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Windchill での Autodesk Inventor コンテンツセンターの使用
Windchill 10.2 以降では、Autodesk Inventor コンテンツセンター部品を操作するためのサポートが提供されています。コンテンツセンターは Autodesk Inventor の標準部品ライブラリで、通常は事前に作成された標準部品を含んでいます。この機能を有効にするには、Autodesk Inventor のインストール時に Autodesk Inventor コンテンツセンターライブラリをインストールする必要があります。
Windchill での Autodesk Inventor コンテンツセンターのセットアップ
ライブラリのセットアップ - Autodesk Inventor コンテンツセンター部品のために使用する Windchill サーバー上で、ライブラリをセットアップする必要があります。ライブラリの詳細については、新規ライブラリの作成を参照してください。
1. 「ライブラリ」テーブルの新規ライブラリアイコン をクリックします。
「新規ライブラリ」ウィンドウが開きます。
2. 作成するライブラリのタイプを、「タイプ」ドロップダウンリストから選択します。
3. 「名前」フィールドに、作成するライブラリの名前を入力します。
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現在の組織コンテキスト内で一意のライブラリ名を入力してください。また、ライブラリ名では特殊文字 (/、\、!、@、#、$、%、^、&、*、(、)、:、?、"、<、>、|) を使用できません。
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後でプリファレンスを設定する際に、ここで作成したライブラリ名を使用します。
4. 「説明」テキストフィールドに、ライブラリの説明を入力します。
5. 「OK」をクリックしてライブラリを作成し、ウィンドウを閉じます。
プリファレンスのセットアップ - Autodesk Inventor コンテンツセンターに使用するライブラリを定義するには、「プリファレンス管理」ユーティリティの「アプリケーションの使用するライブラリを定義」プリファレンスを設定する必要があります。
1. Windchill で、「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「プリファレンス管理」 > 「Workgroup Manager クライアント」に移動して、「アプリケーションの使用するライブラリを定義」プリファレンスを見つけます。
2. 「値」フィールドに、<Windchill library>/<folder in this library> の形式でライブラリコンテキストの名前とフォルダを入力して (次に示すプリファレンスの図のように)、「OK」をクリックします。
Windchill での Inventor コンテンツセンター部品の使用
Windchill に存在しない部品 - Windchill で使用されたことがない Autodesk Inventor コンテンツセンター部品は、「アプリケーションの使用するライブラリを定義」プリファレンスで指定された Windchill ライブラリに通知なしでチェックインされます。このコンテンツセンター部品には識別アイコンが割り当てられ、「ドキュメントサブカテゴリ」「ライブラリ部品」に設定されます。これらは両方とも「詳細」ページに表示されます。
ライブラリが「アプリケーションの使用するライブラリを定義」プリファレンスで設定されていない場合、部品はアセンブリに挿入されたときにワークスペースに保存され、ライブラリ部品として動作します。コンテンツセンターのアイコンとサブカテゴリが使用されます。デフォルトでは、このような部品は「製品」コンテキストにチェックインされます。
Windchill に存在する部品 - 前に Windchill で使用されたことがあるコンテンツセンター部品がチェックインされた場合 (部品がワークスペース内には存在せず、Windchill には存在する)、コンテンツセンター部品がワークスペースに通知なしでダウンロードされ、アセンブリに追加されます。Windchill に存在する部品を通知なしで追加する動作は、「アプリケーションの使用するライブラリを定義」プリファレンスの設定とは無関係で行われます。
ワークスペースにすでに存在する部品 - 挿入するコンテンツセンター部品がワークスペースにすでに存在する場合、部品は再使用されます。コンテンツセンター部品を使用すると、Autodesk Inventor はキャッシュの場所 (「部品をこのフォルダに作成」の場所) で、部品がすでに作成されているかどうかを自動的にチェックします。部品がすでに作成されている場合、プログラムによりキャッシュの場所が WFS ワークスペースに設定されるので、Autodesk Inventor によって既存の部品が作成または上書きされることはありません。
「As Custom」オプションを使用して追加された Autodesk Inventor コンテンツセンター部品 - 「As Standard」の代わりに「As Custom」オプションを指定してコンテンツセンター部品をアセンブリに追加する場合、部品は自動生成された番号 (CAD ドキュメントの自動番号付けがオンの場合) または元の名前 (CAD ドキュメントの自動番号付けがオフの場合) の付いた通常の部品としてアセンブリに追加され、コントロールセンター部品としてではなく通常の部品として動作します。
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「プロジェクト」コンテキストで作業している場合には「アプリケーションの使用するライブラリを定義」プリファレンスを設定しないでください。このプリファレンスが設定されている場合、コンテンツセンター部品はライブラリの場所にサイレントにチェックインされますが、自分は別の作業版数をチェックアウトしているので、ワークスペースにはその一般ステータスが表示されます。次の図ではこのステータスアイコンが示されています。