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クライアント側での挿入操作の再同期に関する前提条件と規則
前提条件
情報の競合アイコン が表示されているノードを解決するメカニズムは用意されていません。これは、何も解決する必要がないためです。このタイプの競合に関連するメッセージは、単なる通知メッセージにすぎません。
情報の競合アイコン が表示されているノードの場合、移動、編集、削除を行うことができます。
情報の競合アイコン が表示されているノードが存在するドキュメントに対して 2 回目の再同期を実行すると、この競合がこのノードの唯一の競合である場合、情報の競合アイコンが表示されなくなります。
競合のナビゲーションアイコン が表示されているノード自体には、実際の競合は存在しません。そのため、このアイコンが表示されているノードをクリックしても、競合が存在するアイテムのヘッダーや編集可能なアイテムのプレビューは表示されません。
規則
サーバー側で変更が行われたことが原因で、挿入されたノードの親ノード、以前の兄弟ノード、またはドキュメントルートのパスが変更された場合は、挿入されたノードに情報の競合アイコン が表示されます。
情報の競合アイコン が表示されているノードに、編集の競合アイコン も表示される場合があります。たとえば、クライアント側でノードを挿入しても、そのノードはサーバー側ではまだ存在していません。その場合、編集の競合アイコンが行ヘッダーに表示されます。両方の競合タイプについて、情報メッセージがアイテムヘッダーに表示されます。
移動操作と同様に、挿入操作の場合も、最後に挿入されたノードが優先されます。たとえば、クライアント側でノード B の下にノード A を挿入し、サーバー側でノード B の下にノード C を挿入した場合、再同期後のノードの順序は B、A、C になります。これは、ノード B に対するノード A の位置を基準として考えた場合、ノード B の下のノード A が最後に作成されたノードになるためです。
挿入されたノードの親ノードをサーバー側で削除しても、挿入された新しいノードは削除されません。この挿入されたノードは、次の上位レベルの子ノードとして表示されます。
挿入されたノードの兄弟ノードをサーバー側で削除すると、挿入された新しいノードは次の有効な兄弟ノードを探し、その兄弟ノードの下に挿入されます。