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パッケージ設定を管理する
サイトでパッケージの使用を開始する前に、いくつかのオプション設定について検討する必要があります。これらの機能はすべて、タイプベースのプロパティを使用することによって利用可能です。これらのプロパティは XML ファイルで設定され、Windchill に読み込まれて、「プリファレンス管理」ユーティリティによって有効化されます。サイトで使用可能なパッケージタイプごとに、これらのオプションを有効にできます。
詳細については、パッケージのタイプベースのプロパティを参照してください。
機能
デフォルトの動作
オプションの動作
フィルタリングオプション
「コレクション規則を設定」ウィンドウでパッケージコンテンツにフィルタを適用することができます。このウィンドウは、パッケージを作成するとき、またはパッケージにコンテンツを追加するときに使用できます。このウィンドウからフィルタを適用すると、パッケージコンテンツが更新され、コレクション規則が再適用されます。
フィルタリングプロパティを有効にした場合、「フィルタを編集」アイコン 「パッケージコンテンツ」テーブルに表示され、「フィルタを編集」操作がパッケージの「操作」メニューに表示されます。フィルタ適用のデフォルトの動作に加え、コンテンツを更新およびコレクション規則を再適用することなく、パッケージにフィルタを適用できるようになりました。フィルタによって除外されたパッケージコンテンツも表示できます。
コンテンツファイルの包含
送信 Zip ファイルには、パッケージコンテンツに関連付けられているすべてのコンテンツファイルが含まれます。「送信添付資料に含める」テーブルに関連付けられているコンテンツファイルも含まれます。パッケージをロックするときにファイル拡張子に基づいて、パッケージコンテンツに関連付けられているコンテンツファイルを除外することができます。
IncludedContentRoles プロパティを使用してファイルのコンテンツ役割を指定した場合、指定したコンテンツ役割と一致していて、パッケージオブジェクトに添付されている追加のファイルが、パッケージの Zip ファイルに含まれます。「送信添付資料に含める」テーブルを使用して添付されたファイルは、プロパティの設定に関係なく含まれます。プロパティ設定によって含まれているファイルは、結果の Zip ファイルのみに表示されます。
EnableContentControl プロパティを有効にした場合、パッケージがロックされると「ファイルを選択」操作が使用できるようになります。「ファイル」テーブルを使用して、Zip ファイルを作成する前に、パッケージからコンテンツファイルを手動で除外できます。これにより、Zip ファイルコンテンツをより詳細なレベルで制御できます。この操作は、パッケージ、テクニカルデータパッケージ、CDRL パッケージ、または SDRL パッケージのみで使用できます。
ExcludedMemberContentRoles プロパティを有効にした場合、コンテンツ役割に基づいてコンテンツファイルをフィルタすることができます。コンテンツ役割またはファイル拡張子によってフィルタされたファイルは、「ファイルを選択」テーブルが有効化されている場合、このテーブルには表示されません。
圧縮オプション
「送信用にパッケージを Zip で圧縮」操作には、「フォーマットオプション」、「送信オプション」、「マニフェストオプション」という、コンフィギュレーション可能な 3 つのコンポーネントがあります。パッケージ、テクニカルデータパッケージ、CDRL パッケージ、および SDRL パッケージの場合、パッケージ Zip ファイルは、エクスポートのみまたは PTC Windchill 10.2 フォーマットのいずれか (ライセンスによる)、オフラインビューア、差分送信をサポートします。レプリケーションパッケージの場合、パッケージ Zip ファイルは、PTC Windchill 10.2 フォーマットと差分送信をサポートしますが、マニフェストファイルはサポートしません。
有効にするプロパティに応じて、Zip ファイルの複数の設定が使用できます。たとえば、送信のタイプやマニフェストのタイプです。これらのオプションそれぞれの詳細については、次を参照してください。
これらのオプションに対して選択肢のオプションを 1 つだけ有効にした場合、Zip ファイルの生成時にはその選択肢が使用されます。オプションごとに複数の選択肢を定義した場合、Zip ファイルの生成時にはユーザーに選択肢のセットが表示されます。
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パッケージの差分送信が許可されている場合、パッケージの初めての送信は常に完全送信で、それ以外のオプションは無効になります。