結果の形式
GUI または CLI を使用して監査ログを表示できます。監査ログの構成および表示のためのアクセスは、
mks:im および
mks:si ACL の
AdminServer 権限を使用して制御されます。ACL の設定の詳細については、
コンフィギュレーション管理の ACL の制御の作成を参照してください。
結果は、「監査ログ」 ダイアログ ボックスの列に表示されます。
デフォルトでは、すべてのグローバル コンポーネント (is、im、si) に対して監査は false に設定されています。mksis.auditor プロパティを構成して、システムに必要な監査のレベルを設定できます。この項では、どのように特定のカテゴリを汎用的なグローバル設定に優先して使用できるかを示す例を示します。
• すべてのワークフローとドキュメントの操作を監査するには、汎用コンポーネント カテゴリを true に設定します。
mksis.auditor.im=true
• ワークフローとドキュメントの管理操作のみを監査するには、im.admin カテゴリを true に設定します (デフォルト設定である mksis.auditor.im=false には変更は不要です)。
mksis.auditor.im=false
ksis.auditor.im.admin=true
• 管理操作を除き、すべてのワークフローとドキュメントの操作を監査するには、グローバルな im カテゴリを true に設定し、より具体的な server カテゴリを false に設定します。
mksis.auditor.im=true
mksis.auditor.im.admin=false
• ワークフローとドキュメントの変更パッケージ削除操作のみを監査する場合は、次のように設定します (デフォルト設定である mksis.auditor.im=false を変更する必要はありません)。
mksis.auditor.im=false
ksis.auditor.im.changePackage.deletecp=true
• 変更パッケージ操作を除く、ワークフローとドキュメント (im) のすべての操作を監査し、変更パッケージの削除操作についての情報を含めるには、次のように設定します。
mksis.auditor.im=true
ksis.auditor.im.changePackage=false
ksis.auditor.im.changePackage.deletecp=true
プロパティ構文の追加例は、is.properties ファイルで提供されます。
監査ログを設定する場合の考慮事項は次のとおりです。
• 監査ログは、Windchill RV&S Server の インストールディレクトリ/config/properties/is.properties ファイルで手動で構成されます。結果の監査ログは、Windchill RV&S Administration Client または CLI を使用して表示できます。
• カスタマイズが可能な監査の制御を提供するために、カテゴリは独立した階層にまとめられ、個別の Windchill RV&S Server コンポーネントが各カテゴリのルートとなります (im、si、is)。
• サーバーの利用状況のパターンおよび監査の構成によっては、多量のデータが生成され、監査ログ ファイルに書き込まれる可能性があります。
• Windchill RV&S Server では、プロパティ ファイルを使用して開始される読み取りイベントまたは構成の変更の記録は取り込まれません。
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監査ログを「真」に設定すると、im diag または si diag コマンドを次のオプションとともに使用して、監査ログを動的に有効または無効にすることができます。
• --diag=switchauditlog --param=on
• --diag=switchauditlog --param=off
たとえば、監査ログを無効にするには、次のコマンドを使用できます。
• im diag --diag=switchauditlog --param=off
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