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免除承諾の切り取り、コピー、貼り付け
免除承諾を移動またはコピーするには、以下の手順に従います。
「切り取り」および「貼り付け」- 免除承諾をソースフォルダから除去し、ターゲットフォルダに貼り付けます。これらの操作は、「承諾フォルダのコンテンツ」テーブル内のフォルダにも使用できます。
「コピー」および「貼り付け」- ソースフォルダ内にオリジナルの免除承諾を維持したまま、ターゲットフォルダ内に免除承諾のコピーを作成します。「コピー」操作を使用して新しい免除承諾を作成する場合、オリジナルの免除承諾の番号属性のみが変更されます。「承諾フォルダのコンテンツ」テーブル内のフォルダは、コピーしたり貼り付けることができません。
承諾フォルダを移動するには、「切り取り」および「貼り付け」操作を使用します。フォルダ内の免除承諾はフォルダとともに移動しますが、フォルダ内の免除承諾に関連付けられているオブジェクトが承認されるのは、フォルダを承諾と同じコンテキスト内で移動した場合か、祖先のコンテキストに移動した場合のみです。「切り取り」および「貼り付け」 操作を使用して、免除承諾を組織間、またはサイト コンテキストから子コンテキストに移動することはできません。
新しいコンテキストまたはフォルダに免除承諾を貼り付けるには、貼り付け先の場所のコンテキスト内で免除承諾が一意の番号を持つ必要があります。免除承諾を新規コンテキストに貼り付けた場合、承認された参加者とオブジェクトは維持され、アクティブな免除承諾のすべての条件が満たされていれば、その免除承諾によって参加者はオブジェクトに対する要件を免除されることになります。アクティブな免除承諾の詳細については、免除承諾についてを参照してください。
特別なアクセス許可を持つ承諾マネージャのみが、上位レベルのコンテキスト (「組織」や「サイト」など) に対して免除承諾のコピー/貼り付けまたは切り取り/貼り付けを行うことができます。詳細については、承諾マネージャへのアクセス許可の設定を参照してください。コンテキストベースの免除承諾の場合、免除承諾を上位レベルのコンテキストに移動することで、より多くのコンテキストを承認できます。
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複数のコンテキストを含んでいるコンテキストベースの免除承諾を別のコンテキストに貼り付ける場合、それによって承認されたコンテキストのリストの内容は変更されません。切り取り/貼り付けまたはコピー/貼り付け操作の実行後、免除承諾情報を参照して、その状態、承認されたコンテキスト、およびその他の必須フィールドが必要に応じて設定されていることを確認することをお勧めします。
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Windchill 11.1 M010 より前のバージョンで作成されたコンテキストベースの免除承諾を移動すると、承認されたコンテキストが変更されるため、この免除承諾が適用されるオブジェクトも変更されます。すべての免除承諾管理者がコンテキストベースの免除承諾を移動できるようになり、コンテキスト内のすべてのオブジェクトへアクセス可能になるのを避けるために、コンテキストベースの免除承諾タイプに対する "移動によって作成アクセス許可" を持つ免除承諾管理者の数を制限することをお勧めします。