サーバー管理 > アイテムのタイプ属性 > ドキュメントの設定 > ドキュメント タイプの作成
  
ドキュメント タイプの作成
CLI EQUIVALENT 
im createtypeまたはim edittype
この項では、共有アイテム、ノード、およびセグメントという 3 種類のドキュメントタイプを使用して、"要件" と呼ばれるドキュメントドメインの例を作成する方法を説明します。
* 
ここでは、ドキュメント ドメインを設定するのが今回初めてであるが、Windchill RV&S Administration Client を使用して状態、フィールド、およびタイプを作成する方法をすでに理解していることを前提としています。状態、フィールド、およびタイプの作成方法は、管理者向けドキュメンテーションに説明されています。
次の表に、"要件" ドキュメント ドメインを作成するために必要な手順の概要を示します。
タスク
参照情報
手順 1: 状態の作成
手順 2: フィールドの作成
手順 3: 「共有カテゴリ」フィールドの値の確認
これらの値は、コンテンツまたはドキュメントの使用可能なカテゴリを表します。このリストの値は追加または削除できます。
手順 4: 共有アイテムタイプの作成
共有アイテムは、ノード タイプの定義で使用できるように最初に作成されます。
手順 5: ノードタイプの作成
ノードは、セグメント タイプの定義で使用できるようにセグメントの前に作成されます。
手順 6: セグメント (ドキュメント) タイプの作成
新しいドメインを作成するために必要な最後のタイプです。
手順 7: ノードタイプの制約の更新
ドメインに基づいてコンテンツの使用可能なカテゴリを制限します。
セグメントを参照しているノードの制約はセグメント タイプの前に作成できないため、このステップは必要です。
手順 8: 新しい有効なタイプを追加するように「参照先」フィールドを更新して異種ドキュメントをサポート
ドメイン タイプが作成されると、これらのタイプを定義に含めるように「参照」フィールドが更新されます。
このステップは、新しいドメイン内のサブドキュメント (セグメント) を参照することをノード (コンテンツ) に対して許可するために必要となります。
手順 9: Windchill RV&S でのドキュメントタイプ構成のテスト
ドキュメント タイプが作成されたら、これらのタイプが 「ドキュメント」ビューにどのように表示され、どのように使用されるかをテストできます。
ドキュメント関連のユーザー向けドキュメンテーションには、「ドキュメント」ビューからドキュメントを作成および管理する方法が説明されています。
手順 1: 状態の作成
この項で作成する状態は、この手順で作成するサンプルドキュメントタイプに最小限必要な数です。使用環境に応じて作成する状態の数を増やすこともできます。
1. 「状態」ビューから、「状態」 > 「作成」を選択します。「状態の作成」ダイアログ ボックスが表示されます。
このダイアログボックスのすべてのフィールドとタブの詳細については、状態の作成を参照してください。
2. 次の状態を作成します。
Active
* 
テスト管理に関連する状態ベースの機能だけを表示するには、「Integrity Test」フィルタを選択します。
選択した状態にテストセッションアイテムが含まれる場合にテスト結果を作成および変更できるようにするには、「機能」タブで「この状態でのテスト結果の作成および変更を許可します」オプションを有効にします
Open のように表示されます。
機能は必要となりません。
Available
機能は必要となりません。
3. 状態の作成が完了したら、「OK」 をクリックします。
手順 2: フィールドの作成
この項で作成するフィールドは、この手順で作成するサンプル ドキュメント タイプに最小限必要な数のフィールドです。
使用環境に合わせた追加フィールドの作成方法については、既存のドキュメントドメインに対するフィールドの追加を参照してください。
1. 「フィールド」ビューから、「フィールド」 > 「作成」を選択します。「フィールドの作成」 ダイアログ ボックスが表示されます。
このダイアログボックスのフィールドとタブの詳細については、フィールドの作成を参照してください。
