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プラントフィルタに関連する使用事例
プラントフィルタは、次の構造に適用されます。
上記の構造では、次の点に注意してください。
プラント 1 とプラント 2 が各部品に割り当てられています。
部品 2 B.1 は、部品 2 の改訂バージョンです。部品 2 A.1 と部品 2 B.1 にはそれぞれ、エフェクティビティ 1 とエフェクティビティ 2 が割り当てられています。部品 4、部品 7、部品 9 にも、プラントとエフェクティビティが同様に割り当てられています。
部品 5 と部品 10 にはプラントが割り当てられていません。
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次のすべての使用事例について、デフォルトのコンフィギュレーション仕様は「最新」です。
使用事例 1: プラントフィルタ
プラントフィルタ基準: プラント 1
「プラント割当なしで部品を含む」チェックボックスをオフにします。
結果:
プラントフィルタの適用は下位から上位へ順に行われます。最下位の子部品から最上位の部品までたどって適用されます。部品 2 と 9 の両方のバージョンが基準を満たしています。デフォルトのコンフィギュレーション仕様は「最新」であるため、これらの部品の最新バージョンが表示されます。
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プラントフィルタ基準でプラントのみを指定した場合、エフェクティビティは結果の構造に影響を与えません。
フィルタされた構造では、フィルタ基準を満たしていないサブアセンブリの親部品は、その子部品のいずれかがフィルタ基準を満たしていれば表示されます。この構造では、サブアセンブリ 2 がプラント 2 に割り当てられています。これは、子部品によって基準を満たしているので、フィルタされた構造にも表示されます。
使用事例 2: プラント割当
プラントフィルタ基準: プラント 1
「プラント割当なしで部品を含む」チェックボックスをオンにします。
結果:
結果の構造では、部品 5 と部品 10 が表示されます。これは、これらの部品に割り当てられているプラントがないためです。
使用事例 3
プラントフィルタ基準: プラント 3
「プラント割当なしで部品を含む」チェックボックスをオフにします。
結果:
プラント 3 はツリー構造内のいずれの部品にも割り当てられていません。ルート部品のみが表示されます。
使用事例 4
プラントフィルタ基準: プラント 2、エフェクティビティ 1
「プラント割当なしで部品を含む」チェックボックスをオフにします。
結果:
基準を満たすツリー構造内の部品はありません。ルート部品のみが表示されます。部品 4 と部品 7 の最新バージョンは、フィルタ基準を満たしていません。部品 4 と部品 7 は、フィルタされた構造には表示されません。
使用事例 5
プラントフィルタ基準: プラント 2、エフェクティビティ 1
「プラント割当なしで部品を含む」チェックボックスをオンにします。
結果:
部品 5 と部品 10 は、プラントが割り当てられていないので、表示されます。サブアセンブリ 1 とサブアセンブリ 2 はフィルタ基準を満たしていませんが、フィルタ基準を満たす子部品の親であるため表示されます。
使用事例 6
プラントフィルタ基準: プラント 2、エフェクティビティ 2
「プラント割当なしで部品を含む」チェックボックスをオンにします。
結果:
部品 5 と部品 10 は、プラントが割り当てられていないので、表示されます。サブアセンブリ 1 とサブアセンブリ 2 はフィルタ基準を満たしていませんが、フィルタ基準を満たす部品の親であるため表示されます。部品 4 と部品 7 の最新バージョンは、フィルタ基準を満たしています。