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Windchill Service Parts の情報ページ
Windchill の部品は、製造され、顧客に出荷された製品の部品表に記録された構成部品またはアセンブリのデータベースレコードです。
部品の情報ページでは、対象部品に関連するすべての情報を参照できます。部品の情報ページを開くには、その部品が表示されているデータテーブルおよび部品リストで、対象部品の横にある「情報」アイコン をクリックします。
この情報ページから、部品に対して操作を実行したり、オブジェクトの属性や関連情報を表示したりできます。
情報ページの機能の概要は、情報ページについておよび情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。
タブ
Windchill Service Parts 情報ページには、以下のタブが表示されます。各オブジェクトの情報ページでタブをカスタマイズし、必要な情報のみが表示されるように設定できます。詳細については、情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。
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管理者は、表示可能なタブをカスタマイズできます。
タブ
説明
詳細
「詳細」タブには、オブジェクトのビジュアリゼーションイメージ、オブジェクトのステータスと属性、適用性情報、およびサービス情報など、詳細が表示されます。
属性の詳細については、部品の属性を参照してください。
ビジュアリゼーションイメージの詳細については、ビジュアリゼーションについてを参照してください。
構造
「構造」タブには、2 枠表示または 3 枠表示で部品リスト構造が表示されます。構造内の既存の部品を修正または除去したり、構造内に新しい部品を追加したりできます。ビジュアリゼーションや出現に関する情報も参照できます。詳細については、構造タブを参照してください。
変更
「変更」タブには、「変更リクエスト」「変更通知」など、現在のオブジェクトに関連する変更オブジェクトを表示するテーブルが表示されます。
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この情報によって、ソフトウェア部品のこれまでの変更状況、および現在進行中の変更を把握できます。
製品表現/アノテーション
「製品表現/アノテーション」タブのテーブルには、部品リストのパブリッシングされる製品表現とアノテーションが表示されます。このタブでは、パブリッシングジョブを監視したり、製品表現を新規作成したりすることもできます。
関連オブジェクト
「関連オブジェクト」タブには、対象オブジェクトに関連する製品定義データのテーブルが表示されます。これらのテーブルの最上部にある操作メニューを使用して、対象オブジェクトの情報を表示または編集できます。
履歴
「履歴」タブには、新規バージョン、ライフサイクル状態の変更など、オブジェクトの開発中に発生したイベントを示すダイナミックタイムラインが表示されます。マウスを使用してタイムスケールを左右に動かすと、その他のイベントが表示されます。イベント名をクリックすると、詳細情報が表示されます。
「操作」メニュー
情報ページの左上にあるメニューに、該当する操作がリスト表示されます。Windchill で使用できる操作は、一般的な操作の一覧を参照してください。これらの操作を実行できるかどうかは、部品の状態および部品に対するアクセス許可によって異なります。ステータスインジケータの詳細については、オブジェクトのステータスを参照してください。
Windchill Service Parts 部品および部品リストの作業に関連する操作は次のとおりです。
操作
説明
追加
「ベースラインに追加」- 「ベースラインに追加」ウィンドウが開き、選択した部品リストをベースラインに追加できるようになります。詳細については、ベースラインを参照してください。
「管理コレクションに追加」- 「管理コレクションに追加」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、管理コレクションに選択した部品を追加できます。詳細については、管理コレクションに追加を参照してください。
この操作はチェックイン済みの部品に対してのみ実行できます。
「My ノートブックに追加」- 「My ノートブックに追加」ウィンドウが開き、選択した部品または部品リストをノートブックにリンクできるようになります。ノートブックの操作については、ノートブックについてを参照してください。
「パッケージに追加」- 「パッケージに追加」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、パッケージに選択した部品を追加できます。詳細については、パッケージへのコンテンツの追加を参照してください。