2. 「共有添付ファイル」 フィールドを作成します。
「値」タブで次の操作を行います。
「名前」 フィールドに「共有添付ファイル」と入力します。
「表示名」フィールドには、選択されたものと同じ名前が Windchill RV&S により自動的に入力されます。表示名は、Windchill RV&S に表示されるフィールド タイトルです。
「添付ファイル」「データ型」として選択します。
タブでの選択はこれ以外に必要ありません。このタブのオプションの詳細については、フィールドに関するドキュメンテーションを参照してください。
「共有添付ファイル」 フィールドの設定が完了したら、「OK」 をクリックします。
3. 次のようにして 「共有テキスト」 フィールドを作成します。
「名前」 フィールドに「共有テキスト」と入力します。
「表示名」フィールドには、選択されたものと同じ名前が Windchill RV&S により自動的に入力されます。表示名は、Windchill RV&S に表示されるフィールド タイトルです。
「値」タブで次の操作を行います。
「長いテキスト」「データ型」として選択します。
「リッチ コンテンツ」 を有効にします。
「共有添付ファイル」「デフォルトの添付ファイル フィールド」 として選択します。
「テキスト検索インデックスの作成」 を有効にします。
「共有テキスト」 フィールドの作成が完了したら、「OK」 をクリックします。
4. 「テキスト」 フィールドを作成します。このステップでは、「参照」フィールドから「共有テキスト」フィールドへの FVA を作成できます。
「名前」 フィールドに「テキスト」と入力します。
「表示名」フィールドには、選択されたものと同じ名前が Windchill RV&S により自動的に入力されます。表示名は、Windchill RV&S に表示されるフィールド タイトルです。
「値」タブで次の操作を行います。
「フィールド値属性」「データ型」として選択します。
「参照」「関連」として選択します。
「共有テキスト」「フィールド」 として選択します。
「編集可能性」タブで次の操作を行います。
「編集可能性なし」 を無効にして 「テキスト」 フィールドを編集可能にします。
「フィールドの値と定数の比較」を選択して、「Reference Mode!=Share」を設定します。
「追加」 をクリックします。新しい条件がテキスト ボックスに表示されます。
条件の定義およびこのタブで使用できるオプションの詳細については、規則の定義を参照してください。
「テキスト」 フィールドの作成が完了したら、「OK」 をクリックします。
5. 「テキスト添付ファイル」 フィールドを作成します。このステップでは、「参照」フィールドから「共有添付ファイル」フィールドへの FVA を作成できます。
「名前」 フィールドに「テキスト添付ファイル」と入力します。
「表示名」フィールドには、選択されたものと同じ名前が Windchill RV&S により自動的に入力されます。表示名は、Windchill RV&S に表示されるフィールド タイトルです。
「値」タブで次の操作を行います。
「フィールド値属性」「データ型」として選択します。
「参照」「関連」として選択します。
「共有添付ファイル」「フィールド」 として選択します。
「編集可能性」タブで次の操作を行います。
「編集可能性なし」 を無効にして 「テキスト添付ファイル」 フィールドを編集可能にします。
「フィールドの値と定数の比較」を選択して、「Reference Mode!=Share」を設定します。
「追加」 をクリックします。新しい条件がテキスト ボックスに表示されます。
条件の定義およびこのタブで使用できるオプションの詳細については、規則の定義を参照してください。
「テキスト添付ファイル」 フィールドの作成が完了したら、「OK」 をクリックします。
手順 3: 「共有カテゴリ」フィールドの値の確認
「共有カテゴリ」 フィールドは、あらかじめ定義された値をいくつか持つ組み込みフィールドです。このフィールドは、ドキュメントのコンテンツ カテゴリを定義するために使用されます。すべての事前定義済みの値をご使用の環境で使う必要はありません。ドキュメントのカテゴリの詳細については、カテゴリを参照してください。
