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ダイナミック グループの作成例
ダイナミックグループを作成する場合のよくある例として、Windchill RV&S データベースに Website プロジェクトと SourceCode プロジェクトのアイテムが含まれていて、3 つのグループ (Web 開発グループ、ソフトウェア開発グループ、品質管理グループ) がこれらのプロジェクトで作業を行うようなケースが考えられます。ダイナミック グループを構成することで、Web 開発チームだけが Website プロジェクトのアイテムを操作でき、ソフトウェア開発グループと品質保証グループは、SourceCode プロジェクトに関連するアイテムだけにアクセスできるようになります。
ダイナミック グループを通じて与えられた権限間の競合は、ACL で割り当てられた権限の場合と同じ方法で解決されます。つまり、ユーザーに対して明示的に権限が指定された場合は、常にその権限がグループにおけるそのユーザーの権限よりも優先されます。個々の権限は、常に個々のユーザーが属するグループの権限より優先されます。権限を解決済みにする方法の詳細については、ユーザー権限およびグループ権限: アクセス制御リストを参照してください。
新たに作成された動的プロジェクトがルート プロジェクトである場合は、「親プロジェクトから権限を継承します」 オプションを選択できません。新しい動的プロジェクトが子プロジェクトであり、親プロジェクトの権限を適用する場合は、「親プロジェクトから権限を継承します」 オプションを選択できます。権限を継承するには、このオプションを選択してください。