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アイテムのバッチ編集
バッチ編集では、選択した複数のアイテムに存在するフィールドを同時に編集できます。たとえば、複数のアイテムの担当グループを、Development から QA に変更できます。
単一値フィールド (プロジェクト フィールドなど) では、バッチ編集によって、フィールドの元の内容が新しい内容に置換されます。
複数値フィールド (選択、ユーザー、グループ、アイテムに結び付けられた選択肢 (IBPL)、関連フィールドなど) では、次の操作を実行できます。
すべての既存のフィールド値を新しいフィールド値に置換する
新しいフィールド値を追加する
既存のフィールド値を削除する
前提条件
アイテムをバッチ編集する前に、次の権限があることを確認してください。
アイテム タイプと関連フィールドを編集する権限。
「担当ユーザー」または 「担当グループ」フィールドをバッチ編集する場合は、選択元のユーザーまたはグループの一覧が、一覧表示されたプロジェクトに共通して許可されているユーザーおよびグループに限定されます。
「プロジェクト」 フィールドをバッチ編集する場合は、新しいプロジェクトに対して 「担当ユーザー」 が権限を持っていることを確認してください。そうでないと、このユーザーはアイテムを編集できなくなります。
重要な考慮事項
GUI では、複数のアイテムに関連アイテムと添付ファイルを追加できます。
フィールドの元の内容を新しい内容に置換し、そのフィールドに対して管理者がログを有効にしている場合、元の内容に新しい内容が追加されます。
状態を変更するためにアイテムをバッチ編集する場合は、まず、状態の変更が可能な必須フィールドをバッチ編集する必要があります。たとえば、「根本原因」が、状態をAccept からSchedule に変更するための必須フィールドである場合は、状態をバッチ編集する前にこのフィールドをバッチ編集する必要があります。
電子署名を必要とするアイテムの変更がバッチ編集で行われると、バッチ編集が失敗します。
アイテムをバッチ編集する際に、複数のユーザーがアイテムに情報を追加したり、互いの編集に影響しない変更を加えたり、互いに競合する値を選択したりする可能性があります。編集時の競合の解決の詳細については、アイテムの編集時における競合の解決を参照してください。
ユーザー、グループ、プロジェクト、選択肢の各フィールドには、非アクティブな値を選択できません。選択した値が非アクティブとなり、アイテム編集中にそのフィールドが処理されなかった場合は、非アクティブな値が残ったままとなります。非アクティブな値を含んだフィールドを変更する場合は、その値をアクティブな値に変更する必要があります。
次の操作はバッチ編集で実行できません。
添付ファイルの削除
ソース リンクまたはソース トレースの追加または削除
サーバーに対して mksis.im.preValidateConstrainedPickFieldValuesInBatchEdit プロパティが有効になっている場合、クライアントの GUI で、以下に示す重要事項を考慮する必要があります。
一括編集で、IBPL 制約が設定された IBPL フィールドだけを選択した場合、サーバーによってすべての制約値が事前に検証され、IBPL フィールドの正しい値が表示されます。
一括編集で、異なる制約が設定された複数のフィールドを選択した場合、それらのフィールドに共通する制約値が表示されます。
mksis.im.preValidateConstrainedPickFieldValuesInBatchEdit プロパティの詳細については、データベースに格納されるワークフローとドキュメントのプロパティを参照してください。
複数のアイテムをバッチ編集するには