1. 「フィールド」ビューから 「共有カテゴリ」 フィールドを編集します。「フィールドの編集」 ダイアログ ボックスが表示されます。
2. 値を追加するか、必要なカテゴリがわかるまで待ちます。
3. 「複数の値の許可」 が無効になっていることを確認します。
4. 「デフォルト値の設定」 が無効になっており、値がリストに表示されていないことを確認します。その代わりに、このフィールドを使用するタイプごとにオーバーライドを使用して、各タイプに適切なデフォルトが設定されるようにします。
タイプの上書きの使用法の詳細については、タイプの上書きの設定を参照してください。
5. 「共有カテゴリ」の値の確認と変更が完了したら、「OK」をクリックします。
手順 4: 共有アイテム タイプの作成
1. 前述の 3 つのステップで説明されているとおりに、該当するフィールドと状態が作成され、「共有カテゴリ」 フィールドの値が正しいことを確認します。
2. 「タイプ」ビューから、「タイプ」 > 「作成」を選択します。「タイプの作成」 ダイアログ ボックスが表示されます。
このダイアログボックスのすべてのフィールドとノードの詳細については、タイプの作成を参照してください。
* 
この手順では、共有アイテム タイプの設定に必要なタイプ プロパティのみ取り上げます。
3. 「名前」 フィールドで、共有アイテム タイプのドメイン名を作成します。この例では、"共有要件" という名前を使用します。
4. 「属性」ノードを選択して、「標準」ボックスで次の内容を定義します。
「ワークフローの表示」を有効にして、「フェーズフィールド」が「-none-」に設定されていることを確認します。
「ツリーがコピーされる可能性がある」「ブランチされる可能性がある」を有効にします。
これらのオプションの詳細については、タイプ属性の構成を参照してください。
「カスタム イメージの使用」を有効にして、共有要件のアイコンとして使用するイメージを指定します。
必要に応じて「説明」に説明文を入力します。
5. 「表示フィールド」 ノードを選択して、次のフィールドを選択します。
状態
共有添付ファイル
共有テキスト
6. 「ドキュメントモデル」ノードを選択して、次の内容を定義します。
ロールを 「共有アイテム」 として指定します。このフィールドを設定すると、この役割に必要な他の組み込みフィールドが選択リストに追加されます。
次の重要な編集フィールドを指定します。
共有テキスト
共有添付ファイル
* 
共有データと見なされる共有アイテムタイプにフィールドを追加するときは常に同じフィールドを「重要な編集を含むフィールド」リストにも追加するようにした方がよいでしょう。そうしないと、データが上書きされてしまう可能性があります。このリストのフィールドを編集すると、共有アイテムの「入力リビジョン日付」が更新され、その結果、ノードの「重要な編集日付」が更新されます。このリストはまた、前述のフィールドが編集されたときに、トレース関連のコンテンツアイテムが要検討としてマークされるかどうかも制御します。「共有カテゴリ」フィールドが「重要な編集を含むフィールド」リストに表示されない可能性があります。ただし、このフィールドは常に重要として扱われます。
「重要な編集日付」フィールドは、以前のリリースの Windchill RV&S で使われていた旧「リビジョン日付」フィールドと同じです。
7. 「ワークフロー」 ノードを選択して、次の状態の移行を定義し、全ユーザーが使用できるようにします。
未指定 --> 使用可能
使用可能 --> 使用可能
8. 共有要件タイプに必要な追加のタイプ属性を定義します (プレゼンテーションテンプレートなど)。
* 
リストが空で表示され、使用できない場合でも、共有アイテム内のすべてのフィールドはデフォルトでコピーされます。
タイプ属性オプションの説明は、タイプに関するドキュメンテーションに記載されています。
9. 共有要件タイプの作成が完了したら、「OK」 をクリックします。Windchill RV&S Administration Client の 「タイプ」ビューにこのタイプが表示されます。
