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エフェクティビティについて
エフェクティビティが管理されるオブジェクトには、部品、ドキュメントと、製造プロセスオブジェクトとしてプロセス計画 (製造プロセス計画、シーケンス、および操作) および製造リソース (工場、リソースグループ、技能、加工材料、ツーリング、作業拠点) が含まれます。
エフェクティビティは、旧バージョンのオブジェクトが、現在生産されている新バージョンの製品に置き換えられる場合の、予定日、ロット番号、およびシリアル番号です。変更通知または変更タスクから、予定されたエフェクティビティの設定を変更できます。変更通知が承認されると、予定されたエフェクティビティは、指定されたオブジェクトの実際のエフェクティビティとしてコピーされます。
一時許可に設定されたエフェクティビティは、情報提供のみを目的としています。エフェクティビティを一時許可に設定しても、システムで処理は行われません。
エフェクティビティ値を追加する場合、複数の値と範囲を指定できます。たとえば、「Part 123」のバージョン B を「Product ABC」のシリアル番号 1 ~ 5、および 9 ~ 11 の各範囲で有効となるように設定できます。複数のエフェクティビティ値を設定する場合の構文については、構文のセクションを参照してください。
エフェクティビティの用語
用語
説明
エフェクティビティレベル
シリアル番号のエフェクティビティを設定するための内容として使用される製品構造の要素。
エフェクティビティ構造適用
エフェクティビティステートメントが、製品構造によって定義されたコンフィギュレーション仕様の子バージョンに書き込まれるシステム操作。
エフェクティビティ修飾子
エフェクティビティステートメントの意味をさらに詳しく定義する補足情報。たとえば、「完全一致」「指定日時まで」などがあります。
エフェクティビティタイプ
オブジェクトバージョンに対して設定可能なエフェクティビティの種類。選択肢には、シリアル番号、製造シリアル番号 (MSN)、ロット番号、ブロック番号、日付などがあります。許容されるタイプは、トレース可能な部品に記録されたデフォルトの追跡区分によって決まります。
最終品目
契約履行において最終的に顧客に納品されるものを表す、製品構造の最上位部分。
最終品目エフェクティビティ
最終品目のコンテキストの部品バージョンに書き込まれるエフェクティビティステートメント。
兄弟適用
新しいオブジェクトバージョンのエフェクティビティを反映して、古いオブジェクトバーションのエフェクティビティ範囲が修正されるシステム操作。
トレース可能な部品
シリアル番号またはロット番号によってトレースされるように指定されたコンポーネントまたはアセンブリ部品。部品の作成時に部品がトレース可能かどうかを指定できます。