部品または製品は、適用されているエフェクティビティに基づいて製造されます。適用されているエフェクティビティを下流の統合基幹業務 (ERP) システムにパブリッシングすることが重要です。

エフェクティビティは、部品、エンタープライズデータ、およびプラント特有の機能データオブジェクトに適用されます。エフェクティビティは、日付、ロット、またはシリアル番号で指定できます。詳細については、エフェクティビティについてを参照してください。

適用されているエフェクティビティ情報は、ERP コネクタを使用して、Windchill Enterprise Systems Integration (ESI) レスポンスで、配布ターゲットにパブリッシングできます。

Windchill ESI レスポンスでパブリッシングするエフェクティビティ情報に必要なコンフィギュレーションは、デフォルトで用意されています。部品またはオブジェクトに適用されている複数のエフェクティビティ情報は、Windchill ESI レスポンス内の個別のバケット (部品、エンタープライズデータ、プラント特有の機能データなど) でレンダーされます。

TIBCO ビジネスロジックでは、複数のエフェクティビティのパブリッシングがサポートされていないため、複数のエフェクティビティを Oracle および SAP システムにパブリッシングすることはできません。Windchill ESI は、単一のエフェクティビティをパブリッシングし、パブリッシングされていないエフェクティビティに関する情報を表示します。エンタープライズデータまたはプラント特有の機能データに適用されるエフェクティビティは、TIBCO ビジネスロジックによって消費されません。

共通エンタープライズデータおよびビュー特有のエンタープライズデータの属性が部品とマージされている場合、共通エンタープライズデータおよびビュー特有のエンタープライズデータのエフェクティビティはパブリッシングされません。共通エンタープライズデータおよびビュー特有のエンタープライズデータが個別のバケットでパブリッシングされる場合、これらのオブジェクトに適用されているエフェクティビティは Windchill ESI レスポンスでパブリッシングされます。共通エンタープライズデータおよびビュー特有のエンタープライズデータのエフェクティビティは、TIBCO ビジネスロジックによって消費されません。これはプラント特有の機能データにも該当します。

エンタープライズデータおよびプラント特有の機能データに適用されているエフェクティビティ情報は、それぞれエンタープライズデータバケットおよびプラント特有のデータバケットでパブリッシングされます。これは、エンタープライズデータおよびプラント特有の機能データの属性が部品の属性と組み合わされていても、部品のエフェクティビティ情報とは組み合わされません。