10. 「タイプ」ビューを使用して、作成したばかりの既存の共有要件タイプを編集します。「タイプの編集」 ダイアログ ボックスが表示されます。
11. 「制約」 ノードを選択して 「作成」 をクリックし、次の項目を選択します。
「基本的」「制約法」として選択
「共有カテゴリ」「制約付きのフィールド」として選択
「許可される値」 で、このドメイン タイプに関連付けられたコンテンツのすべての共有カテゴリ値を設定します。
12. 「フィールドの上書き」 ノードを選択して、リストの 「共有カテゴリ」 フィールドをクリックし、「編集」 を選択します。
13. 「デフォルト値の上書き」 を選択して、値を設定します。このドメインでコンテンツを作成すると、ここで設定した値が初期のデフォルトカテゴリになります。
14. 共有アイテム タイプの作成が完了したら、「OK」 をクリックします。
手順 5: ノード タイプの作成
1. 前述の 4 つのステップで説明されているとおりに、該当するフィールド、状態、および共有アイテム タイプが作成され、「共有カテゴリ」 フィールドの値が正しいことを確認します。
2. 「タイプ」ビューから、「タイプ」 > 「作成」を選択します。「タイプの作成」 ダイアログ ボックスが表示されます。
この手順では、「タイプの作成」 ダイアログ ボックスのタイプ フィールド、プロパティ、および属性のうち、ノード タイプの設定に必要なものについてのみ説明します。このダイアログボックス内のすべてのフィールド、ノード、および一般オプションについては、タイプの作成を参照してください。
3. 「名前」 フィールドに、ノード タイプのドメイン名を入力します。この例では、「Requirement」を使用します。
4. 「属性」 ノードを選択して、次の内容を定義します。
「ワークフローの表示」を有効にして、「フェーズフィールド」が「-none-」に設定されていることを確認します。
「ツリーがコピーされる可能性がある」「ブランチされる可能性がある」、および「ラベルが適用される可能性がある」を有効にします。
これらのオプションの詳細については、タイプ属性の構成を参照してください。
「カスタム イメージの使用」を有効にして、ノードのアイコンとして使用するイメージを指定します。
必要に応じて説明を入力します。
必要に応じて、ノードタイプのドキュメントバージョン管理を許可できます。このドキュメント バージョン管理を許可するには、「バージョンが存在する可能性がある」 を有効にします。
ドキュメントバージョン管理の詳細については、ドキュメントバージョンを参照してください。
5. 「表示フィールド」 ノードを選択して、次のフィールドを表示フィールド リストに追加します。
プロジェクト
状態
テキスト
テキスト添付ファイル
他のメタデータフィールドが共有アイテム上のフィールドへの FVA としてではなく、そのノード上でのみ有効である可能性があります。これらのフィールドには、「Reference Mode!= Share>」の場合の編集を防ぐための編集可能性規則が必要となりません。
6. 「ドキュメントモデル」ノードを選択して、次の内容を定義します。
役割を「ノード」として指定します。このフィールドを設定すると、この役割に必要な他の組み込みフィールドが選択リストに追加されます。
さらに、特定のメニューでこのタイプを非表示にするチェックボックスには「コンテンツの挿入」メニューで非表示にしますと表示されます。このチェックボックスはデフォルトでオフになっています。このオプションは、そのタイプを「コンテンツの挿入」メニューおよび関連するダイアログボックスで非表示にする場合にのみ選択するようにしてください。
* 
タイプの非表示は、Windchill RV&S の GUI と Web インタフェースのみに影響します。CLI および API では引き続き非表示のアイテムも作成できます。
ノードの設定時には、手順 4: 共有アイテムタイプの作成で作成した共有要件を指定します。
次の重要な編集フィールドを指定します。
* 
このリストは、どの編集がノードの「入力リビジョン日付」に影響するかを制御します (「重要な編集日付」にも影響します)。ノードの 「重要な編集日付」は共有アイテム (共有要件) の重要な編集によっても更新されるため、このリストは「重要な編集日付」の更新や推測アイテムの設定の際にさほど重要となりません。
