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configAudit.xml 内のタグとその重要性
configAudit.xml スキーマには次のエレメントが含まれています。
EventConfiguration
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|— KeyEntry
|— ConfigEntry
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|— KeyedEventEntry
|— EventEntry
このアプリケーションですべてのイベントの監査を有効にするには、親エレメント EventConfiguration を true に設定します。
<EventConfiguration enabled="true">
</EventConfiguration>
特定のイベントのみを監査するには、どのイベントの監査を有効にするかカスタマイズする必要があります。デフォルトでは、EventConfiguration は false に設定され、監査は無効になっています。
エレメント
サブエレメント
説明
属性
EventConfiguration
KeyEntry
監査が必要なイベントを追加するには、このエレメントを使用します。
• eventKey
• multiObject
ConfigEntry
特定のタイプのイベントを監査するかすべてのタイプのイベントを監査するかを指定するには、このエレメントを使用します。
• class
• enabled
• KeyEntry
KeyEntry に含まれるサブエレメントとその属性は以下のとおりです。
エレメント
属性
説明
データタイプ
値
KeyEntry
eventKey
監査が必要なイベントを追加するには、この属性を使用します。
文字列
監査が必要なイベントを指定します。この属性の値は必須です。
たとえば、次のようになります。
eventKey="*/wt.team.TeamServiceEvent/REMOVE_ROLE"
multiObject
イベントがシングルオブジェクトイベントであるかマルチオブジェクトイベントであるかを指定するには、この属性を使用します。
ブール
デフォルト値は false です。
true に設定した場合、そのイベントはマルチオブジェクトイベントであると見なされます。
値が指定されていない場合、デフォルト値 false が使用され、そのイベントはシングルオブジェクトイベントであると見なされます。
以下のコード断片では、KeyEntry を使用して、イベント "コンテキストチームから役割を除去" をログに記録しています。
<EventConfiguration enabled="false">
<KeyEntry eventKey="*/wt.team.TeamServiceEvent/REMOVE_ROLE" multiObject="true"/>
</EventConfiguration>
イベントとその eventKey については、イベントと eventKey のリストのセクションを参照してください。
• ConfigEntry
タイプを指定した監査を有効にするには、ConfigEntry を true に設定します。ConfigEntry にクラスが指定されていない場合、タイプにかかわらず、すべてのイベントが記録されます。クラスが指定されている場合、指定したタイプのイベントが監査されます。クラスの例としては wt.org.WTGroup や wt.team.RolePrincipalMap などがあります。ConfigEntry に含まれるサブエレメントとその属性は以下のとおりです。
エレメント
サブエレメント
説明
属性
ConfigEntry
KeyedEventEntry
ジェネリックタイプのイベントの監査を有効にするには、このエレメントを使用します。たとえば、「アーカイブ」や「関連付け」などのイベントがこれに相当します。
• eventType
• enabled
• handler
EventEntry
非ジェネリックタイプのイベント (「作業版数をロールバック」や「ワークフローの状態変更」など) の監査を有効にするには、このエレメントを使用します。
イベントを指定するときのフォーマットは <イベント名>EventEntry です。例: AccessControlEventEntry
• eventType
• enabled
• handler
◦ KeyedEventEntry
KeyedEventEntry に含まれる属性は以下のとおりです。
エレメント
属性
説明
データタイプ
値
KeyedEventEntry
eventType
またはeventKey
監査が必要なジェネリックタイプのイベントを指定するには、この属性を使用します。Windchill のインストールでイベントがどのように実行されるかに応じて、イベントを eventType または eventKey として指定します。
文字列
この属性の値は必須です。値は以下のように定義できます。
KeyedEventEntry eventKey="*/wt.sandbox.SandboxServiceCheckoutEvent/POST_SB_CHECKOUT_EVENT"
Enabled
イベントの監査を有効にするには、この属性を使用します。
ブール
この属性の値は必須です。監査を有効にするには、この値が true に設定されている必要があります。
Handler
特定のイベントをログに記録するメソッドを提供するヘルパークラスを指定するには、この属性を使用します。
文字列
この属性の値は必須です。値は以下のように定義できます。
handler="wt.audit.configaudit.TeamAuditMapEventRecorder"
◦ EventEntry
EventEntry に含まれる属性は以下のとおりです。
エレメント
属性
説明
データタイプ
値
EventEntry
eventType
監査が必要な非ジェネリックタイプのイベントを指定するには、この属性を使用します。非ジェネリックイベントの例としては、STATUS_CHANGE や NOT_AUTHORIZED などがあります。非ジェネリックイベントとその EventEntry については、非ジェネリックイベントと eventType のリストのセクションを参照してください。
文字列
この属性の値は必須です。監査するイベントを <イベント名>EventEntry というフォーマットで指定します。
例:
AccessControlEventEntry eventType="NOT_AUTHORIZED"
Enabled
イベントの監査を有効にするには、この属性を使用します。
ブール
この属性の値は必須です。監査を有効にするには、この値を true に設定します。
Handler
特定のイベントをログに記録するメソッドを提供するヘルパークラスを指定するには、この属性を使用します。
文字列
この属性の値は必須です。特定のイベントをログに記録するメソッドを提供するヘルパークラスを指定します。
例:
handler="wt.audit.configaudit.TeamAuditMapEventRecorder"
ConfigEntry が使用されているコード断片
<EventConfiguration enabled="false">
<KeyEntry eventKey="*/wt.team.TeamServiceEvent/REMOVE_ROLE" multiObject="true"/>
<ConfigEntry class="" enabled="true">
<KeyedEventEntry eventKey="*/wt.sandbox.SandboxServiceCheckoutEvent/POST_SB_CHECKOUT_EVENT" enabled="true" handler="wt.audit.configaudit.PDMCheckoutEventRecorder"/>
</ConfigEntry>
<ConfigEntry class="wt.team.RolePrincipalMap" enabled="true">
<KeyedEventEntry eventKey="*/wt.team.TeamServiceEvent/ADD_ROLE" enabled="true" handler="wt.audit.configaudit.TeamAuditMapEventRecorder"/>
<KeyedEventEntry eventKey="*/wt.team.TeamServiceEvent/REMOVE_ROLE" enabled="true" handler="wt.audit.configaudit.TeamAuditMapEventRecorder"/>
</ConfigEntry>
<ConfigEntry class="" enabled="true">
<AccessControlEventEntry eventType="NOT_AUTHORIZED" enabled="true" handler="wt.audit.configaudit.NotAuthorizedEventRecorder"/>
<VCEventEntry eventType="POST_ROLLBACK" enabled="true" handler="wt.audit.configaudit.DefaultAuditEventRecorder"/>
<ConfigEntry>
</EventConfiguration>