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製品ファミリーの定義のワークフロー
次に示す基本手順では、企業が Windchill で製品ファミリーを定義し、製品バリエーションを作成するために使用できるプロセスの概要を説明します。
1. エンジニアリングまたはマーケティングの部門で、必要な製品コンフィギュレーションの解析を行います。
a. この製品の定義を始める際に最も有効に利用できる、既存のコンフィギュレーション可能製品を Windchill 内で探します。
b. 製品の機能と特性に基づいて、オプションと可能な選択肢のリストを作成します。
c. 選択肢の間にある関係を解析して、必須、共存可能、または共存不可能な選択肢を把握します。
d. それぞれの製品コンフィギュレーションの仕様を作成します。
2. Windchill 製品またはライブラリのオプションプールについて、企業全体での定義を作成します。
a. 製品機能と製品要件に基づいて、Windchill の製品またはライブラリのコンテキスト内でオプションを作成します。類似した製品ファミリーのオプションを再使用できます。
b. 各オプションに対して、可能な選択肢を作成します。
c. 特定の選択肢の間にある関係を表す規則を作成します。
3. 製品ファミリーの定義を作成します。
a. 1 つまたは複数のオプションプールからの選択肢を参照することにより、オプションセットを作成します。ほかの製品ファミリー用に作成されたオプションを組み込むこともできます。
b. グローバル規則を再使用するか、オプションセット内で規則を定義します。
c. 製品のコンテナまたはコンフィギュレーション可能製品 (最終品目) にオプションセットを割り当てます。割当済みオプションセットによって以下が決まります。
製品構造内で部品と部品の親子関係に割り当てられた定義式に含むことができる選択肢
オプションに基づいて製品構造をフィルタする際に使用できる選択肢
コンフィギュレーション可能製品構造に対するバリエーション構造を作成する際に使用できる選択肢
4. 必要な場合、特定のコンフィギュレーション可能モジュール (製品または異なるテクノロジのコンポーネント) の定義を作成します。
a. 製品のユニットまたはテクノロジに関連した製品特性に重点を置いて、個々のモジュールに対するオプションセットを作成します。
b. 各分野固有のオプションセットを特定のコンポーネントまたはコンテナに割り当てます。
5. 部品選択のために高度なロジックとユーザー入力を必要とするコンポーネントがある場合は、高度な選択ロジックを作成して、製品に関連したオプションセットからオプションを参照できます。
6. モジュールバリエーションのプロトタイプを作成し、検証することにより、ロジックおよび選択プロセスを検証します。