テキスト
テキスト添付ファイル
カテゴリ
* 
「構成要素」および「構成元」フィールドが「重要な編集を含むフィールド」リストに表示されない可能性があります。ただし、これらのフィールドは常に重要として扱われます。
7. 「コピーフィールド」ノードを選択して、コピーするフィールドをリストに追加します。これらのフィールドは、ノードがコピー/ブランチされたり、関連アイテムが作成されたりするとデフォルトでコピーされます。表示または編集が可能なフィールドはどれでも追加、および削除することでデフォルトのフィールドを上書きできます。
8. 「ワークフロー」ノードを選択して、次の状態の移行を定義し、全ユーザーが使用できるようにします。
未指定 --> アクティブ
アクティブ --> アクティブ
9. ノードタイプに必要な追加のタイプ属性を定義します (プレゼンテーションテンプレートなど)。タイプ属性オプションについては、タイプに関するドキュメンテーションに説明されています。
10. ノード タイプの作成が完了したら、「OK」 をクリックします。新しい要件ノード タイプが Windchill RV&S Administration Client の 「タイプ」ビューに表示されます。
11. 作成したばかりの要件ノードタイプを編集します。「タイプの編集」 ダイアログ ボックスが表示されます。
12. 「制約」 ノードを選択して 「作成」 をクリックし、次の項目を選択します。
「フィールドの関連」「制約法」として選択
「参照アイテム タイプ」「フィールド」 (「ソースのフィールドおよび値」 の下) として選択
「共有要件」「値」 (「ソースのフィールドおよび値」 の下) として選択
「カテゴリ」「制約付きのフィールド」として選択
「値の制約」で、カテゴリの「許可される値」は共有アイテムの制約リストのリストと一致している必要があります。詳細については、ステップ 4: 共有アイテムタイプの作成を参照してください。
* 
2 番目の制約の作成は、ドキュメント参照アイテム タイプが作成された後で行う必要があります。
13. ノードの制約の設定が完了したら、「OK」 をクリックします。
手順 6: セグメント (ドキュメント) タイプの作成
1. 前述の 5 つのステップで説明されているとおりに、該当するフィールド、状態、共有アイテムタイプ、およびノードタイプが作成され、「共有カテゴリ」フィールドの値が正しいことを確認します。
2. 「タイプ」ビューから、「タイプ」 > 「作成」を選択します。「タイプの作成」 ダイアログ ボックスが表示されます。
このダイアログボックスのすべてのフィールドとノードの詳細については、タイプの作成を参照してください。
* 
この手順では、セグメント タイプの設定に必要なタイプ プロパティのみ取り上げます。
3. 「名前」 フィールドで、セグメント (ドキュメント) タイプのドメイン名を入力します。この例では、"要件ドキュメント" という名前を使用します。
4. 「属性」 ノードを選択して、次の内容を定義します。
「ワークフローの表示」を有効にして、「フェーズフィールド」が「-none-」に設定されていることを確認します。
「ツリーがコピーされる可能性がある」「ブランチされる可能性がある」、および「ラベルが適用される可能性がある」を有効にします。これらのオプションの詳細については、タイプ属性の構成を参照してください。
「カスタムイメージの使用」を有効にして、セグメントのアイコンとして使用するイメージを指定します。
必要に応じて 「説明」に説明文を入力します。
必要に応じて、セグメントタイプのドキュメントバージョン管理を許可できます。このドキュメントバージョン管理を許可するには、「バージョンが存在する可能性がある」を有効にします。
ドキュメントバージョン管理の詳細については、ドキュメントバージョンを参照してください。
5. 「プロパティ」 ノードを選択して、次の 2 つの (推奨) プロパティを定義します。
MKS.RQ.Domain
ドメインのとして「要件」と入力します。このプロパティをセグメントの共有カテゴリの値と組み合わせて使用すると、「ドキュメントの作成」 ダイアログ ボックスの値を定義できます。