この操作はチェックイン済みの部品に対してのみ実行できます。
「プロジェクトに追加」- 「プロジェクトにオブジェクトを追加」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、選択した部品を共有またはチェックアウトできます。コレクターに収集済みのその他の関連オブジェクトも、共有またはチェックアウトできます。詳細については、プロジェクトへのオブジェクトの追加を参照してください。
この操作はチェックイン済みの部品に対してのみ実行できます。
定義式を割当
オプション選択ウィンドウが開きます。このウィンドウから、ドロップダウンリストからオプションを選択するか (基本定義式)、AND および OR 定義式を使用したオプション文を作成するか (高度な定義式) のいずれかで、オプションを部品に割り当てることができます。
部品の親子関係にオプションの選択肢を割り当てる方法については、部品の親子関係への選択肢の割当を参照してください。
高度な定義式と、オプション選択ウィンドウの表示方法を制御するプリファレンス設定の詳細については、高度な定義式でのオプションの定義を参照してください。
オプションの詳細については、オプションと選択肢を参照してください。
チェックイン
部品または部品リストをチェックインします。この操作は、オブジェクトの更新が許可されており、そのオブジェクトが現在チェックアウトされている場合にのみ実行できます。
オブジェクトをチェックインすると、この操作が無効になります。代わりに「チェックアウト」操作が表示されます。
チェックイン操作の詳細については、オブジェクトのチェックインを参照してください。
チェックアウト
部品または部品リストをチェックアウトします。この操作は、オブジェクトを更新するアクセス許可を持ち、そのオブジェクトが現在チェックインされている場合にのみ実行できます。
オブジェクトをチェックアウトすると、リスト内でこの操作がグレーで表示されます。代わりに、「チェックイン」および「チェックアウトを解除」操作が選択可能になります。
チェックアウト操作の詳細については、オブジェクトのチェックアウトを参照してください。
チェックアウトおよび編集
部品をチェックアウトし、「部品を編集」ウィンドウを表示します。このウィンドウから、部品の属性の変更、変更の保存、および部品の再チェックインが可能です。
この操作は、部品を更新するアクセス許可を持ち、その部品が現在チェックインされている場合のみ実行できます。
部品の編集の詳細については、部品の編集を参照してください。
比較
サブメニューを使用して、以下の領域で現在の選択を比較できます。
「情報を比較」- 「オブジェクトを検索」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、部品をサーチして選択した部品と比較できます。
比較オプションを選択して、「サーチ」を選択します。「サーチ結果」に 1 つまたは複数のマッチが検索されると、その内 1 つを選んで比較できます。「比較オプション」で選択した内容を確認します。比較結果が「比較レポート」ウィンドウに表示されます。
情報の比較の詳細については、オブジェクトまたはバージョン情報の比較を参照してください。
「部品構造と比較」- 「部品構造と比較」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、別の部品構造を選択して比較できます。構造を選択すると、「部品構造と比較」の横に並べて比較するウィンドウで比較できます。
2 つの部品構造の比較については、部品構造と部品構造の比較を参照してください。
「CAD 構造と比較」- 「部品を CAD ドキュメントと比較」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、CAD ドキュメントをサーチして現在の部品と比較できます。
部品とそれに関連付けられた CAD ドキュメントの比較については、部品構造を CAD ドキュメント構造と比較を参照してください。
コピー
選択した部品をクリップボードにコピーします。
> 「クイックリンク」 > 「クリップボード」メニューオプションを使用してクリップボードの内容を表示します。
詳細については、クリップボードについてを参照してください。
この操作はチェックイン済みの部品に対してのみ実行できます。
削除
「削除」ウィンドウが開き、オブジェクトとその作業版数およびリビジョンを削除できます。
このウィンドウの詳細については、オブジェクトの削除を参照してください。
ウィンドウ内のボタンを使用して、その構造に関連するすべてのオブジェクトを収集し、「削除」操作に含めます。
部品リストの削除の詳細については、部品リストの削除を参照してください。
部品リストに関連付けられているオブジェクトの収集については、部品リストに関連付けられたオブジェクトの収集を参照してください。
