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メンバーのマージ
ブランチを作成することで、個々のメンバーの履歴内でメインラインから分岐して、新しいリビジョンパスが作成されます。その後で、これらのリビジョンをメインライン上のメンバーリビジョンとマージできます。マージを実行すると、変更が新しいリビジョン (通常はヘッドリビジョン) にマージされます。
ブランチのマージ コマンドでは、ブランチの内容全体が 1 つのリビジョンにマージされます。マージされた変更は Windchill RV&S で追跡されるため、次にブランチ マージ操作が実行されても、ブランチで発生したリビジョンが後で再度マージされることはありません。以降のブランチ マージ操作では、前回のマージ操作より後の変更だけがマージされます。
マージ操作は、GUI および CLI だけで実行できます。
マージされるリビジョンの両方で、共通の行セグメントに変更が加えられている場合は、マージの競合が発生します。Windchill RV&S には、視覚的な 2 者間または 3 者間差異ツールとマージ ツールが用意されています。操作に応じて、マージ実行時に Visual Difference ツールと Visual Merge ツールが起動され、解決の必要な競合が自動的に強調表示されます。Windchill RV&S では、Araxis や Beyond Compare などのサード パーティ製マージ ツールおよび差異ツールもサポートされています。
マージ操作の結果として競合が報告されなかった場合でも、マージ結果に矛盾が生じている可能性があります。これを検出できるのは、変更のコンテキストを把握しているユーザーだけです。このため、マージを実行したときは、マージされた結果を調査し、テストしてからリポジトリにチェックインすることをお勧めします。
GUI でブランチされたメンバーをマージするには
ブランチの結合のオプション