詳細については、PTC eSupport Portal でアーティクル CS122709 を参照してください。
MKS.RQ.item.editissue.title
として「{Summary} のプロパティ」と入力します。このプロパティによって、ドキュメントプロパティアイテムの編集ダイアログボックスに有意なタイトルが指定されます。
6. 「表示フィールド」 ノードと次のフィールドを選択します。
プロジェクト
サマリー
状態
共有添付ファイル
共有テキスト
7. 「ドキュメントモデル」ノードを選択して、次のオプションを定義します。
役割を「セグメント」として指定します。このフィールドを設定すると、この役割に必要な他の組み込みフィールドが選択リストに追加されます。
さらに、特定のメニューでこのドキュメントタイプを非表示にする 2 つのチェックボックスには、「ドキュメントの作成」メニューで非表示にしますおよび「新しいドキュメントに挿入」「新しいドキュメントに含める」メニューで非表示にしますと表示されます。デフォルトではどちらのチェックボックスも選択されていません。チェックボックスの一方または両方を選択するのは、対応するメニューおよび関連するダイアログボックスでそのタイプを非表示にする場合のみにしてください。
* 
タイプの非表示は、Windchill RV&S の GUI と Web インタフェースのみに影響します。CLI および API では引き続き非表示のアイテムも作成できます。
セグメントの設定時に、ノードタイプとして、手順 5: ノードタイプの作成で作成した「Requirement」を指定します。
8. 次の重要な編集を含むフィールドを指定します。
* 
このリストは、どの編集がセグメントの「入力リビジョン日付」に影響するかを制御します (「重要な編集日付」にも影響します)。
共有添付ファイル
共有テキスト
* 
「共有カテゴリ」「構成要素」および「構成元」フィールドが「重要な編集を含むフィールド」リストに表示されない可能性があります。ただし、これらのフィールドは常に重要として扱われます。
9. 「レポートの印刷」では、ユーザーがこのタイプのドキュメントを Windchill RV&S で印刷するときに出力形式として使用される形式を選択します。ドキュメント全体を印刷するためのレポートを設計できます。すべての管理レポートをドキュメントの印刷用に使用できます。詳細については、PTC eSupport Portal でアーティクル CS229164 を参照してください。
10. このアイテムタイプを使ってコンテンツの順序を変更またはグルーピングする場合は、「グループドキュメント」チェックボックスを選択します。グループ ドキュメントでは、意味を持つコンテンツを作成したり編集することができません。
たとえば、テストグループを使用して、テスト実行のテストケースを収集することができます。テストは、機能またはアーキテクチャの構造に基づいてテストスイートで作成して、検証する要件にリンクすることができます。このようにテストをグループ化すると、作成者がテスト カバレッジを確認しやすくなります。テスト環境によっては、テスト スイートのすべてのテストを同時に実行しない場合もあります。テスト グループを使用すると、固有のテスタとスクリプトを指定して、環境ごとにテスト ケースのサブセットを編成することができます。テスト管理におけるグループ化のその他の使用例については、以下の URL で PTC eSupport Portal を参照してください。
https://www.ptc.com/en/support
11. 「デフォルトの参照モード」「再利用」または「共有」に設定します。この設定は、コピーされるコンテンツがこのタイプのドキュメントにどのようにコピーまたはブランチされるかを制御します。典型的なデフォルト モードは「再利用」です。
12. 「コピーフィールド」ノードを選択して、次のフィールドとその他の任意の関連フィールドをリストに追加します。次のフィールドは、ドキュメントアイテムがコピー / ブランチされるか、関連アイテムが作成されると、デフォルトでコピーされます。
サマリー
共有テキスト
共有添付ファイル
共有カテゴリ