この操作はチェックイン済みのオブジェクトに対してのみ実行できます。
編集
「部品を編集」ウィンドウが開きます。このウィンドウから、部品の属性の変更、変更の保存、および部品の再チェックインが可能です。
この操作は、部品を更新するアクセス許可を持ち、その部品が現在チェックアウトされている場合のみ実行できます。
部品の編集の詳細については、部品の編集を参照してください。
アクセス制御を編集
「アクセス制御を編集」ウィンドウが開き、個々の部品または部品リストに対するアクセス許可を更新できるようになります。セキュリティの管理の詳細については、データセキュリティの管理を参照してください。
属性を編集
「属性を編集」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、インストールされている Windchill モジュールとアクセス権に応じて、部品リストの特定の属性を編集できます。
属性を編集すると、オブジェクトの現在の作業版数の属性値だけが変更されます。
共通属性を編集
「共通属性を編集」ウィンドウを開きます。このウィンドウでは、部品の属性を変更できます。この変更は部品のすべてのバージョンに適用されます。
この操作は、部品を更新するアクセス許可を持ち、その部品が現在チェックインされている場合のみ実行できます。
部品の共通属性の編集の詳細については、部品の共通属性の編集を参照してください。
セキュリティラベルを編集
オブジェクトに設定されている現在のセキュリティラベル値を表示します。必要なアクセス許可があれば、オブジェクトに対して設定されているセキュリティラベル値を変更できます。詳細については、セキュリティラベルの編集 - 関連オブジェクトの収集を参照してください。
部品リストを XML にエクスポート
部品リストの XML バージョンを生成します。XML には関連付けられたイラストレーションに必要なコールアウトの情報が含まれています。ファイルを Creo Illustrate で使用してコールアウトを生成することができます。
詳細については、XML の生成 を参照してください。
このオプションは、リスト中に少なくとも 1 つのアイテムを含む、チェックイン済みの部品リストでのみ使用可能です。
翻訳ドキュメントを生成
部品リストの翻訳ドキュメント (.xlf ファイル) を生成し、そのコンテキストの Xliff フォルダ内に配置します。
詳細については、構造の翻訳ドキュメントの生成を参照してください。
移動
「移動」ウィンドウが開き、部品または部品リストを製品またはライブラリ内の新規の場所に移動できます。
このウィンドウの詳細については、オブジェクトの移動を参照してください。
ウィンドウ内のボタンを使用して、その構造に関連するすべてのオブジェクトを収集し、「移動」操作に含めます。
部品リストの移動については、部品リストの移動を参照してください。
部品リストに関連付けられているオブジェクトの収集については、部品リストに関連付けられたオブジェクトの収集を参照してください。
この操作はチェックイン済みのオブジェクトに対してのみ実行できます。
新規
「新規変更リクエスト」- 「新規変更リクエスト」ウィンドウが開き、選択した部品または部品リストの変更リクエストを作成できるようになります。
詳細については、変更リクエストの作成を参照してください。
「新規問題レポート」- 「新規問題レポート」ウィンドウが開き、選択した部品または部品リストの問題レポートを作成できるようになります。
詳細については、問題レポートの作成を参照してください。
「新規一時許可」- 「新規一時許可」ウィンドウが開き、選択した部品または部品リストの偏差またはウェーバーを作成できるようになります。
偏差は、まだ製造されていない部品について、設計仕様から逸脱することを要求します。ウェーバーは、すでに製造された部品について、設計仕様に従っていない点の受け入れを要求します。
詳細については、一時許可の作成を参照してください。
「新規プロモーションリクエスト」- 「新規プロモーションリクエスト」ウィンドウが開き、選択した部品または部品リストのプロモーションリクエストを作成できるようになります。
プロモーションリクエストは、オブジェクトの状態を変更するための正式な要求です。
詳細については、プロモーションリクエストの作成を参照してください。
「新規部品コンフィギュレーション」- 「新規部品コンフィギュレーション」ウィンドウが開き、選択した部品から新規部品コンフィギュレーションを作成できるようになります。
詳細については、新規部品コンフィギュレーションの作成を参照してください。
この操作はチェックイン済みの部品に対してのみ実行できます。
「新規ビューバージョン」 - 「新規ビューバージョン」ウィンドウが開き、特定のビューを持つ部品のバージョンを作成できるようになります。
詳細については、新規ビューバージョンの作成を参照してください。
