ユーザーヘルプ > サンドボックスでの個人用ワークスペースの管理 > サンドボックス詳細の表示
  
サンドボックス詳細の表示
CLI EQUIVALENT 
si sandboxinfo
サンドボックスの詳細情報を表示するには、「サンドボックス」 > 「ビュー」 > 「情報の表示」を選択します。「サンドボックス情報」 ビューが表示されます。
「標準」タブには、次の一般的なサンドボックス情報が表示されます。
「サンドボックス名」 は、サンドボックスのパスと名前です。
選択したプロジェクトが保留中のサブプロジェクト、保留中のサブプロジェクト操作を持つサブプロジェクト、または保留中のサブプロジェクト内にあるサブプロジェクトである場合は、保留中の情報が表示されます。
「プロジェクト名」 は、マスタ プロジェクトのパスと名前です。
「リポジトリの場所」は、ソース プロジェクトの標準化されたパスと名前です。共有および移動されたサブプロジェクトの場合、これは共有または移動されたサブプロジェクトの取得元であるプロジェクトのパスと名前になります。
* 
「リポジトリの場所」情報は、「共有元」情報を置き換えます。
「サーバー」は、マスタプロジェクトが存在する Windchill RV&S Server 名とポート番号です。
開発パス情報
以下の情報が表示されます。
「開発パス」には、開発パスのタイプと名前が表示されます。開発パスのタイプには、「拡張可能な開発パス」「フル開発パス」「ビルドとして設定されたサブプロジェクトでの開発パス」があります。詳細については、開発パスの作成を参照してください。
「ライブ構成」オプションには、開発パスの作成時に指定されたこのオプションの設定内容が表示されます。
「既存の開発パス」オプションには、開発パスの作成時に指定されたこのオプションの設定内容が表示されます。
「構成パス」 には、プロジェクトの構成パスが表示されます。パスには、次のキーワードが表示される可能性があります。
# は、正しい形式のプロジェクト ツリー内のプロジェクトまたはサブプロジェクトを指定します。
#p は、project.pj. で終わらないプロジェクトを指定します。
#n は、標準のプロジェクトを指定します。
#s は、正しい形式ではないプロジェクト ツリー内のサブプロジェクトを指定します。
#d は、開発パス名を指定します。
#b は、プロジェクト チェックポイントの番号、ラベル、またはプロジェクトのシンボリック チェックポイントを指定します。
制約のあるプロジェクトの場合、「制限」「真」が表示され、制約のないプロジェクトの場合は「偽」が表示されます。
「次による制約:」には、プロジェクトに制約を設定したユーザーの名前が表示されます。このフィールドは、「制限」「真」の場合のみ表示されます。
このサブプロジェクトに対して拡張パスを拡張できる場合は「拡張可能」「真」が表示され、拡張可能な開発パスの作成時にこのサブプロジェクトが明示的にビルドサブプロジェクトとして構成された場合は「偽」が表示されます。このフィールドは、ビルドサブプロジェクトの場合のみ表示されます。拡張可能な開発パスについては、拡張可能な開発パスの拡張を参照してください。
「メンバー」は、サンドボックスのメンバー数です。
「サブサンドボックス」 は、サンドボックス内のサブサンドボックス数です。
「スパース」 の設定は、選択したサンドボックスがスパース サンドボックスであるかどうかを決定します。
「スコープ」は、(指定されている場合) 現在のサンドボックスのスコープ定義を表示し、スコープの変更を可能にします。サンドボックスのスコープはサンドボックスに含まれるサブプロジェクトやメンバーを定義します。サンドボックスを作成すると、サンドボックスのスコープにより、特定のサブプロジェクトやメンバーが Windchill RV&SServer からサンドボックスディレクトリに転送されます。「サンドボックス」ビューに表示されるサブプロジェクトやメンバーも、サンドボックスのスコープによって制御されます。
サンドボックス スコープ定義を変更するには、最上位のサンドボックスのサンドボックス情報を表示していることを確認して、「スコープの変更」をクリックします。
スコープ定義の変更内容は、自動的に「サンドボックス」ビューに反映されます。スコープ外のサブプロジェクトは、対応するフォルダがディスク上に存在しない場合、ビューでは自動的に非表示になります。スコープ定義に一致しなくなったサンドボックスのワーク ファイルを持つメンバーは、デルタを表示しますが、そのサンドボックスにとどまります。これらのメンバーのいずれかを選択すると、ワークファイルが存在し、そのメンバーがサンドボックスのスコープに一致していないことが示されます。再同期操作を実行して、スコープ外のメンバーとサブプロジェクトをサンドボックスから削除します。詳細については、サンドボックス スコープの指定を参照してください。
* 
si createsandboxコマンドを使用すると、論理 AND 演算子または論理 OR 演算子を使用して、より複雑なサンドボックスメンバーのスコープ定義を作成して編集できます。ただしこの定義は、GUI から編集できないことがあります。複雑なメンバーのスコープ定義を GUI で編集しようとすると、Windchill RV&Sはその定義を GUI が表示可能なものに切り捨てます。si configuresandbox -g/guiコマンドを使用して複雑なメンバーのスコープの定義を編集しようとすると、メンバーのスコープ定義の編集を選択したので GUI が表示できないすべてのオプションが削除されるという警告メッセージが Windchill RV&S によって表示されます。
「ラインターミネータ」の設定は、Windchill RV&S によってテキストの行の末尾として認識される ASCII 文字の種類を指定します。「native」(または自動、デフォルト設定)、「lf」(またはラインフィード、主に Linux アプリケーション用)、「cr」、または「crlf」のいずれかになります。
「プロジェクトの説明」 は、マスタ プロジェクトの説明です。
「最後のチェックポイント」 には、マスタ プロジェクトの最後のチェックポイントに関するリビジョン番号、日時、および簡単な説明が表示されます。このダイアログ ボックスでは、既存のチェックポイントの説明は変更できませんが、コメントを追加することはできます。その場合は、「チェックポイントの説明」 フィールドの現在の情報の下に補足情報を入力します。
* 
-g オプションを指定して CLI コマンド si appendcheckpointdesc を実行すると、「チェックポイントの説明の追加」ダイアログボックスが表示されます。
「プロジェクト属性」タブには、プロジェクト全体にわたって適用される属性が表示されます。属性は、次の形式のいずれかに従います。
変数
変数=
「サンドボックス属性」 タブには、ユーザーのワークスペースに適用される属性が表示されます。サンドボックスの属性を変更できます。属性は、次の形式のいずれかに従います。
変数
変数=
「関連付けられたアイテム」 タブには、プロジェクトに関連付けられているWindchill RV&S アイテムの ID、タイプ、およびサマリーが表示されます。表示する権限を持っているアイテム タイプだけが表示されます。関連付けられているアイテムを右クリックすると、そのアイテムを表示または編集できます。