表示または編集が可能なフィールドはどれでも追加、および削除することでデフォルトのフィールドを上書きできます。
13. 「ワークフロー」ノードを選択して、次の状態の移行を定義し、全ユーザーが使用できるようにします。
未指定 --> オープン
オープン --> オープン
14. セグメントタイプに必要な追加のタイプ属性を定義します (プレゼンテーションテンプレートなど)。タイプ属性オプションについては、タイプに関するドキュメンテーションに説明されています。
15. セグメント タイプのプロパティの作成が完了したら、「OK」 をクリックします。新しいセグメント タイプが の 「タイプ」リストに表示されます。
16. 作成したばかりの既存の「Requirement Document」セグメントタイプを編集します。「タイプの編集」 ダイアログ ボックスが表示されます。
17. 「制約」 ノードを選択して 「作成」 をクリックし、次の項目を選択します。
「基本的」「制約法」として選択
「共有カテゴリ」「制約付きのフィールド」として選択
「ドキュメント」「許可される値」 として選択
「OK」 をクリックします。
18. 「フィールドの上書き」 ノードを選択して、「共有カテゴリ」 フィールドを編集します。
19. 「デフォルト値の上書き」 を選択して、「ドキュメント」「値」 として選択します。このドメインでコンテンツを作成すると、「ドキュメント」 が初期のデフォルトカテゴリになります。
20. セグメント タイプのプロパティの設定が完了したら、「OK」 をクリックします。
手順 7: ノード タイプの制約の更新
1. 手順 5: ノードタイプの作成で作成した既存の要件ノードタイプを編集します。「タイプの編集」 ダイアログ ボックスが表示されます。
2. 「制約」 ノードを選択して 「作成」 をクリックし、次の項目を選択します。
「フィールドの関連」「制約法」として選択
「参照アイテム タイプ」「フィールド」 (「ソースのフィールドおよび値」 の下) として選択
「要件ドキュメント」「値」 (「ソースのフィールドおよび値」 の下) として選択
「カテゴリ」「制約付きのフィールド」として選択
「ドキュメント」「許可される値」 (「値の制約」 の下) として選択
3. ノードの制約の更新が完了したら、「OK」 をクリックします。
手順 8: 新しい有効なタイプを追加するように「参照先」フィールドを更新して異種ドキュメントをサポート
1. 「フィールド」ビューを使用して、「参照」フィールドを編集します。「フィールドの編集」 ダイアログ ボックスが表示されます。
2. 「タイプ」で、新しいノードタイプを選択します。この場合、「Requirement」を選択します。
3. 「使用可能なタイプ」のリストから正しいセグメントタイプを選択します。たとえば、「Requirement Document」を選択し、矢印を使って「許可されるセグメントタイプ」セクションに移動します。
4. 変更を保存します。
手順 9: Windchill RV&S でのドキュメント タイプ構成のテスト
Windchill RV&S Administration Client でドキュメント タイプの設定が完了したら、Windchill RV&S の 「ドキュメント」ビューを使用してドキュメントを作成することによってこのタイプをテストできます。
1. Windchill RV&S Administration Client でプロジェクトを作成します。
プロジェクトの作成の詳細については、ワークフローとドキュメントプロジェクトの作成を参照してください。
2. 「ドキュメント」ビューで「ドキュメント」 > 「作成」 > 「新規作成」を選択します。
3. 作成するドキュメントに対して、先ほど作成したプロジェクトを選択します。
4. 「短い名前」フィールドに、ドキュメントの名前を入力します。
5. ドキュメントのプロパティを必要に応じて編集します。
Windchill RV&S Client でのドキュメントの使用については、ユーザー向けドキュメンテーションのドキュメントに関するトピックを参照してください。
6. 変更を保存します。作成したドキュメントが、仮想行を 1 つ含んだ「ドキュメント」ビューに表示されます。