な値が設定されていることを確認します。詳細については、システムの互換性および要件Windchill プロパティに関連するセクションを参照してください。
ThingWorx サーバーの CORS 設定に Windchill サーバーが追加されていることを確認します。
「トレースを追加」を使用してトレースを作成する際に Not Authorized エラーが返される
ThingWorx で正しいユーザーアクセス許可が設定されていることを確認します。詳細については、ThingWorx Platform エンティティのアクセス許可を参照してください。
次の ThingWorx アプリケーションロガーを有効にします。
c.p.t.d.OslcDataServices
c.p.t.r.p.OslcResourceProviderProcessor
c.p.t.r.ProcessorHelper
「トレースを追加」ウィンドウに「サーバー」または「リソース」の値が表示されない
ThingWorx で該当するコンフィギュレーション参照 Thing に適切な値が指定されていることを確認します。詳細については、DPT 拡張機能の設定を参照してください。
Windchill「タイプおよび属性の管理」で DPT トレースリンクに有効な関連制約が指定されていることを確認します。詳細については、システムの互換性および要件を参照してください。
Windchill「選択ダイアログのコンテキスト」でデータの読み込みに失敗する
次の ThingWorx アプリケーションロガーを有効にします。
c.p.t.d.OslcDataServices
c.p.t.r.p.GetHeirarchyProviderProcessor
c.p.t.r.p.ResourceProviderProcessor
Windchill でリモートコラムへのリモート情報のフェッチに失敗する
ThingWorx サービスが正常に実行されたことを確認します
次の ThingWorx アプリケーションロガーを有効にします。
c.p.t.d.OslcDataServices
c.p.t.r.p.ResourceProviderProcessor
c.p.t.r.ProcessorHelper
c.p.t.u.TraceLinksUtil
次の Windchill ロガーを有効にします。
com.ptc.mvc.components
小さいプレビューと OSLC 委任ダイアログの読み込みに失敗する
Windchill サーバーが Windchill RV&SWindchill Modeler、および IBM Rational Doors NG OSLC サーバーのホワイトリストに追加されていることを確認します。
無効なリソースが作成される
次の ThingWorx アプリケーションロガーを有効にします。
c.p.t.r.p.ResourceProviderProcessor
c.p.t.r.p.ResourceValidator
c.p.t.r.p.ResourceBuilder
c.p.t.v.OslcValidationServices
検証フロー Thing が正しくタグ付けされていることを確認します。
適切な検証フロー Thing が呼び出されていることを確認します。
外部 OSLC サーバーに有効な「項目」の値が存在することを確認します。
外部 OSLC サーバーの OSLCServerMappingConfigTableTag の値が正しく指定されていることを確認します。
次のテスト検証フローサービス ValidateOslcFlow を使用して、カスタマイズされた検証フロー Thing が正しく動作していることを確認します。ValidateOslcFlow サービスは OslcValidationServicesThing にあります。
有効なリソースの作成に失敗し、エラー One or more of the selected resources are not of resource type {0}. Make a valid selection and try again. が返される
次の ThingWorx アプリケーションロガーを有効にします。
c.p.t.r.p.ResourceProviderProcessor
c.p.t.r.p.ResourceValidator
c.p.t.r.p.ResourceBuilder
c.p.t.v.OslcValidationServices
検証フロー Thing が正しくタグ付けされていることを確認します。
適切な検証フロー Thing が呼び出されていることを確認します。
外部 OSLC サーバーに有効な「項目」の値が存在することを確認します。
外部 OSLC サーバーの OSLCServerMappingConfigTableTag の値が正しく指定されていることを確認します。
次のテスト検証フローサービス ValidateOslcFlow を使用して、カスタマイズされた検証フロー Thing が正しく動作していることを確認します。ValidateOslcFlow サービスは OslcValidationServicesThing にあります。
リモートオブジェクトデータを表示するテーブルの既知の制限事項
JCA テーブルの次の機能では、リモートサーバーからのデータを処理する機能が制限されています。
「テーブルでサーチ」 - データセットが大きい場合、この機能によってページ付けされたテーブルのリモートデータが一貫して検出されないことがあります。テーブルサイズを大きくすることで、この問題を解決できます。
「テーブルビュー」 - リモートオブジェクトを含むテーブルビューを使用している場合、この機能はリモートオブジェクトデータのフィルタをサポートしません。