この操作はチェックイン済みの部品に対してのみ実行できます。
「新規分岐バージョン」- 「新規分岐バージョン」ウィンドウが開き、部品の修正を反映する部品バージョンを作成できるようになります。ただし、このバージョンはメインバージョンシーケンスには含まれません。
詳細については、新規分岐バージョンの作成を参照してください。
この操作はチェックイン済みの部品に対してのみ実行できます。
「新規コンフィギュレーションコンテキスト」- 「新規コンフィギュレーションコンテキスト」ウィンドウが開き、部品から新規コンフィギュレーションコンテキストを作成できるようになります。
コンフィギュレーションコンテキストは、製品の部品構造にフィルタを適用して選択した部品の集合です。これを利用して、特定の設計タスクに関連のある、既知の製品コンフィギュレーションのサブアセンブリおよび構成部品を操作できます。
詳細については、コンフィギュレーションコンテキストの作成を参照してください。
次で開く
別のアプリケーションで選択済みの部品を開くことができます。以下の選択肢があります。
「Creo View で開く」- Creo View でデフォルトの製品表現を開きます。デフォルトの製品表現がない場合、Creo View は起動しますが製品表現は表示されません。
「サービス関連部品構造ブラウザで開く」 - 選択した部品を Service Associative Part Structure Browser で開きます。詳細については、製造関連部品構造ブラウザの使用を参照してください。
これらの操作は部品でのみ実行できます。
「更新が必要」フラグを除去
「更新が必要」フラグが部品リストから除去されます。
関連付けられている sBOM に対する変更を反映するために部品リストをすでに更新している場合、または部品リストを更新する予定がない場合に、この操作を使用します。
詳細については、ソースへの変更後の部品リストの更新を参照してください。
この操作を実行できるのは、部品リストを更新するためのアクセス許可を持つユーザーです。
名前を変更
「名前を変更」ウィンドウが開き、選択した部品または部品リストの名前属性と番号属性を編集できます。
この操作はチェックイン済みのオブジェクトに対してのみ実行できます。
改訂
「改訂」ウィンドウを開くと、そこで部品リストのリビジョンを作成できます。
このウィンドウの詳細については、オブジェクトの改訂を参照してください。
ウィンドウ内のボタンを使用して、そのオブジェクトに関連するすべてのオブジェクトを収集し、「改訂」操作に含めます。
部品リストの改訂については、部品リストの改訂を参照してください。
部品リストに関連付けられているオブジェクトの収集については、部品リストに関連付けられたオブジェクトの収集を参照してください。
この操作はチェックイン済みの部品リストに対してのみ実行できます。
名前を付けて保存
「コモンスペース複製」ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、選択した部品または部品リストに基づいて、新規の部品または部品リストを作成できます。
ウィンドウ内のボタンを使用して、そのオブジェクトに関連するすべてのオブジェクトを収集し、「名前を付けて保存」操作に含めます。
部品リストの保存については、部品リストを新規オブジェクトとして保存を参照してください。
部品リストに関連付けられているオブジェクトの収集については、部品リストに関連付けられたオブジェクトの収集を参照してください。
この操作はチェックイン済みのオブジェクトに対してのみ実行できます。
購読
「購読」ウィンドウが開き、選択した部品または部品リストに対する変更についての電子メールを受信する購読を作成できるようになります。購読の詳細については、購読についてを参照してください。
チェックアウトを解除
変更を保存せずに、チェックアウトされている部品または部品リストに対する予約を解放します。オブジェクトの新しい作業版数は作成されません。
チェックアウトを解除できるオブジェクトは、以前にチェックアウトしたもののみです。
チェックアウト解除操作の詳細については、チェックアウトの解除を参照してください。
「部品リストを更新」
関連付けられている SBOM に加えられた変更を反映する形で、部品リストを更新します。
部品リストに「更新が必要」フラグが設定されていない場合、この操作は無効になります。
詳細については、部品リストへの BOM の関連付けおよびソースへの変更後の部品リストの更新を参照してください。
部品リストの変更を表示
「部品リストの変更」レポートが開きます。ここには、部品リストのソース BOM に変更を加えた後で「部品リストを更新」操作によって部品リストを更新する場合に、部品リストに対して行われる変更がリストされます。
詳細については、「部品リストの変更」レポートを参照してください。
このオプションは「更新が必要」のマークが付いている部品リストに対してのみ使用できます。